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「ルイヴィトンの財布が傷んできた…。修理に出したいけど、正規店?それとも修理専門店?」
多くの方が一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。高級ブランドであるルイヴィトンの製品は、長く大切に使い続けたいもの。しかし、毎日使う財布やバッグは、どうしても経年劣化は避けられません。
正規店での修理は安心できる一方で、廃盤モデルは修理できないことがあったり、色あせの補色に対応していなかったりと、意外と制限が多いのをご存知でしょうか。
また、修理専門店は正規店より料金が安いケースが多く、廃盤モデルにも対応可能ですが、どの専門店を選べばいいのか迷ってしまいます。
そこで今回は、ルイヴィトンの修理について、正規店と修理専門店それぞれのメリットや料金相場、修理期間、さらには日々のお手入れ方法まで、徹底的に解説していきます。
- 正規店と専門店の違い
- 修理料金の詳しい相場
- 修理を断られる理由
- 自宅でできるお手入れ法
目次
ルイヴィトンの修理はどこでやってもらうべきか
1年間は無料で修理できるルイヴィトン
ルイヴィトン修理専門店のREPAIR-SHOP HIRAISHIYAの情報によれば、ルイヴィトンの革製品には購入から1年間の保証期間があるとのことです。この保証は、通常の使用状況下で発生した品質上の問題が対象で、該当する場合は無償での修理が可能です。ただし、人為的・故意的な破損は対象外となります。
同社からの情報では、意外と知られていないポイントとして、ルイヴィトンでは保証書(ギャランティカード)を発行していないとのことです。また、以前は商品の真贋確認に使用されていたシリアルナンバーの刻印も、現在は廃止されています。
保証期間を過ぎた場合でも、修理自体は可能なケースがほとんどのようです。ただし有償での対応となります。また、保証期間内であっても、使用者の取り扱い方や保管状況に問題があると判断された場合は、保証の対象外となってしまうとのことです。
同社の説明によると、ルイヴィトン以外の修理専門店での修理履歴がある場合や、海外購入品、並行輸入品の場合は、保証対象外となるだけでなく、修理自体を受け付けてもらえないこともあるようです。保証適用の可否は品物の状態や修理内容によって判断が異なるため、修理を検討する際は事前に最寄りのルイヴィトンに問い合わせることが推奨されています。
ルイヴィトン正規店での修理価格(ファスナーなど)
2025年1月時点のルイ・ヴィトン公式サイトによると、修理価格は部位や作業内容によって大きく異なるようです。例えばバッグ類の場合、ファスナーやファスナー金具(ファスナーを開閉するための引き手など)の交換は30,800円から、引き手革の交換は5,170円からとなっています。ビスの交換は10,340円まで、パドロック(南京錠)の交換は5,170円からの設定です。
ショルダーストラップの交換は41,800円から、ハンドルは1本あたり20,900円からと設定されています。また、部分的な縫い直しは10,340円からとなっています。
財布などの小物類の場合、ファスナーやファスナー金具の交換は30,800円から、スナップボタンの交換は10,340円までとなっています。縫い直しは部分的または全体的な作業で20,900円から、バニッシュ(フチ)の塗り直しは20,900円からの価格設定です。開閉金具(がま口)の交換も20,900円からとなっています。
また、トロリー(キャスター付き旅行鞄)の場合、ゴムの交換は61,600円、キャスターの交換は10,340円までとなっています。正式な修理代金は、実際の見積り時に案内されるとのことです。なお、汚れやべたつきなどのクリーニングは行っていないようです。
修理が安いルイヴィトン専門店をご紹介
REPAIR-SHOP HIRAISHIYAは、福島県二本松市に工場を構える高級ブランドバッグ・財布の修理専門店です。北は北海道から南は沖縄までウェブからの受付を行っており、これまでの取扱実績は25,000点を超えているとのことです。
同社が扱うブランドは多岐にわたりますが、最も多い依頼がルイヴィトンだそうです。受付内容も豊富で、ハンドバッグや財布、スニーカーなど様々なアイテムの修理に対応。ファスナーやボタンなどの細かいパーツから、パイピングなど広範囲の部品交換、破れた部分の革の張り合わせなど、多くの修理メニューを提供しています。修理に加えて、クリーニングや染色サービスも行っているとのことです。
修理後の保証期間は品物お渡し日から6ヶ月以内で、同社に原因がある場合は無償で再修理や再加工に応じるそうです。同社は昭和17年創業の実績があり、厚労省認可を受けた信頼できる専門店として知られています。
特筆すべき点として、全国初のルイヴィトン修理専門店であること、往復送料が無料であること、30年の経験を持つ国家資格者が特殊技術で修理を行うこと、メーカーで修理できないものにも対応可能なことが挙げられます。また、納期は最短で約1ヶ月程度とのことです。
財布の修理料金はいくら?
