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ヴィーガンレザーとレザーの違い|JIS規定・職人や業界目線の本音まで解説

ヴィーガンレザーとレザーの違い

レザー・革・本革・天然皮革は同じものを指しています。このブログでは引用箇所などを除き、大部分を「レザー」という表現で統一しています。

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「ヴィーガンレザー」という言葉を、最近よく見かけるようになりました。財布やバッグの商品ページ、アパレルブランドの紹介文、SNSの投稿など、目にする機会は年々増えています。

ただ、この言葉が指しているものについて、正確に理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。「動物を使っていないレザー」という響きから、なんとなく本物のレザーの一種のようなイメージを持っている人も多いかもしれません。

実際のところ、ヴィーガンレザーとレザーは、素材としての成り立ちがまったく異なるものです。そして、この違いを巡っては、業界の内外でさまざまな反応や議論が起きています。使い手の立場から見た評価、作り手の立場から見た評価、さらには2024年に制定されたJIS規定を巡る動きまで、知っておくと素材選びの視点が変わるようなトピックがいくつもあります。

このブログでは、ヴィーガンレザーとレザーが具体的に何が違うのかという基本的な部分から、それぞれの立場から見えてくる本音、そして今後どういう展開が考えられるのかまで、できるだけ整理してお伝えしていきます。

記事のポイント
  • ヴィーガンレザーはレザーではない
  • 使い手・作り手双方に本音あり
  • 表記が「使えなくなる」と一時混乱

ヴィーガンレザーとレザーの違い

・最大の違い|ヴィーガンレザーは本物のレザーではない
・使い手目線|レザーを愛好する人から嫌われる理由
・作り手目線|レザーを愛好する人から嫌われる理由
・ヴィーガンレザーならではのメリットもある
・JIS規定「もう使えなくなる」的なニュアンスで煽った?
・今後の展開は?ヴィーガンレザレットなる名称も登場
まとめ|ヴィーガンレザーとレザーの違い
最大の違い|ヴィーガンレザーは本物のレザーではない

最大の違い|ヴィーガンレザーは本物のレザーではないヴィーガンレザーという言葉を目にする機会が増えましたが、これはレザーそのものではありません。まずはこの一点を、はっきりさせておきたいと思います。

ヴィーガンレザーとは、動物由来の皮を使わずに作られた、レザーのような素材のことです。動物の皮を使わず、レザーに似せて作られた素材という意味では、合成皮革や人工皮革と呼ばれてきたものと基本的には同じ系統に属します。その製造過程で、リンゴの果皮やサボテンなどの植物由来成分を加えて作られたものを、特にヴィーガンレザーと呼んでいます。

構造から見る違い

両者の違いを最も端的に表すなら、ヴィーガンレザーは本物のレザーではない、ということに尽きます。従来の合成皮革と同じく、ヴィーガンレザーは「生地」というカテゴリーに分類される素材です。

具体的には、基布と呼ばれるベースの生地に、PUやPVCといった樹脂をコーティングし、レザーのような表面を作り出しています。パイナップルやサボテン、キノコ菌糸体といった植物由来の原料を使う場合も、多くは不織布などの基材と組み合わせて、シート状の生地に加工されるという点は変わりません。

一方でレザーは、皮革という独立したカテゴリーに属します。鞣しという、動物の皮を加工する専門工程を経て作られるため、製法そのものが根本的に異なります。皮革は鞣しの段階で、生物が分解できる部分をすべて除去するため腐ることがなく、鞣す前の皮とは似ても似つかない別のものへと変化します。動物が生きていた当時の名残として残るのは、わずかなスジやキズ程度です。

動物の犠牲を避けられるという価値

ヴィーガンレザーが選ばれる理由として大きいのが、動物の殺生に関与せずに済むという点です。

ヴィーガン、つまり動物性製品を避ける生き方を実践する人にとって、これは食生活だけでなくファッションにも及ぶ、動物を犠牲にしない選択の一つです。宗教的な理由からレザー製品を避けたいと考える人にも、ヴィーガンレザーは選ばれています。

