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BASEの手数料・料金は高い|比較分析&低コストかつ高品質な代替法をご紹介

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BASEでネットショップを開いてみたものの、思っていたより手元に残る金額が少ないと感じたことはないでしょうか。月額費用が無料だから、あるいは初期費用がかからないからという理由でBASEを選んだ人ほど、実際に売上が立ち始めてから、手数料の項目の多さや金額の大きさに戸惑うケースが少なくないようです。

このブログでは、そうしたBASEの手数料・料金の実態を整理したうえで、他サービスとの比較や、より低コストかつ高品質にネットショップを運営できる代替手段についてもあわせてご紹介していきます。

記事のポイント
  • BASEの料金は複雑で高い
  • STORESとの比較分析
  • 僕はWordPressへ移行

BASEの手数料・料金は高い

・BASEの手数料など料金の一覧|大幅な値上げも
・グロースプランに切り替える際の損益分岐点は?
・STORESとBASEの料金比較と損益分岐点
・WordPress×TCD|BASEからの移行におすすめ
・おすすめのTCDテーマ2選|RIKYUとHARVES
・注意点|ネットショップは作成より運用の方が難しい
まとめ|H3見出し
BASEの手数料など料金の一覧|大幅な値上げも

BASEの手数料など料金の一覧|大幅な値上げも「BASE」(ベイス)でネットショップを運営する場合、どのような手数料や固定費がかかるのか、ここで整理しておきます。BASEには「スタンダードプラン」と「グロースプラン」の2種類があり、それぞれで手数料や利用料の仕組みが異なります。

スタンダードプランの料金

スタンダードプランは月額費用が無料な一方、売れるたびに「サービス利用料」と「決済手数料」の2つが発生します。サービス利用料は売上(送料含む)の3%、決済手数料は売上(送料含む)の3.6%+40円です。

3.6%という数字だけを見ると一見安そうに感じますが、商品単価が低い場合は注意が必要です。たとえば単価を300円(税込・送料無料)とした場合、決済手数料は300円×3.6%+40円=約50.8円、サービス利用料は300円×3%=9円で、手数料の合計は約59.8円になります。これは商品単価に対して約19.9%、つまり商品単価のおよそ20%をBASEに支払う計算になります。

グロースプランの料金

グロースプランは月額費用がかかる分、決済手数料が抑えられる仕組みです。月額費用は月払いの場合19,980円(税込)、年払いだと一月あたり16,580円(税込)で、この月額費用自体がかなり高額な部類に入ります。月払いなら1年で239,760円、年払いなら198,960円が必要になる計算です。

その代わり、サービス利用料は0円になり、決済手数料も2.9%まで下がります。なお、プランを問わず、顧客がAmazon PayやPayPalを利用する場合は、両プランとも決済手数料に+1%が加算されます。

振込時にかかる手数料

売上を口座に振り込む際には、一律250円の振込手数料がかかります。ここまでは他のネットショップサービスと大きな差はないように見えますが、これとは別に事務手数料という項目も存在します。振込申請額が2万円未満の場合は500円、2万円以上の場合は0円です。

このように、BASEの料金体系は項目数が多く、整理するだけでもかなり手間がかかります。加えて、スタンダードプランの決済手数料のように%と円の表記が混在している項目もあり、全体像をつかみにくいというのが率直な印象です。

近年の値上げ

BASE 値上げさらに近年は、料金面での変更も相次いでいます。

2024年1月には、グロースプランの月額費用が約3.3倍に大幅値上げされました。改定前は月額5,980円(年払いだと一月あたり4,980円)だったため、負担はかなり大きくなったといえます。

また2025年7月1日からは、ショッピングアプリ「Pay ID」経由で商品が売れた際の「販売手数料」が新設されました。BASEでショップを作成すると、このPay IDとの連携が標準で組み込まれる仕組みになっているため、実質的に多くのショップがこの手数料の対象になります。手数料は9.5%+40円で、スタンダード・グロース両プラン共通です。

このほか、有料テーマを導入する場合は、別途5,000円台から2万円以上の費用(買い切り)も必要になります。

損益分岐点や他サービスとの比較は次の見出し以降で詳しく見ていきますが、そうした議論を抜きにしても、BASEの料金は率直に言って高いというのが実感です。

グロースプランに切り替える際の損益分岐点は?

