PR広告を配信しています
エイ革財布をインターネットで検索すると「デメリット」というキーワードがよく一緒に表示されることをご存知でしょうか。海の宝石と呼ばれる美しい素材でありながら、なぜデメリットが気になる方が多いのでしょう。
実際のところ、エイ革財布には確かにいくつかの注意すべき点があります。一般的な牛革財布と比較して価格が高い、独特の外観で好みが分かれる、修理対応できる店舗が限られるといった課題が挙げられます。しかし同時に、「牛革30年、エイ革100年」と言われるほどの圧倒的な耐久性や、水に濡れても劣化しにくい優れた耐水性など、他の革では得られない魅力も数多く持っています。
また、エイ革は古来より「ラッキーフィッシュ」として親しまれ、風水的にも金運アップや魔除けの効果があるとされています。一匹にひとつしかない「スターマーク」という神秘的な模様も、この素材の特別感を高める要素の一つです。
本記事では、エイ革財布のデメリットを包み隠さずお伝えするとともに、適切な保管方法や手入れ方法、経年変化の楽しみ方まで詳しく解説していきます。さらに、日本製の優秀なエイ革財布ブランドとして注目のチマブエとペッレモルビダの魅力もご紹介します。
- エイ革財布のデメリット
- 適切な保管と手入れ方法
- 風水効果と経年変化
- おすすめ日本製ブランド
目次
エイ革財布のデメリットは?基本知識編
デメリット&メリット|エイ革財布の特徴

チマブエより
エイ革財布を検討する際には、その独特な特性から生まれるデメリットとメリットを理解しておくことが重要です。
まず価格面での負担が大きな懸念材料となります。エイ革は希少性が高く、特殊な加工技術を要するため、一般的な牛革財布と比較して価格が大幅に高くなる傾向があります。
また、エイ革特有の粒状の質感と光沢は非常に個性的で、ビジネスシーンやフォーマルな場面では目立ちすぎてしまう可能性もあります。さらに、エイ革を扱えるブランドや職人が限られているため、デザインの選択肢が狭く、修理の際も対応できる店舗が少ないという実用面での課題があります。
一方で、エイ革財布には他の革では得られない魅力があります。「牛革30年、エイ革100年」と言われるほどの圧倒的な耐久性を誇り、海中で生活していたエイの皮を使用しているため水に濡れても劣化しにくい特性があります。
細かな粒状の表面から生まれる美しい光沢は上品で洗練された印象を与え、希少性の高さから特別感のあるアイテムとして周囲の注目を集めます。また、硬い革質により長期間使用しても形崩れしにくく、美しいシルエットを保ち続けることができます。
これらの特性から、長く愛用できる特別な財布を求める方にとって魅力的な選択肢となっています。
カビる?エイ革の保管方法など

チマブエより
エイ革は優れた耐水性を持つ素材として知られていますが、この特性に過度に依存するのは危険です。「水に強い」という特徴と「完全に水の影響を受けない」ということは全く異なる概念だからです。
実際のところ、エイ革であっても濡れたまま放置し続けるとカビが発生する可能性があります。特に湿度の高い環境や通気性の悪い場所に長時間置かれた場合、革の種類に関係なくカビのリスクが高まります。
注意すべき点として、エイ革の裏面は表面と異なり柔らかく毛羽立っているため、水分が溜まりやすく、表面よりもカビが生えやすい構造になっています。また、多くのエイ革財布は内装に牛革や山羊革を使用しているため、外装のエイ革部分が水に強くても、内装部分は通常の革と同様にカビの影響を受ける可能性があります。
適切な保管方法として、水に濡れた際は速やかに乾いた布で拭き取り、直射日光の当たらない風通しの良い場所で自然乾燥させることが重要です。
日常の保管においては、湿度の低い風通しの良い場所を選び、密閉された引き出しや湿気の多い場所は避けるようにしましょう。長期間使用しない場合でも、定期的に取り出して状態をチェックすることで、問題の早期発見につながります。
どれほど優秀な素材であっても、適切な管理があってこそ本来の性能を長期間維持できることを忘れてはいけません。
手入れは?エイ革の取り扱い
エイ革の大きな魅力の一つは、日常的な手入れがほとんど不要という点です。「海の宝石」と称される高級素材でありながら、その堅牢な性質により複雑なメンテナンスを必要としません。
基本的なお手入れ方法は非常にシンプルで、汚れが付着した際でも、乾いた布で優しく拭き取る程度で十分です。エイ革特有の硬さと耐水性により、一般的な革製品のような定期的なオイルやクリームの塗布は不要となっています。
エイ革の粒状表面の溝にホコリやチリが蓄積した場合には、柔らかいブラシを使って軽くブラッシングすることで清潔に保つことができます。この際も力を入れすぎず、表面を傷つけないよう注意が必要です。
特に重要なのは、一般的な牛革用のクリームやオイルを使用しないことです。これらのケア用品はエイ革には適さず、使用するとくすみや色ムラの原因となってしまいます。万が一、通常の乾拭きやブラッシングでは落ちない頑固な汚れが付着した場合には、エキゾチックレザー専用のクリーナーを使用することをおすすめします。
このように、エイ革は適切な取り扱い方法を守ることで、長期間にわたって美しい状態を維持できる優秀な素材です。
経年変化は?エイ革財布