新規性という、もうひとつの差

構造や理念だけでなく、消費者が両者に感じている大きな差として、新規性の有無も挙げられます。

レザーは長い歴史を持つ伝統素材であり、そこには安定感や信頼感があります。ただし裏を返せば、目新しさはほとんどありません。対してヴィーガンレザー、なかでもアップルレザーやパイナップルレザー、キノコ由来のもの、サボテンレザーなどは、近年登場した比較的新しい技術です。そのため、サステナブルな技術革新という、これまでにないストーリー性を持ち合わせています。

こうした新しさは、実際のマーケティングでもよく使われる訴求ポイントです。素材そのものの機能面よりも、「この素材を選んでいる自分」というブランディングに価値を感じる人もいます。

つまり消費者の心理としては、機能的な差そのものよりも、新しさやストーリー性、自己表現といった意味的・情緒的な差によって選ばれている側面が大きい、と言えそうです。

使い手目線|レザーを愛好する人から嫌われる理由

使い手目線|レザーを愛好する人から嫌われる理由ここでは、レザーを長く愛用してきた人たちが、なぜヴィーガンレザーに対して否定的な感情を抱きやすいのかを、財布やバッグ、靴などを使う立場から見ていきます。

まず大きいのが、経年変化を楽しめないという点です。レザーは使い込むほどに色艶が増し、傷やシワさえも味わいに変わっていきます。この変化こそが、レザーを愛用する人にとって最大の醍醐味だと言えるでしょう。一方でヴィーガンレザーは、時間の経過とともに味が出るのではなく、ひび割れや剥がれ、加水分解によるベタつきといった、単純な劣化が起こります。両者は経年による変化という同じ言葉で語られがちですが、実際には性質がまったく異なるため、「同じ土俵で比較できるものではない」という不満につながりやすいのです。

次に挙げられるのが、本物であることへの信頼や、工芸への敬意という観点です。レザーには、鞣し職人の技術や、イタリアのトスカーナといった産地の背景、ブランドが積み重ねてきた伝統など、素材そのもの以上のストーリーが込められています。レザーを評価するということは、こうした職人技や背景まで含めて評価するということでもあります。一方でヴィーガンレザーには、どうしても工業製品的なイメージがつきまとい、工芸品としての重みに欠けると感じる人が少なくありません。

さらに、ヴィーガンという言葉が持つ文脈そのものに、反発を覚える人もいます。ここで反発の対象になっているのは、素材そのものというより、ヴィーガンレザーという名称やマーケティングに滲む、動物性製品への暗黙の批判や、道徳的な優位性を感じさせるニュアンスです。「動物素材は悪である」という一部の論調に対する防御反応として、ヴィーガンレザーという存在そのものを嫌う心理が働いている場合もあるのでしょう。

最後に、環境への訴求に対する懐疑も見逃せません。PUやPVCを使ったヴィーガンレザーは、結局のところ石油由来のプラスチックです。「環境に優しい」という打ち出し方をしながら、実態は石油製品であるという矛盾を、レザーを愛用する人たちはしばしば指摘します。

このように、レザー愛好家がヴィーガンレザーに対して抱く感情は、単なる好みの違いというより、素材との向き合い方や価値観の違いから来ているように思います。

作り手目線|レザーを愛好する人から嫌われる理由

作り手目線|レザーを愛好する人から嫌われる理由前の見出しでは、使い手の立場からヴィーガンレザーが敬遠される理由を見てきましたが、ここでは視点を変えて、レザー製品を作る側の目線から解説します。

僕自身、服飾専門学校の工芸課程に在学していたり、アパレル企業で働いていたりした経験があるのですが、そこで感じたことの一つに、こんなことがあります。靴やバッグ、財布、手袋などを作る会社で働く人、なかでもレザーを素材として扱う会社で働く人と話してみると、そのアイテムのカテゴリー自体が好きというより、「レザーという素材が好きだから、靴作りの会社で働いている」「鞄作りの会社で働いている」という人が、思いのほか多いのです。