グロースプランに切り替える際の損益分岐点は?BASEの料金体系はかなり複雑で高額でもあるため、「スタンダードプラン」と「グロースプラン」のどちらが得になるのか、損益分岐点を気にしている人も多いようです。とはいえ、正直なところ、そんなめんどくさい計算をしなければならないくらいなら、最初からもっとシンプルな料金体系のサービスを選べばいいのではとも思ってしまいます。

ここでいう損益分岐点とは、月商がいくらを超えたら、スタンダードプランよりもグロースプランの方が支払い総額が安くなるか、という金額のラインのことです。結論から言うと、商品単価1,000円のショップの場合、目安は月商約21.5万円です。

計算の根拠

商品が売れるたびに発生する手数料は、1,000円の商品の場合、スタンダードプランで106円、グロースプランで29円です。グロースプランには、これに加えて月額16,580円(年払い)〜19,980円(月払い)の固定費がかかります。

1件売れるごとの手数料差は106円-29円=77円で、グロースプランの方が1件あたり77円安くなる計算です。この77円の差が積み重なって、グロースプランの月額固定費を上回るのが何件目かを計算すると、損益分岐点が見えてきます。

年払い(月額16,580円)の場合、16,580円÷77円=約215件です。商品単価1,000円なら約215件、つまり月商にして約21.5万円を超えたところが損益分岐点になります。それより売上が少なければスタンダードプラン、多ければグロースプランの方が得ということです。

一方、月払い(月額19,980円)の場合は、19,980円÷77円=約259件となり、月商にして約25.9万円が分岐点です。年払いに比べると、分岐点はやや高くなります。

注意点

ここで紹介した「約21.5万円」という数字は、あくまで商品単価1,000円の場合の目安です。商品単価が変われば、分岐点も変わります。単価が低いほど、スタンダードプランの決済手数料に含まれる固定40円分の負担が相対的に大きくなるため分岐点は下がり、逆に単価が高いほど分岐点は上がります。自分のショップの商品単価に当てはめて、目安として参考にしてみてください。

STORESとBASEの料金比較と損益分岐点

ここでは、BASEとともにネットショップ作成の選択肢としてよく名前が挙がる「STORES」との料金比較を行います。

月額費用と決済手数料の違い

まず月額費用です。

– BASE スタンダードプラン:無料
– BASE グロースプラン:月払い19,980円(税込)、年払いは一月あたり16,580円(税込)
– STORES フリープラン:無料
– STORES スタンダードプラン:月払い3,960円(税込)、年払いは一月あたり3,300円(税込)

有料プラン同士では、月額費用に大きな差があります。

続いて決済手数料です(注文1件あたり)。

– BASE スタンダードプラン:売上金額×3.6%+40円
– BASE グロースプラン:売上金額×2.9%(以下「BASE通常」)
– STORES フリープラン:売上金額×5.5%〜6.5%(決済手段により幅あり)
– STORES スタンダードプラン:売上金額×3.6%(以下「STORES通常」)〜4.6%(以下「STORES上乗せ」、PayPal等特定の決済手段を含む場合)

なお、いずれのサービスも、顧客がAmazon PayやPayPalを利用する場合は決済手数料に+1%が加算されます(BASEグロースの場合、2.9%+1%=3.9%となり、以下「BASE上乗せ」とします)。

またBASEには、STORESには存在しない「サービス利用料」という項目もあります。

– BASE スタンダードプラン:売上金額×3%
– BASE グロースプラン:0円
– STORES:該当なし

振込関連の費用は以下の通りです。

– 振込手数料:BASEは一律250円、STORESは一律275円
– 事務手数料:BASEは振込申請額2万円未満で500円(2万円以上は0円)、STORESは1万円未満で275円(1万円以上は0円)

無料プラン同士の損益分岐点

単価1,000円で比較すると、以下のようになります。

– BASE:決済手数料76円+サービス利用料30円=合計106円(10.6%)
– STORES:55円〜65円(5.5%〜6.5%)

この差は売上件数に関わらず常にSTORESの方が安く、逆転することはありません。

有料プラン同士の損益分岐点

有料プランの構成は以下の通りです。

– BASEグロース:固定費(年払い月割16,580円)+決済手数料2.9%(BASE通常、Amazon Pay等利用時はBASE上乗せで3.9%)
– STORESスタンダード:固定費(年払い月割3,300円)+決済手数料3.6%(STORES通常)〜4.6%(STORES上乗せ)

