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「このバッグ、便利だけど肩が痛くなるんだよね…」
そんな経験はありませんか？ショルダーバッグは両手が自由になり、おしゃれにも使える便利なアイテムです。しかし多くの人が、使用時の体への負担に悩んでいるのも事実です。
実際、肩こりや背中の痛み、頭痛などの不調を感じる人が多く、特に年齢を重ねるにつれてその傾向は顕著になるようです。中には思い切ってリュックに切り替えたり、軽量素材のバッグに乗り換えたりする人も。
このブログでは、ショルダーバッグをやめた人々の声から見えてきた問題点や、体への負担を軽減するための工夫、そして新しいバッグの選択肢までを詳しくご紹介します。毎日使うものだからこそ、快適に使い続けられる方法を一緒に考えてみましょう。
- 体の歪みの原因に
- 負担を軽減する方法
- バッグの正しい選び方
- 快適な軽量バッグの選択
目次
ショルダーバッグをやめた人が語るデメリットなど
【疲れる】などSNSでのショルダーバッグへの意見
ショルダーバッグ背負いすぎて肩こりヤバい
サロンパス貼らないと肩が取れてしまう— ささみ (@dan_gaizeppekin) December 10, 2024
そいや何年もショルダーとかボディバッグだったんだけど、リュックにしてみたら肩こりやら頭痛がいくらかマシになった気がする(少なくとも肩こりはだいぶマシになってる)
— 星継 (@hoshitsugu) January 7, 2025
新しいショルダーバッグが体に合わなかったみたいで、腰と背中がずっと痛い…😭
— 文里荒城 (@ahrh321) September 28, 2024
ショルダーバッグ使うと胸が苦しいんだけど男です
— ✐☡とんびこ闘技場 (@flatRball) January 2, 2016
ワイ、肩こりやすいからリュックサックで出勤しとるんだけど、昨日久々に小さめのショルダーバッグでお出かけしたら肩こりで今日死ぬほどだるい。なにこの適応能力の無さ、体力の無さ…お出かけリュックも買おうかな…
— 社畜のごぼう@野生の管理栄養士 (@syatikunogobou) September 16, 2023
多くのユーザーがSNSで「ショルダーバッグを使用すると疲れる」という感想を投稿しています。特に肩の疲れや痛みを訴える声が目立ち、「紐が細いため肩が疲れる」「サロンパスを貼らないと肩が取れそう」といった切実な声が寄せられています。
中には「何年もショルダーバッグを使っていたけど、リュックに変えたら肩こりや頭痛が改善した」という体験談も。首や肩のこりがひどい方は、ショルダーバッグの使用を一時的に控えているケースも見受けられます。
また「ショルダーバッグで出かけた翌日は体がだるい」という投稿もあり、普段リュックを使用している方が久しぶりにショルダーバッグを使うと、体の疲れを強く感じる傾向にあるようです。
背中の痛みを訴える声も多く、「背中が痛くなってショルダーバッグをやめたら改善した」という報告も。特にカメラバッグなど重い荷物を入れる場合は、ワンショルダーよりもリュックタイプの方が体への負担が少ないという意見が散見されます。
胸の圧迫感を感じる方もおり、ストラップの圧迫による不快感も無視できない問題のようです。これらの声から、ショルダーバッグの使用には体への負担が伴う可能性が高いことが分かります。
デメリットは？なぜ、ショルダーバッグは良くないの？
ショルダーバッグには、便利さの反面、いくつかのデメリットが存在します。最も大きな問題は、重い荷物を入れた際に肩への負担が集中してしまうことです。この負担は、長時間の使用により肩こりや頭痛の原因となることがあります。
また、ショルダーバッグを掛けることで、体のバランスを崩しやすくなります。これは、バッグの重さによって体が自然と片側に傾くためです。その結果、首から肩にかけての筋肉に過度な負担がかかり、血行が悪くなって筋肉が硬くなりやすい状態を引き起こします。
姿勢の面でも注意が必要です。例えば、右肩にバッグをかける習慣がある人は、バランスを取るために右肩を上げ、左側に体を傾ける姿勢になりがちです。この状態が続くと、背骨の左側の筋肉に過度な緊張が生じ、首の筋肉にも負担がかかります。