つまり、靴やバッグといったアイテムのカテゴリーは、彼らにとって「その素材の可能性を表現する手段」でしかないという感覚に近く、レザー至上主義とも呼べるような価値観を持つ人も少なくありません。レザーでものづくりをすることを指して「レザークラフト」と呼ぶこともありますが、これはまさに、レザーという素材があってこそ成立するジャンルです。

こうした人たちからすれば、ヴィーガンレザーという、本来はレザーではないものが本物のレザーのような演出をされていたり、「リンゴの皮から作られている」といった誤解を招きやすい情報が流れていたり(実際には、りんご由来成分は多くても50%程度しか使われていません)、一部のマーケティングによって「レザーは環境に悪いものだ」という間違った情報で悪者にされたりする状況を見れば、嫌悪感を抱くのも無理はないことです。

誤った情報への嫌悪感について

この嫌悪感を整理すると、大きく3つの問題が絡み合っています。

一つ目は、演出の問題です。ヴィーガンレザーが「本物のレザーに似せる」ことを目的にしている時点で、レザーを基準やゴールとして扱っていることになります。これはレザーを愛用する人からすると、本家をコピーしておきながら、その本家を否定するという矛盾に見えてしまいます。

二つ目は、誇大表示の問題です。アップルレザーと表記されていても実際には植物由来成分は半分程度で、残りはポリウレタンなどの合成樹脂であることが多いのですが、こうした実態は「エコ」「サステナブル」という言葉によって覆い隠されがちです。素材を専門的に扱ってきた人ほど、成分表示や製法を知っているからこそ、こうした誇張を見抜いてしまい、不誠実だと感じやすいのです。

三つ目は、レザーは環境に悪いという単純化の問題です。実際には、鞣し方法の違いや、畜産の副産物としてのレザーの位置づけなど、議論はもっと複雑なはずです。それを「レザーは悪である」という単純なラベリングで片付けられてしまうことに、専門家ほど強い違和感を持つのも理解できます。

こうした反発は、単なる消費者としての嫌悪感とは少し質が異なるように思います。趣味や嗜好の話というより、自分が長年向き合ってきた素材の価値や事実が誤情報によって歪められている、という職業倫理や専門家としての意識からくる反発だと捉えたほうが、実態に近いのかもしれません。

ヴィーガンレザーならではのメリットもある
ヴィーガンレザーならではのメリットもある

アップルレザーブランド LOVST TOKYOより

ここまでは、レザーとの比較においてヴィーガンレザーが「劣る」とされがちな点や、レザー愛好家から敬遠される理由を中心に見てきました。しかし、ヴィーガンレザーにはこの素材ならではの積極的なメリットもあります。ここで改めて整理しておきたいと思います。

まず挙げられるのが、お手入れの簡単さです。撥水性の高いものが多く、雨や水濡れをそこまで気にする必要がありません。レザーのような定期的なクリームやオイルでの保湿・メンテナンスも基本的に不要で、汚れがついても布で拭くだけで落ちやすいという扱いやすさがあります。

軽さも見逃せない特徴です。レザーに比べて薄く軽量な製品を作りやすいため、バッグなどは持ち運びの負担が少なくなります。特に大容量のリュックやトートバッグでは、この軽さの恩恵が大きく効いてきます。

デザイン面では、カラーの自由度の高さが強みです。合成素材はビビッドな色合いや、艶感・マット感といった質感のコントロールを自在に行えるため、ファッション性の高いデザインを実現しやすくなっています。

また、品質が均一であることもメリットの一つです。レザーはキズやシワ、色ムラ、部位による厚みや硬さの違いといった個体差があるため、同じ製品であっても1点ごとに表情が異なります。一方でヴィーガンレザーは工業製品として均質に生産できるため、「同じ商品を買ったのに仕上がりが違う」といった不満が起きにくいという特徴があります。