固定費の差は16,580円-3,300円=13,280円です。

単価1,000円の場合の分岐点は以下の通りです。

– BASE通常 vs STORES通常(2.9% vs 3.6%):月商約190万円(約1,897件)まではSTORESの方が安い
– BASE通常 vs STORES上乗せ(2.9% vs 4.6%):月商約78万円(約781件)まではSTORESの方が安い
– BASE上乗せ vs STORES通常(3.9% vs 3.6%):件数がいくら増えても常にBASEの方が高く、逆転しない
– BASE上乗せ vs STORES上乗せ(3.9% vs 4.6%):月商約190万円(約1,897件)まではSTORESの方が安い

単価10,000円の場合も傾向は同じです。

– BASE通常 vs STORES通常:月商約190万円(約190件、1日あたり約6.3件)まではSTORESの方が安い
– BASE通常 vs STORES上乗せ:月商約78万円(約78件、1日あたり約2.6件)まではSTORESの方が安い
– BASE上乗せ vs STORES通常:常にBASEの方が高い
– BASE上乗せ vs STORES上乗せ:月商約190万円(約190件、1日約6.3件)まではSTORESの方が安い

結論

無料プラン同士では、売上件数に関わらず常にSTORESの方が安くなります。有料プラン同士でも、売上が少ないうちはSTORESの方が安く、月商が概ね78万〜190万円を超えたあたりでようやくBASEの方が安くなる計算です。ただし、この水準を継続的に超え、かつ維持できる個人・小規模事業者はごく少数派であり、現実的なショップ規模ではほとんど起こらないケースだといえます。

したがって、無料プラン同士でも有料プラン同士でも、実務上はほとんどのショップにおいてBASEの方が高いという結論が妥当です。

※なお、この損益分岐点の計算については、結果の確認は行いましたが、計算過程そのものはAIに依頼したものです。

WordPress×TCD|BASEからの移行におすすめ

僕はハンドメイド財布のオンラインショップサイトとして、当サイト(このブログを掲載しているサイト)を運営しています。ここでは、このサイト作成に使用している方法をご紹介します。

– サーバー:「XSERVER」レンタルサーバーのスタンダードプラン
– CMS(サイトの基本システム):WordPress
– テーマ(デザインの枠組み):「TCD」の「RIKYU」
– ショッピングプラグイン:「WooCommerce」

なぜこの方法・環境がおすすめなのか、順にご説明します。

BASEと比べて圧倒的に安い

まず大きな魅力が、低コストで運営できる点です。サーバー料金は年払いの場合、年間13,200円(一月あたり換算で1,100円)、WordPress本体の料金は無料です。テーマであるTCDのRIKYUは49,500円(税込)の買い切りとなっています。

現在販売されているテーマの更新期間について、TCD公式サイトでの明記は調べた限り見当たりませんでしたが、すでに販売終了しているTCDテーマの更新期間を調べると、大体10年ほどです。49,500円(およそ5万円)を10年使うと仮定すると、1年あたり5,000円、1ヶ月あたりおよそ417円という計算になります。

このほかに発生する費用として、決済手数料があります。どの決済代行会社を利用するかにもよりますが、当サイトが使っているkomojuの場合、支払い方法によって多少変わるものの大体3.5%程度です。振込手数料は、komojuの場合、国内口座であれば3万円未満が220円、3万円以上が410円です。その他プラグインの有料版を使えば追加料金がかかりますが、無料版でも特に問題ありません。

WordPressはWebサイト作成において世界で最も主流

WordPressでECサイト作成全世界のWebサイトの約40%がWordPressで作られており、CMSツールの中で世界シェアNo.1と、他を大きく引き離しています。専門知識が不要な点も魅力で、HTMLやCSSの深い知識がなくても直感的にサイトを作成できます。不明点があった場合でも、AIの普及によって以前より解決しやすくなっていると思います。

また、「テーマ」でデザインを変え、「プラグイン」で機能を自由に追加できる拡張性の高さも特徴です。利用者が世界中に多いため、使い方の解説やトラブルの解決策が見つかりやすいという点も安心材料になります。