チマブエより
エイ革財布の経年変化は、一般的な牛のヌメ革の財布などとは異なる独特な魅力を持っています。変化の速度は比較的緩やかで、劇的な変化を求める方には物足りなく感じられるかもしれませんが、長期間にわたって少しずつ変化を楽しめるのが特徴です。
5年、10年と使い続けることで、その美しい変化を実感できるようになります。
最も印象的な変化は、エイ革特有の粒状表面に現れます。日常使用による摩擦により、粒状の表面が徐々に滑らかになり、それに伴って美しい光沢が増していきます。使用頻度の高い部分ほど変化が顕著に現れるため、持ち主の使用習慣によって独特のパターンが生まれるのも面白い特徴です。
色合いの深化も魅力的な変化の一つです。黒いエイ革であれば深みのある漆黒へ、茶色系であれば濃厚で温かみのある色調へと変化していきます。元の色が持つ特徴がより際立つようになり、使い込むほどに個性が増していきます。
手触りの面でも変化が見られます。新品時の硬さが徐々に和らぎ、手に馴染みやすくなっていきます。特に手でよく触れる部分から変化が始まり、使いやすさが向上していきます。ただし、エイ革本来の強度は保たれるため、柔らかくなりすぎることはありません。
多くのエイ革財布は内装に牛革や山羊革を使用しているため、内装部分は一般的な革財布と同様の経年変化を見せ、外装のエイ革の変化と相まって独特の味わいを醸し出します。
偽物も?エイ革
インターネット上では「エイ革 偽物」という検索ワードが存在し、偽物の存在を気にする方もいるようですが、実際のところエイ革の偽物の存在に関する情報は特に見当たりません。これには複数の理由が考えられます。
まず、エイ革特有の粒状構造の再現が極めて困難であることが挙げられます。エイ革の粒は立体的で複雑な構造を持ち、一粒一粒が微妙に異なる形状でランダムに配置されています。型押しや他の加工技術では、この自然な不規則性と立体感を完全に再現することは技術的に非常に困難です。
また、エイ革特有の硬さや手触りは他の素材では模倣が難しく、実際に触れることで本物かどうかの判別が比較的容易になります。さらに、摩擦によって粒が滑らかになり光沢が増すという独特の経年変化は、人工的に作られた素材では再現できない特性です。
市場的な要因も大きく影響しています。エイ革は牛革と比べてニッチな市場であり、偽造にかかるコストと手間に見合うメリットが期待できません。加えて、エイ革を求める顧客層は比較的専門知識を持っており、偽物を見抜く可能性が高いため、偽造を行う側にとってもリスクが大きいといえます。
流通面でも、エイ革製品は専門店や信頼できるブランドを通じて販売されることが多く、偽物が混入しにくい流通構造となっていることも、偽物が少ない理由の一つといえるでしょう。
エイ革財布のデメリットは?ブランド・商品編
日本製のエイ革財布【チマブエ】