こうして整理すると、ヴィーガンレザーの強みは、メンテナンスの手軽さ、カラーの自由度、品質の均一性といった、いわば工業製品としての強さに集約されると言えるでしょう。

レザーが経年変化を楽しみながら育てていく道具だとすれば、ヴィーガンレザーは、買った時の状態を保ちながら気軽に使い倒せる道具です。両者はそもそも目指している価値の方向性が違うものだと捉えると、それぞれの強みがすっきり整理できるのではないでしょうか。

JIS規定「もう使えなくなる」的なニュアンスで煽った?

JIS規定|「もう使えなくなる」的なニュアンスで煽った?ここまで、レザーとヴィーガンレザーの違いや、それぞれの立場から見た評価を見てきました。ここからは少し角度を変えて、2024年に話題になったJIS規定の見直しについて触れておきたいと思います。

2024年、革材料店のホームページや一部のネットニュースで、ある発表が話題になりました。繊維製品の品質試験・検査を行う日本の公的試験機関「ボーケン」の公式サイトにも、以下のような内容が掲載されています。

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「革」「レザー」の定義が新しくなりました!~「JIS K 6541:2024 革(レザー)―用語」の制定~

近年、ヴィーガンレザー、フェイクレザーなど非動物性の原料を使った素材でレザーの用語が乱用され、消費者の誤解と混乱を招くことがありました。

今般、JISの用語規定が見直され「革」「レザー」と呼べる製品は「皮本来の繊維構造をほぼ保ち、腐敗しないようになめした動物の皮」に限定され、「人工的な材料の名称として使用してはならない」と定義されました。

例えば、アップルやキノコなどの素材を「〇〇革」「〇〇レザー」とは呼べません。また、革(レザー)を細かく粉砕し、シート状などに加工した再利用素材は「皮革繊維再生複合材」と名称が規定されました。基材に織物、編物、不織布や特殊不織布を用い、表面に合成樹脂などを使って革(レザー)を模倣した素材は「合成皮革・人工皮革」となります。

日本規格協会 JSA Group Webdesk (HP):JIS K 6541:2024 革(レザー)―用語

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この発表を読んで、当時の僕が最初に受けた印象は「もうアップルレザーなどの名前を表記できなくなるのか」というものでした。

しかし、これは誤りです。JIS規格そのものに、法的な強制力や罰則はありません。そもそもJISというと、ネジのサイズなど工業製品の規格というイメージが強く、「なぜ素材の呼び方まで規定するのだろう」と当時は疑問に思ったことを覚えています。JISの規定はあくまで、工業やビジネス上の共通のガイドライン、いわば「ものさし」のようなものであり、一般の人が日常会話やSNS、あるいは店頭で「ヴィーガンレザー」と表記すること自体を取り締まる法律ではありません。仮に景品表示法などによる規制が別途設けられていたなら話は違ってきますが、そうした状況にはなっていません。

ところが、レザー素材を販売する側の発表を見てみると、まるで法的な効力があり、この表記が絶対に使えなくなるかのような伝え方をしているところが、2024年の段階では少なからず見受けられました。JIS規格そのものには法的な強制力がないという肝心な部分に触れないまま、発表を終えているところが多かったためです。このブログを書いている2026年現在も、当時のままのページが残っているサイトがあります。

今回のJIS改訂は、皮革業界にとって「待ってました」と言わんばかりの出来事だったのかもしれません。しかし、都合の悪い部分には触れずに発表するという姿勢が、かえって混乱を招いてしまったように感じます。

実際には、一部でヴィーガンレザーという表記をやめる動きも見られるものの、変更しているのは自主的に対応した一部のショップにとどまり、市場全体で見ればごくわずかな範囲にすぎません。