テーマ:TCDのRIKYU
WordPress×TCD|BASEからの移行におすすめ

TCDより

TCDとは、日本(大阪)の株式会社デザインプラスが開発・販売している、国内シェアトップクラスのWordPressテーマのブランド名です。RIKYUは、TCDシリーズのうち、このサイトが使用しているテーマの名前です。

RIKYUのみならず、TCDのテーマがおすすめの理由はいくつかあります。まず、一般的なWordPressテーマはブログや企業サイト向けが多く、EC機能をきれいに組み込むのが難しいものがほとんどですが、TCDの販売サイトには、ネットショップ専用の高品質なテーマが多数ラインナップされています。

また、世界で最も主流のショッピングプラグインであるWooCommerceとの連携性が高いことも強みです。テーマの料金についても、先に触れた通り買い切り型でコストパフォーマンスに優れています。

さらに、後の見出しで詳しく記載しますが、ネットショップ運営で一番大変なのは「集客」です。TCDはもともとメディア(ブログ)制作のプロフェッショナルであるため、ショップの中にブログを組み込む機能に優れているという点も見逃せません。

XSERVERのレンタルサーバー

「速さ」「安定性」「かんたんさ」の3拍子が業界トップクラスで揃っており、国内シェアNo.1です。

ECサイト(ネットショップ)において、ページの表示速度は売上に直結します。表示が1秒遅れるだけで購入率が大きく下がると言われていますが、XSERVERは国内最速クラスのスピードを誇ります。また、XSERVER公式サイトには障害・メンテナンス情報を公開しているページ(https://www.xserver.ne.jp/support/information.php)がありますが、サーバーそのものがダウンしてしまったという情報は見た記憶がなく、安定性の高さも実感しています。

初心者でも短時間でWordPressサイトを作れる点も安心材料です。サーバーの契約時に、WordPressクイックスタートという機能を使えば、「SSL化(暗号化設定)」「WordPress設置」といった面倒な手順を自動化できます。ドメインについても、サーバー契約時の永久無料特典として1つもらえます。

移行の大まかな手順

大まかな手順としては、以下の3STEPです。

1. XSERVERのレンタルサーバーと契約する(スタンダードプランでOK。ドメイン取得やWordPress本体の設置もこのタイミングで同時にできます)
2. TCDテーマの購入とインストールを行う(WooCommerceのインストールと有効化も同時に行われます)
3. 決済やメールに関するプラグイン(BASEでいうところのApps)を導入し、各固定ページ(特定商取引法やプライバシーポリシーなど)を作成する

BASEはショップ作成がより簡単ですが、中長期的な視点でコストやパフォーマンスを総合的に見ると、BASEでネットショップを作るより、WordPress(XSERVER)とTCD(WooCommerce)の方が上であると判断しています。以降の見出しでは、おすすめのTCDテーマ、またBASEからWordPressに移行する際の注意点を記載しています。

おすすめのTCDテーマ2選|RIKYUとHARVES

TCDが販売しているネットショップ作成用テーマの中から、おすすめを2つご紹介します。

RIKYU(TCD104)
TCD RIKYU

TCDより

当サイトが使用しているテーマです。2023年11月11日にリリースされました。

「商品価値を上げるネットショップを構築」をコンセプトに、WooCommerceに対応したWordPressテーマです。小さなショップから大きなECまであらゆる規模感で使え、多ジャンルでの展開が可能な汎用性の高さが特徴です。僕の場合はハンドメイド財布の販売ですが、想定業種もファッション、インテリア、コスメ、美容、グルメ、ベビー用品など幅広くカバーしています。

作り手のストーリー性や背景を意識しながらも、シンプルな訴求もできるのが強みで、本格的でバランスの取れたネットショップ作成におすすめです。トップページのカスタマイズ性の自由度が高いため、商品数が多くても少なくても、それぞれに合わせて構成を変えることができます。

HARVES(TCD118)
ワードプレス ECサイト テーマ TCD HARVES

TCDより

RIKYUと比べてもより新しく、2025年8月7日にリリースされたテーマです。

「生産者の顔が見える」世界観との親和性が高く、想定業種が農家・生産者・食品加工業と明記されている通り、作り手のこだわりや背景を伝えるストーリー訴求との相性が良いと感じます。決済・購入導線については、WooCommerce特有の海外的なUIを日本的なUIにリデザインし、入力エラー表示も分かりやすくする設計がされています。