チマブエより
日本製革小物の実力派ブランドとして知られるチマブエは、エイ革財布の分野でも注目すべき存在です。1973年の創業以来、半世紀にわたって培ってきた革製品の製造技術を活かし、希少なエイ革の美しさを引き出した財布を展開しています。
チマブエの魅力は、最上級の素材への徹底したこだわりにあります。「革のダイヤモンド」と呼ばれるコードバンや希少なエレファントレザーなど、一般的なブランドでは扱えない高級素材を積極的に採用してきた実績があり、エイ革においても同様の品質への追求が見られます。
エイ革は、ガルーシャやスティングレイとも呼ばれる高級素材で、汚れにくく傷がつきにくい特性を持っています。1匹に1個しかない貴重な「スターマーク」は、第三の目と呼ばれる模様で、古来より魔除けの効果があるとされ、唯一無二の存在感を放ちます。
チマブエでは、この希少な素材に表面ポリッシュ加工を施すことで、滑らかな高級感を演出しています。開運や金運アップの効果も期待されるエイ革を、長財布やミドルウォレットなど実用性を重視した形状で展開しており、日常使いからビジネスシーンまで幅広く対応できる製品ラインナップを揃えています。
国内の熟練職人による丁寧な手仕事により、エイ革の美しさと機能性を両立させた仕上がりを実現している点が、同ブランドの大きな特徴といえるでしょう。
おすすめのエイ革の長財布

ガルーシャ ラウンドファスナー長財布|チマブエより
チマブエの「ガルーシャ ラウンドファスナー長財布」は、希少なエイ革の美しさと実用性を兼ね備えた注目のアイテムです。2025年6月時点での価格は66,000円で、9色の豊富なカラーバリエーションが用意されています。
この長財布の大きな特徴は、収納力と使いやすさを両立させた設計にあります。18枚分のカードポケットをはじめ、札入れ3つ、オープンポケット3つ、ファスナーポケット1つという充実した収納スペースを確保しています。薄型スマートフォンも収納可能で、現代のライフスタイルに対応した機能性を備えています。
ファスナーには YKKの最高ランク「エクセラ」を採用し、なめらかな開閉感を実現。一部が片マチ仕様となっており、一般的なラウンドファスナーと比較しても財布全体がさらに大きく開くため、カードやお札の出し入れが非常にスムーズです。
内装には肌馴染みの良いベージュのヌメ革を使用し、外装のエイ革とのコントラストが美しい仕上がりとなっています。エイ革特有の細かな粒状の質感と光沢は、ビジネスシーンからプライベートまで幅広く活用でき、希少性の高さから個性を際立たせるアイテムとしても魅力的です。
カラー展開は、ゴールドファスナーと組み合わせたブラック、レッド、ピンク、グリーン、ベージュ、ネイビーと、シルバーファスナーと組み合わせたブルー、トープ、ラベンダーの計9色で、男女問わず選択できる豊富なラインナップが用意されています。
エイ革財布の日本製ブランド【ペッレモルビダ】
「本質を知り、優雅さを求める大人のブランド」として確固たる地位を築いているペッレモルビダは、エイ革財布の分野でも注目すべき日本製ブランドです。2022年に10周年を迎えた同ブランドは、イタリアブランドのような大らかなデザインと日本製ならではのきめ細やかな機能性を融合させることで、海外のメゾンブランドに匹敵する高級感を実現しています。
ペッレモルビダの魅力は、世界最高レベルの素材へのこだわりにあります。欧州の高級メゾンからも評価される厳選されたイタリアンレザーをはじめ、環境に配慮した国際認証タンナーの革など、幅広い高級素材を扱っており、エイ革においても同様の品質基準を維持しています。

SR001-ラウンドジップウォレット|ペッレモルビダより
エイ革アイテムの代表格として、「SR001-ラウンドジップウォレット」が挙げられます。2025年6月時点で79,200円のこの長財布は、古来より「海の宝石」や「ラッキーフィッシュ」と呼ばれるスティングレイレザーを贅沢に使用しています。
一匹にひとつしかない貴重な”スターマーク”を使用する贅沢仕様で、エイ革特有の鱗模様と光沢感を存分に楽しめます。内装には外装と同系色の牛革を使用し、統一感のある美しい仕上がりとなっています。
機能面では、カードポケット13個、札入れ2個、コインポケット1個という充実した収納力を備えています。コインポケット部分にもL字ファスナーを採用し、見やすく取り出しやすい設計となっている点が実用的です。ブラック、ブルー、ネイビーの3色展開で、ファスナーの引き手部分にはブランドロゴが刻印され、高級感を演出しています。
本質を知り、優雅さを求める大人のブランド|PELLE MORBIDA(ペッレモルビダ)
二つ折りのエイ革財布