今後の展開は?ヴィーガンレザレットなる名称も登場

今後の展開は?ヴィーガンレザレットなる名称も登場前の見出しでは、2026年現在、JIS規定の変更を受けてヴィーガンレザーという表記を変えたのは、自主的に対応した一部のショップにとどまり、市場全体で見ればごくわずかだとお伝えしました。ここでは、実際に名称を変更した事例と、そこから見えてくる今後の展開について考えてみたいと思います。

名称を変更した例として、日本のD2Cアパレルブランド「ソージュ(SOÉJU)」が挙げられます。大人の女性向けに展開するこのブランドは、公式サイトで次のように説明しています(一部抜粋)。

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ソージュは、2022年7月より自然由来の原料から作られたイタリア製合成皮革を採用した「ヴィーガンレザー」シリーズを展開して参りましたが、2024年8月より「ヴィーガンレザレット」と名称変更し、販売いたします。

「レザレット」とは、人工[模造]革、人工[模造]皮革という意味です。これは、日本産業規格(JIS)が2024年3月に規定した、「革」「レザー」用語への適合を目指したもので、採用している素材に変更はありません。

また、サステナブルな取り組みの一環であり、環境への配慮を踏まえ企画している背景にも変わりはありません。

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僕個人の感想として、「ヴィーガンレザレット」あるいは「レザレット」という名称は、センスのいい付け方だと感じました。安っぽさがなく、高級感を感じさせつつ、レザーっぽさの名残も残しているように思います。

ただ、ヴィーガンレザーという名称がすでに一般に定着した後で変更するのは、かえってややこしさを増す面もあるのではないでしょうか。というのも、「ヴィーガンレザレットはヴィーガンレザーに代わる表記です」という説明とセットで案内しなければならず、結局のところ、ヴィーガンレザーという言葉自体は消えずに残り続けることになるからです。

そもそも、日本語のようにカスタマイズ性の高い言語に対して、特定の言葉の使用に制限をかけること自体、限界があるように感じます。日本語は、外来語や造語を柔軟に取り込み、アレンジしていくことを得意とする言語です。たとえ国や業界が「レザーという言葉を使ってはいけない」という縛りを設けたとしても、それだけできれいに解決するとは考えにくいでしょう。

むしろ、新しい呼び方が乱立することで、かえってややこしくなり、消費者が混乱してしまうという、本末転倒な展開も十分に考えられます。

まとめ|ヴィーガンレザーとレザーの違い

このブログでは、ヴィーガンレザーとレザーの違いについて、構造的な違いから使い手・作り手それぞれの視点、JIS規定を巡る動き、そしてヴィーガンレザーならではのメリットまで、幅広く見てきました。最後に、ここまでの内容を簡潔に振り返ります。

– ヴィーガンレザーは動物の皮を使わない「生地」の一種であり、鞣しという専門工程を経て作られるレザーとは、そもそも成り立ちが異なる素材です
– レザーを長く愛用してきた人にとっては、経年変化を楽しめないことや、ヴィーガンという文脈への反発、環境訴求への懐疑などから、ヴィーガンレザーに否定的な感情を抱きやすい傾向があります
– レザーを作る側の視点では、ヴィーガンレザーの演出や誇大表示、レザーが環境に悪いという単純化された情報の広がりに対して、専門家としての職業倫理から来る反発が見られます
– 一方でヴィーガンレザーには、お手入れの簡単さ、軽さ、カラーの自由度、品質の均一性といった、工業製品ならではのメリットもあります
– 2024年のJIS規定の見直しによって「革」「レザー」という呼称の定義が明確になりましたが、これに法的な強制力はなく、一部で誤解を招くような伝え方も見られました
– JIS規定を受けて「ヴィーガンレザレット」のような新しい名称も登場していますが、名称の変更だけで混乱がすぐに解消されるとは限りません

ヴィーガンレザーとレザーは、優劣で語れるものではなく、それぞれ異なる価値観や目的のもとに存在する、別々の選択肢だと認識することが重要だと思います。

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