さらに、同じ側にバッグを掛け続けることで、背中と首周りの筋肉が硬くなり、まっすぐ立った時でも体が傾いてしまうことがあります。反対の肩に掛け替えようとしても、慣れていない側ではバランスを取りにくく、新たな肩こりを引き起こす可能性もあります。
このように、ショルダーバッグの使用は体のバランスを崩しやすく、姿勢の悪化や筋肉の緊張を引き起こす要因となることがあります。特に慢性的な肩こりがある方は、使用時の負担に注意が必要です。
斜めがけが肩こりや背中が痛いの原因に
ショルダーバッグの斜めがけスタイルは、一見便利に思えますが、実は体への負担が大きい持ち方の一つです。最大の問題は、一本の肩紐で荷物を支えることによって生じる体の不均衡です。バッグをかけた肩と反対側に荷重がかかることで、左右のバランスが崩れやすくなります。
特に注目すべきは、バッグ本体が臀部付近にくるように調整する一般的な斜めがけスタイルです。この位置だと左右のバランスだけでなく、前後のバランスも崩れやすくなります。例えば、右臀部付近にバッグがある場合、体は右後ろに重心が傾きがちです。それを補正しようと無意識に左前への重心移動が起こり、結果的に体に斜めの力が加わることになります。
このような斜めの力は、腰への負担が特に大きくなります。長時間同じ位置でバッグを持ち続けると、徐々に姿勢が崩れ、腰痛や背中の痛みを引き起こす原因となることがあります。
実際、多くの人が「斜めがけバッグを使用すると背中が痛くなる」という経験をしているようです。これは、バッグの重さを支えようとする体の自然な反応によって、特定の筋肉に過度な負担がかかっているためです。
このような問題を軽減するためには、定期的にバッグの位置を変更したり、左右の肩を交互に使用したりするなど、一箇所への負担が集中しないような工夫が必要です。ただし、急な持ち方の変更は新たな負担を生む可能性もあるため、徐々に体を慣らしていくことが重要です。
気持ち悪くなる？体に悪い？ショルダーバッグが原因？
ショルダーバッグの使用によって、様々な体調の変化を感じる人が増えています。両手が自由になる便利さの一方で、予想以上に体への負担が大きいことが分かってきました。
特に注目すべきは、首の可動域の制限です。ショルダーバッグを長時間使用することで、首の回転がスムーズにできなくなるケースが報告されています。これは、バッグの重みで特定の筋肉が緊張し続けることが原因とされています。
また、ショルダーバッグの使用と頭痛の関係も指摘されています。体の傾きによって引き起こされる姿勢の悪化が、頭痛や片頭痛の原因となることがあります。特に夕方になると腰の痛みを感じる人も多く、これは歩行時の体のバランスが崩れることで起こる症状です。
さらに、バランスの悪い状態での歩行は、思わぬ事故のリスクも高めます。重心が不安定になることで、つまずきやすくなったり、転倒の危険性が増したりする可能性があります。
体の痛みは重要な警告サインと捉えるべきです。「時間が経てば痛みは治まる」と放置してしまうケースもありますが、そのまま使用を続けると症状が悪化する可能性があります。痛みを感じた場合は、持つ肩を変えたり、バッグ自体を変更したりするなど、早めの対策が重要です。
デメリットだけではない【ショルダーバッグの魅力】
ショルダーバッグは体への負担が気になる一方で、多くの魅力を備えた実用的なバッグです。まず注目すべきは、その使いやすさです。肩掛けと斜め掛けの2通りの持ち方ができ、ベルトの長さを調整できるタイプであれば、状況に応じて最適な位置に調整できます。
とりわけ斜め掛けスタイルは、リュックのように両手が自由に使えるという大きな利点があります。電話をしながらメモを取ったり、傘を差しながら歩いたりする際に、その便利さを実感できます。また、長時間の使用時には肩掛けと斜め掛けを使い分けることで、肩の負担を分散させることも可能です。
ファッション面での魅力も見逃せません。近年はリュックの普及など、ビジネスバッグのカジュアル化が進んでいますが、ショルダーバッグは洗練された雰囲気を演出できます。特にエレガントなデザインのものは、仕事用としても使いやすく、おしゃれな印象を与えることができます。