REPAIR-SHOP HIRAISHIYAでの修理料金(2025年1月時点)を見ていきましょう。まず基本診断手数料として1品につき2,200円(税込)が必要となります。これには写真記録、状態点検、カルテ作成、そして50年以上の経験を持つ皮革修復士による診断が含まれているとのことです。
クリーニングの料金は、財布などのSサイズ(A5サイズ以下)の場合15,000円からとなっています。クリーニングでは、皮革の状態に応じて最適な方法が選択され、特殊染み抜き機なども使用されるそうです。また、全ての皮革製品に対して除菌・抗菌・消臭・静電気防止加工も施されるとのことです。
クリーニングに加えて同色染めを行う場合は、Sサイズで35,000円からとなります。これは革本来の色に染め直す工程で、くすみや色あせた革を購入時の状態に近づける施術だそうです。部分的な染め直しは15,000円から対応可能です。
さらに、異なる色に染め替える場合は、Sサイズで40,000円からとなります。修理については、財布のラウンドファスナー交換が13,000円から、その他のファスナー交換が10,500円からと設定されています。なお、両面ファスナーの場合は通常料金の2割増しとなるようです。
バッグやシューズなど、その他の製品の修理料金詳細については、REPAIR-SHOP HIRAISHIYA公式サイトに掲載されています。
正規店で修理できない場合の原因は?
ルイヴィトンのアイテムは耐久性に優れており、長年愛用できる製品として知られています。しかし、長年使用していれば部品の破損や革のひび割れなどのトラブルは避けられません。ルイヴィトン修理専門店のREPAIR-SHOP HIRAISHIYAからの情報によると、ルイヴィトン正規店で修理を断られてしまうケースがあるようです。
ルイヴィトン正規店で修理が断られる主な原因として、以下のようなケースが挙げられます。まず、提供しているサービス内容に含まれていない修理の場合です。例えば、革製品の色あせの補色は受け付けていないとのこと。また、補色や部品の交換、時計の修理・電池交換などは、修理店によって対応可否が大きく異なるようです。
次に、並行輸入品の場合も修理を断られるケースが多いとされています。これは仕入れ先が不明確だったり、海外販売用モデルでパーツの調達が困難なためと考えられています。
また、商品が偽物(コピー品)の場合も当然ながら修理は不可能です。同社からの情報では、近年は精巧なコピー品も増えており、ICチップによる真贋判定が行われているそうです。
さらに、廃盤となったモデルの修理も難しい場合があります。これは、廃盤後は部品の製造が終了し、在庫がない場合は修理自体が不可能となるためです。ただし、修理専門店では代替品での修理が可能な場合もあるとのことです。
▼昭和17年創業の安心と信頼
ルイヴィトンの修理はどこで?専門店の魅力をさらに詳しく
正規店に修理を依頼するのとの違い
ルイヴィトン修理専門店のREPAIR-SHOP HIRAISHIYAが運営するYouTubeチャンネル「【公式】革修理リペア専門チャンネル」では、正規店との違いについて詳しく説明されています。
同社の大きな特徴として、正規店では対応していない革のクリーニングが可能な点が挙げられます。手垢や汚れなど、全体的なメンテナンスにも対応しているとのことです。また、事前の無料カウンセリングも実施しており、写真を送ることで修理の概算見積もりを確認できます。
修理に使用する素材については、ブランド純正またはそれ以上の素材を使用可能とのこと。将来的な劣化を考慮し、より耐久性の高い素材での修理も提案しているそうです。また、正規店では受け付けていない革の補色修理にも対応しており、料金面でも正規店と比べて安価な場合が多いようです。
サービス面では、沖縄を除く全国で往復送料無料を実現。修理専門店ならではの特徴として、インターネットで完結する修理システムを整備し、集荷の手配や修理の途中経過報告なども充実しているとのことです。
さらに、正規店では対応できない古いモデルの修理にも対応可能な点が特徴です。革の素材を破損部に合わせて加工できるため、どんなに古いモデルでも修理できる可能性が高いとのことです。
専門店に修理できないものはない?
REPAIR-SHOP HIRAISHIYAでは、ルイヴィトン正規店で断られた修理でも対応可能なケースが多いようです。例えば、正規店では長年の使用による色あせなどの修理は行っていませんが、同社ではもともとの色味に合わせて染料を調色し、染色作業を実施しているとのことです。
また、正規店では受け付けないコピー品(偽物)や廃盤アイテムの修理にも対応しています。同社では、依頼された商品がコピー品であっても通常通りの修復作業を行うそうです。なお、真贋鑑定は行っていないとのことです。廃盤モデルについては、できる限り似た形状・色味の部品を使用して修理を行っているようです。
特に廃盤モデルを使用している方には、同社のサービスが適しているかもしれません。ルイヴィトンには長い歴史があり、サイズ違いやモデル違いなど数多くの商品が販売されてきましたが、その中には既に廃盤となってしまったものも多数存在します。
正規店では、「Louis Vuitton」と刻印された特定のパーツしか使用できず、廃盤モデルの部品は継続して製造されていないため修理が難しいケースがあります。一方、REPAIR-SHOP HIRAISHIYAではモデル(型番)を問わず修理が可能とのこと。また、保証の適用外となった商品でも、修理を受け付けているそうです。
カスタマーセンターへ修理に関する問い合わせも
REPAIR-SHOP HIRAISHIYAでは、注文前の事前相談を無料で受け付けているとのことです。同社のホームページには無料カウンセリング専用フォームが設けられており、「修理対応が可能か確認したい」「修理方法について相談したい」「注文フォームにないブランド・アイテムを依頼したい」といった相談が可能です。
無料カウンセリングフォームでは写真の添付にも対応しており、修理希望箇所の部品名称がわからない場合でも、写真を使って具体的な相談ができるようです。また、カウンセリングのみの利用も可能で、相談は全て無料で対応しているとのことです。
なお、カウンセリングフォームはウェブオーダーと同様24時間利用可能です。電車通勤の隙間時間や昼休み、家事の合間など、都合の良いタイミングで相談できる仕組みとなっています。
修理を依頼したい商品の写真撮影のポイントも紹介されています。全体の正面・側面・底面の撮影に加え、気になる箇所(キズ、ヒビ、ほつれ、破れ、千切れ、はがれ、シミ、色褪せ、変色、劣化など)を大きく映すことが推奨されています。また、内側が気になる場合は、気になる部分と内側全体のそれぞれを撮影することがアドバイスされています。
修理にかかる期間は?