また、「記事販売」機能が搭載されているのも特徴的で、ネットショップと合わせて収益源を多角化したい事業者にも向いています。ブログの収益を広告以外の方法で得たい人にとってはかなり魅力的だと思います。

2つのテーマの共通点

料金はどちらも同じで、税込49,500円です。当サイトでは使っていませんが、両テーマともランキング機能、レビュー機能、PWA(Webサイトをスマホのアプリのように使えるようにする技術)、英語版といった機能にも対応しています。

TCDのネットショップ作成テーマについては、以下のブログ記事でさらに詳しく解説しています。

注意点|ネットショップは作成より運用の方が難しい

このブログでは、BASEの手数料やその他の料金が高いと感じている人に向けて、WordPress×TCDの組み合わせへの移行を勧めていますが、この移行をした場合、BASEのときよりも中長期的な視点で料金は抑えられる一方、手間は増えることも知っておく必要があります。

サイト管理者としての責任

WordPressでサイトを作る場合、そのサイトの管理者になる必要があります。BASEの場合は、独自ドメインを取得した場合でも、あくまで一つのショップ(販売者権限)であり、BASEというシステム本体やサーバーの設定・管理をする必要はありません。

一方でWordPressの場合、自由度が高くなる分、責任も増えます。サイトやプラグインの開発を自分で行う必要はありませんが、それらの導入や管理(初期設定やアップデートの更新)で問題が起こった場合、基本的にはすべて自己責任になります。

集客を自分で行う必要がある

BASEで販売をしている、あるいはしたことがある人なら、すでにある程度意識していると思いますが、ネットショップの運営には集客を自分で行う工夫が欠かせません。BASEには「Pay ID」というモールサイトのような集客機能があるため、商品を配置しただけでも少しは見てもらえます。

これに対してWordPressの場合、集客は完全に自分で行う必要があります。集客方法としては、大きく広告・ブログ・SNSの3つが挙げられます。

– 広告:「今すぐ買いたい人」を即座に集められる即効性がある一方、資金力(予算)次第の要素が強く、特に大手が競合するジャンルでは小規模ショップには不向きです。
– ブログ:長期での安定運用が期待できますが、SNSのようなバズりの概念がなく地味です。また、AI検索の影響を受けることも避けられません。
– SNS:思わぬバズりを期待できる一方、一過性のトレンドになりがちです。フォロワーがいたとしても、その大半が同業者またはそれを志す人(例:財布を買いたい人ではなく、財布を作りたい人)になっている場合は、集客機能としての効果はあまり期待できません。

この広告・ブログ・SNSのうち、1つも運用できない状態では、サイトを作っても誰にも見てもらえません。作成されたサイトのうち、実際に運用できているサイトの割合は、全体の1割ほどまたはそれ未満になるらしく、サイトを作っただけでは、いわば優秀な箱ができただけという状態にすぎないのです。

まとめ|BASEの手数料・料金は高い

ここまで、BASEの手数料や料金の高さと、その代替案について整理してきましたので、最後に要点をまとめます。

– BASEにはスタンダードプランとグロースプランがあり、いずれも手数料の項目が多く複雑なうえ、近年は月額費用の値上げやPay ID経由の販売手数料新設など、負担が増える改定も続いている
– スタンダードプランとグロースプランの間には損益分岐点が存在するが、商品単価1,000円のショップであれば月商20万円台半ば程度が目安になる
– STORESと比較すると、無料プラン同士・有料プラン同士のいずれにおいても、現実的な売上規模ではほとんどの場合BASEの方が割高になる
– BASEからの移行先としては、WordPressとTCDのテーマ、WooCommerceを組み合わせた構成が、中長期的なコストやパフォーマンスの面でおすすめできる
– TCDのテーマの中では、汎用性の高いRIKYUと、生産者向けの世界観に強いHARVESの2つが候補として挙げられる
– WordPressへの移行はコストを抑えられる一方で、サイト管理や集客をすべて自分で担う必要があり、手間の負担は増える

BASEの料金に不満がある場合は、こうした選択肢も含めて、自分のショップに合った運営方法を検討してみてください。

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