また、ショルダーバッグは豊富な種類が展開されており、用途やスタイルに合わせて選択できることも大きな特徴です。カジュアルなものからフォーマルなものまで、様々なデザインが存在するため、シーンに応じた使い分けが可能です。
このように、ショルダーバッグは適切に使用することで、機能性とファッション性の両面で高い満足度が得られるアイテムと言えます。体への負担を考慮しながら、その魅力を最大限に活かすことが重要です。
ショルダーバッグをやめたい人におすすめな選択肢など
肩こりしないショルダーバッグの使い方
ショルダーバッグを使用する際、適切な使い方を意識することで肩こりのリスクを軽減できます。まず重要なのは、同じ肩に負担が集中しないよう、左右の肩を定期的に交互に使うことです。長時間同じ肩を使い続けることは避け、適度に掛け替えることで負担を分散させましょう。
バッグのストラップにも注目が必要です。細いストラップは筋肉に直接的な負担がかかりやすいため、幅広のものに変更することをおすすめします。また、肩に当たる部分にタオルなどを挟むことで、圧迫感を和らげることもできます。
バッグの中身も重要なポイントです。必要最低限のものだけを入れることで、重さを軽減することができます。特に慢性的な肩こりがある場合は、バッグの重さに細心の注意を払う必要があります。
利き手側でバッグを持つ習慣がある方も多いですが、これも体の歪みの原因となります。特に注意したいのは、ベルトの長さと荷物の重さのバランスです。バッグの位置が低すぎると姿勢が崩れやすく、歩きにくさにもつながります。
また、使用後は首や肩の筋肉をほぐすなど、適切なケアを行うことで疲労を軽減できます。このような意識的なケアの習慣化が、肩こり予防の重要なポイントとなります。
リュックは肩に悪い？
リュックサックは両肩に重さを分散できる点で、ショルダーバッグより体への負担が少ないと考えられています。近年では、ビジネスシーンでもリュック使用者が増加傾向にあり、デザイン性と機能性を兼ね備えた商品も多く展開されています。
しかし、リュックにも注意点はあります。重いリュックを背負うと、バランスを保つために首が前に出て前傾姿勢になりがちです。この姿勢は首や腰に余計な負担をかけることになります。また、ストラップを長くして低い位置で背負うと、体幹との距離が開きすぎて良い姿勢を保ちにくくなります。
荷物の入れ方にも気をつける必要があります。荷物が偏って入っていると、リュックが傾いてバランスが取りづらくなり、姿勢の悪化や片方の肩への過度な負荷につながる可能性があります。重い荷物を入れすぎると、自然と前かがみになって頭の位置が前方に移動し、肩こりの原因となることも。
リュックを快適に使用するためには、ストラップの長さを適切に調整し、背中に密着するよう背負うことが重要です。また、荷物は左右均等に配置し、背筋を伸ばして猫背にならないよう心がけましょう。過度な重量は避け、体に合った適度な重さを意識することで、リュックの利点を最大限に活かすことができます。
このように、リュックは使い方次第で体への負担を軽減できる一方、不適切な使用は新たな問題を引き起こす可能性もあります。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った使用方法を見つけることが大切です。
苦しいと感じる時は持ち方を改善してみる
バッグの持ち方を工夫することで、体への負担を軽減できる可能性があります。毎日使うバッグだからこそ、持ち方の改善を試してみる価値はあるでしょう。ただし、これは負担軽減のための一つの方法であり、全ての不快感が解消されるわけではありません。
ショルダーバッグの場合、本体が体の真ん中あたりに来るようにベルトの長さを調整することが重要です。前掛けスタイルは荷物の重さで前方に傾きやすいため、体の側部や腰側に荷物が来るように調整すると良いでしょう。
トートバッグを使用する際は、体がバッグの重さを支えてバランスを取る必要があるため、左右への傾きに注意が必要です。左右の肩が地面に対して水平になるよう意識し、定期的に持つ手を変えることで腰への負担を軽減できます。
リュックサックは、ベルトの長さを調整して体に密着させることで、負担を軽減できます。ベルトが長すぎてリュックの位置が低くなると、体が後ろに反りやすくなり、腰への負担が増加します。適切な位置で背負うことで、両肩に均等に荷重を分散させることができます。