REPAIR-SHOP HIRAISHIYA公式サイトによると、修理にかかる期間は依頼内容によって異なるとのことです。クリーニングのみの場合は約30日~40日、修理のみは約30日~60日、クリーニングと染めを組み合わせると約40日~60日かかるようです。
さらに、クリーニングと修理を同時に行う場合は約50日~90日、クリーニング・染め・修理を全て行う場合は約60日~90日程度必要とされています。ただし、特殊なリペアの場合は、この期間よりも長くなる可能性があるとのことです。
また、検品・見積もり完了の連絡(メール)までに約10~30日間かかるそうです。なお、工場の混雑状況によって納期が変動する場合もあるため、余裕を持って依頼することが推奨されています。
修理の流れとしては、「お荷物到着」→「お見積り」→「ご入金」となっており、納期は「ご入金」を同社で確認した時点からカウントされるとのことです。支払い方法はクレジットカードと銀行振込の2種類から選択可能です。
なお、商品の発送時には、お荷物伝票番号を記載した発送完了メールが送信されるため、配送状況も確認できるようです。
財布が汚れたらどうしたらいい?(普段のお手入れ)
ルイヴィトンの財布は洗練されたデザインと丈夫な作りで知られており、適切なお手入れを続けることで15年以上使用できるとされています。以下、日々のケアのポイントをご紹介します。
内側素材のべたつき防止には、定期的な拭き取りと財布専用保護スプレーの使用が効果的です。特に防水・防汚効果のあるスプレーを内側にも使用することで、日々のお手入れの手間を軽減できます。ただし、スプレーは必ず財布の素材に適したものを選ぶようにしましょう。
エナメル素材の場合は、湿気に弱いため汚れを拭き取った後は必ず陰干しで乾燥させることが重要です。また、高温の場所での保管は素材を傷める原因となるため避けましょう。エナメル素材専用のクリームやスプレーの使用も効果的です。
金具部分の錆び防止には、専用のコーティング剤や定期的な拭き取りが有効です。緑青(ろくしょう)と呼ばれる緑の錆は表面にしか発生しないため、綿棒などで丁寧に拭き取ることができます。
革素材の変色や日焼け防止には、直射日光を避けた保管が重要です。また、専用クリームやワックスで革を保湿し、乾燥を防ぐことも大切です。型崩れ防止には、カードや紙幣の詰めすぎに注意し、中身は最小限に抑えることがポイントとなります。
これらの日々のお手入れを継続することで、高価なルイヴィトンの財布を長く美しい状態で保つことができ、結果的にコストパフォーマンスの向上にもつながります。大切な財布だからこそ、定期的なケアを心がけることをおすすめします。
総括 ルイヴィトンの修理をどこでやってもらうかお悩みの方に
・購入から1年以内の通常使用による不具合は、正規店での無料修理が可能
・正規店の修理料金は、財布のファスナー交換で30,800円~、ショルダーストラップ交換で41,800円~など
・REPAIR-SHOP HIRAISHIYAは、正規店で断られやすい以下の修理にも対応
– 色あせの補色修理
– 廃盤モデルの修理
– 並行輸入品の修理
– クリーニング
・修理料金の目安(REPAIR-SHOP HIRAISHIYA)
– 基本診断手数料:2,200円
– 財布のクリーニング:15,000円~
– 財布の同色染め:35,000円~
– ファスナー交換:10,500円~
・修理期間の目安(REPAIR-SHOP HIRAISHIYA)
– クリーニングのみ:30~40日
– 修理のみ:30~60日
– クリーニング+修理:50~90日
・日常的なお手入れで長く使用可能
– 定期的な拭き取り
– 専用保護スプレーの使用
– 直射日光を避けた保管
– 中身の詰めすぎに注意
▼昭和17年創業の安心と信頼
▼投稿者プロフィール
宮城 良太(ミヤギ リョウタ)
略歴:文化服装学院→デザイナー
使いやすさを大切にしたモノづくりと、ファッション分野の情報発信に取り組んでいます。