SR002-コンパクトウォレット|ペッレモルビダより
ペッレモルビダの「SR002-コンパクトウォレット」は、前述のエイ革長財布と同じコンセプトを二つ折り財布で実現した魅力的なアイテムです。2025年6月時点で55,000円という価格設定で、よりコンパクトな財布を求める方に向けて展開されています。
この二つ折り財布も、古来より「海の宝石」や「ラッキーフィッシュ」と呼ばれるスティングレイレザーを贅沢に使用しており、長財布と同様に一匹にひとつしかない貴重な”スターマーク”を使用する贅沢仕様となっています。エイ革特有の鱗模様と光沢感を存分に楽しめる点は、ラウンドジップウォレットと共通の魅力です。
内装には外装と同系色の牛革を使用し、統一感のある美しい仕上がりを実現。カラー展開もブラック、ブルー、ネイビーの3色で、長財布と色を揃えて持つことも可能です。
機能面では、仕切付きの札入れ1個、カードポケット4個、コインポケット1個というコンパクトながら実用的な収納力を備えています。長財布と比較してよりスリムな設計となっており、ポケットにも入れやすく持ち運びやすいのが大きな特徴です。
日本製ならではの丁寧な縫製技術により、エイ革の美しさを損なうことなく、二つ折り財布特有の薄さと機能性を両立させています。限られたスペースに必要な機能を効率よく配置した設計は、日本の職人技術の高さを物語っており、コンパクトな財布を好む方にとって理想的な選択肢といえるでしょう。
本質を知り、優雅さを求める大人のブランド|PELLE MORBIDA(ペッレモルビダ)
風水では?エイ革財布について
風水の観点から見ると、エイ革財布には多くの縁起の良い要素が含まれているとされています。エイは古来より「ラッキーフィッシュ(幸福の魚)」として信仰されており、風水的に非常に縁起の良い生き物として位置づけられています。
特に注目すべきは、エイの背中にある「スターマーク」の存在です。この模様は「天眼」や「神の眼」とも呼ばれ、幸福の印として重宝されてきました。風水では特別な力を持つシンボルとして扱われ、財布として使用することで開運や金運の向上が期待されるとされています。
スピリチュアルな側面では、エイ革には悪いエネルギーを払い、心を浄化する力があるとも考えられています。海の生物であるエイは、風水で重要な「水の気」と深く関連しており、この水の気が財運や流れを良くする効果をもたらすとされています。
歴史的な背景も風水的価値を裏付けています。古来より権力者たちが縁起担ぎとしてエイ革製品を愛用してきた実績があり、この事実が風水的な価値の信頼性を高めています。
また、「牛革30年、エイ革100年」と言われる圧倒的な耐久性は、長期間にわたって幸福をもたらし続けるという風水的解釈にも結びついています。滑りにくいという実用的な特性と風水的なパワーが両立している点も、エイ革財布の魅力の一つとして挙げられています。
まとめ エイ革財布のデメリットは?
エイ革財布について、そのデメリットから魅力まで幅広く解説してきました。
・エイ革財布は価格の高さや独特の外観、修理の困難さなどのデメリットがある一方で、圧倒的な耐久性と優れた耐水性、希少性によるステータス性などの魅力も持つ
・エイ革は水に強い素材だが、濡れたまま放置するとカビが生える可能性があるため、適切な保管方法と乾燥が重要
・日常的な手入れはほとんど不要で、汚れた際の乾拭きや軽いブラッシング程度で十分だが、牛革用のクリームやオイルは使用を避ける
・経年変化は緩やかだが、粒状表面の変化と光沢の増加、色合いの深化、手触りの向上など独特の変化を長期間楽しめる
・エイ革の偽物に関する情報は特に見当たらず、独特な構造や質感の再現困難性、市場規模の小ささなどが理由として考えられる
・チマブエは半世紀の実績を持つ日本の革製品ブランドで、最上級素材へのこだわりとエイ革の美しさを引き出した財布を展開
・ペッレモルビダは日本製ながらイタリアブランドのようなデザインと機能性を融合させたブランドで、長財布と二つ折り財布の両方でエイ革アイテムを展開
・風水的にはラッキーフィッシュとして位置づけられ、スターマークによる開運効果や魔除けの力があるとされている
エイ革財布は確かにデメリットもありますが、その希少性と独特の魅力を理解すれば、長く愛用できる特別な財布として十分に価値のある選択肢といえるでしょう。
本質を知り、優雅さを求める大人のブランド|PELLE MORBIDA(ペッレモルビダ)

宮城 良太(ミヤギ リョウタ)
略歴:文化服装学院→デザイナー
使いやすさを大切にしたモノづくりとファッション分野の情報発信に取り組んでいます。