持ち方の改善は、バッグ使用時の不快感を和らげる一つの方法です。しかし、それでも改善が見られない場合は、バッグの種類の変更や、荷物を減らすなど、他の対策も検討する必要があります。体に負担を感じる場合は、無理をせず、自分に合った対処法を見つけることが大切です。
革のバッグをやめた方が語る理由は？
革のバッグをやめる理由として、最も多く挙げられているのが「重さ」の問題です。年齢を重ねるにつれて、重いバッグの使用を控える傾向が見られ、若い頃に購入したブランドの革バッグを手放すケースが増えているようです。
特に通勤時に使用する革製バッグは、バッグ自体の重さが気になり、日々の移動が負担に感じる声が目立ちます。ビジネスシーンでは合成皮革のバッグだと安っぽく見えるという懸念から、重さを我慢しながら本革バッグを使い続けている人も少なくありません。
多くの人が「重い」と感じ始める重量の目安は1kg前後とされています。この重さは、バッグ本体の重量のみを指しており、そこに携帯電話や財布などの必需品を入れると、さらに重量が増加します。特に仕事用として使用する場合、PCやノート、手帳など持ち物が多くなるため、総重量はかなりの負担となります。
一般的に、バッグを「軽い」と感じる重さは800g程度と言われており、それを超えると徐々に重たく感じ始める人が増えてきます。参考までに、女性が普段持ち運ぶバッグの重さは、荷物を含めて平均2.3kg程度とされています。
こうした重さの問題は、肩こりや腰痛の原因となることも。車での移動や会社に置いておく場合は問題ないかもしれませんが、日常的に持ち歩く必要がある場合は、その重さが大きな負担となってしまいます。このような理由から、バッグ選びの際に重さを重視する消費者が増加傾向にあるようです。
重いバッグをやめたい方に
3way ハンドショルダー｜エアリー｜イントロダクションより
重いバッグによる負担に悩む方に向けて、軽量バッグの選択肢をご紹介します。特に注目したいのは、30年以上にわたりバッグ製作を続けてきた女性デザイナーが手掛ける、神戸発の日本製ブランド「イントロダクション」です。
同社は機能性と美しさを両立させた普遍的な機能美にこだわり、長く愛着を持って使える商品作りをコンセプトとしています。主なターゲットは30代から60代以上の女性で、他とは一線を画す個性的かつ計算し尽くされた独自のデザインが特徴となっています。
特に人気が高いのが「エアリーシリーズ」です。福井県の工場で特殊な織機を使用して作られた最高級ナイロン（66ナイロン）を採用し、軽さと上質な風合いを両立させています。きめ細かな織りと美しい発色、上品な質感を備えながら、持っていても肩や体が疲れにくいと好評を得ています。
さらに、ショルダータイプでありながら、リュックやトート、ハンドバッグとしても使える2WAY、3WAY仕様の商品が豊富なのも特徴です。肩に負担を感じる場合は持ち方を変更できるため、状況に応じた使い分けが可能です。
このように、最高級素材による軽さと、使いやすさを追求した日本製ならではのデザインが、多くの女性から支持されています。重いバッグに悩む方にとって、新たな選択肢となるかもしれません。
総括 ショルダーバッグをやめた人が語る理由やおすすめの選択肢をご紹介
■ショルダーバッグをやめた主な理由
・肩や首、背中の痛みや疲れが発生
・体のバランスが崩れやすく、姿勢が悪化
・長時間の使用で頭痛や腰痛の原因に
■改善のためのポイント
・左右の肩を交互に使用して負担を分散
・ストラップは幅広のものを選択
・バッグの中身は必要最小限に
・体に合った適切な位置での使用を意識
■代替となる選択肢
・両肩で重さを分散できるリュックの活用
・2WAY、3WAY仕様のバッグの使用
・軽量素材を使用した新世代のバッグへの切り替え
・状況に応じた複数の持ち方の使い分け
■選び方のポイント
・800g程度が「軽い」と感じる目安の重さ
・革のバッグは重さ自体が大きな負担になることも
・使用頻度や用途に応じた素材選び
・デザイン性と機能性のバランスを考慮
・体への負担を考えた使いやすさを重視
▼投稿者プロフィール
宮城 良太（ミヤギ リョウタ）
略歴：文化服装学院→デザイナー
使いやすさを大切にしたモノづくりと、ファッション分野の情報発信に取り組んでいます。
