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梅雨や夏の強い日差し、突然の雨。
私たちの生活に寄り添う傘は、意外にも日本の深刻な環境問題と関わっています。年間8,000万本ものビニール傘が消費され、関東地方だけでも年間300トン以上の傘がゴミとして処理されているのです。
さらに、かつて100社以上あった国内の傘メーカーは年々減少し、現在、国内で流通している傘の99.9%が海外製品となっています。日本の傘職人の技術は、今まさに継承の危機に直面しているのです。
しかし、この状況を変えようとする動きが始まっています。昭和11年創業の老舗傘メーカーから誕生した新ブランド「AARA」は、伝統の技術と革新的なデザインを組み合わせ、環境にも配慮した新しい傘の形を提案しています。
今回は、日本のものづくりの誇りと、現代のニーズを見事に融合させたAARAの魅力をご紹介していきましょう。
- 伝統と革新の融合
- 環境に配慮した設計
- 職人技が光る高品質
- 男女で使える豊富な柄
目次
日本製の傘の老舗メーカーから生まれた【AARA】の基本情報
日本製の傘ブランド【AARA】について
AARAは、昭和11年(1936年)創業の高級傘メーカー、柴田株式会社が手がけるオリジナルブランドです。「どんな天気の日も心弾む1日」を届けたいという想いのもと、長年培ってきた技術と傘への深い愛情から誕生しました。
ブランド名「AARA」には、「Airy」(優美な)「And」「RAvishing」(魅惑的な)の頭文字が込められており、「優美で魅惑的」という意味が表現されています。同社は、日本の傘職人の技術を次世代に継承しながら、持つ人を優美で魅惑的に演出する傘を提供したいと考えているとのことです。
現在、国内で流通している傘の99.9%は外国製(中国製70%、カンボジア製29.9%)であり、日本製の傘はわずか0.1%にすぎません。海外で大量生産される傘は価格もリーズナブルで、機能性の進化も早い傾向にあります。一方、国内にも優れた傘作家は存在するものの、商業ベースで傘を提供できる企業は極めて少ないのが現状です。
そんな中、AARAは業界初となる「カラー骨」を採用。傘骨をカラフルにすることで、傘を選ぶ楽しさを提供し、傘をさした時の気分も明るくなるような工夫を施しています。
しかし、このカラー骨の開発は決して容易なものではありませんでした。通常の傘製作と比べ、工程が100日以上増え、必要な人員も10人以上増加するという困難な挑戦だったそうです。86年の歴史を持つ柴田株式会社だからこそ実現できた、意欲的な取り組みと言えるでしょう。
大手ブランドの生産も受託する日本の傘メーカー
1936年の創業以来、柴田株式会社は確かな技術力とものづくりの精神を守り続けてきました。同社は国内トップシェアを誇る傘製品の生産を行うほか、クオリティの高いマフラー・ストールの生産も手がけています。
特筆すべきは、大手ブランドの傘の受託生産を長年に渡って請け負ってきた実績です。ブランドや百貨店から厚い信頼を得ている背景には、卓越した職人の技術と、積み重ねてきた豊富な経験による確かなものづくりの精神があります。
傘事業においては、柄や刺繍の凝った装飾、伝統的な縫製技法、流行を意識したデザインや最新の機能など、あらゆる傘づくりに対応可能な技術力を有しています。これらの傘は全国の百貨店や小売店で販売されており、多くの消費者に愛用されています。
また同社は、マフラー・ストール事業も展開しています。内モンゴル自治区のカシミヤをはじめとするラグジュアリーな素材から、トレンドを意識したカジュアルなアイテムまで、幅広い製品を製造。独自に開発した「パフウール」など、素材研究にも力を入れています。
このように、確かな技術と豊富な経験を持つ柴田株式会社が新たに立ち上げたのが「AARA」ブランドです。大手ブランドの傘づくりで培った技術力と、創業以来守り続けてきた職人の手仕事を活かし、「私たちにしかつくれないもの」を追求する姿勢は、AARAの製品づくりにも受け継がれています。
老舗の傘屋はどんどん減っている
かつて100社以上あった国内傘メーカーは年々減り続け、さらにはコロナ禍が追い討ちをかけ、傘業界は衰退の一途をたどっています。百貨店に傘を卸していた柴田株式会社も、一時は廃業の選択を迫られたとのことです。しかし、傘は日本人の生活になくてはならない商品であり文化でもあります。
同社が廃業すれば、抱える傘職人の生活が路頭に迷うだけではなく、日本が長年培ってきた傘づくりの技術の継承も失われることになります。
近年は、中国製やカンボジア製の傘の勢いに押され、日本製の洋傘の製造は年々縮小傾向にあるようです。さらには、職人の高齢化、若手職人不足や職人育成も日本製の傘が直面する大きな課題となっています。
特に深刻なのは、かつては多く存在した日本製の傘の骨屋が全て廃業してしまったことです。持ち手やその他のパーツを製造する事業者も、どんどん減少しているとのこと。現状、日本製の傘の未来は暗いと言わざるを得ない状況です。
そんな中、柴田株式会社は日本製の傘と日本の傘職人を守るため、新たな挑戦を始めています。伝統と技術を次世代に継承しながら、現代のニーズに応える製品づくりに取り組んでいるのです。その挑戦から生まれたのが、同社が手がける新ブランド「AARA」。業界初となるカラー骨を採用するなど、伝統的な技術と革新的なデザインを融合させた傘づくりで注目を集めています。
傘は何年くらい使えるの?
傘の寿命は、一般的に雨傘や折りたたみ傘で2~3年程度と言われています。ただし、使用頻度や保管方法、傘の種類などによって大きく異なります。
日本は、ビニール傘が非常に多い国として知られています。流通している傘のほとんどが3,000円以下の安価なものであり、ビニール傘に至ってはさらに短期間で使い捨てされるケースも多いようです。その結果、関東地方だけでも1年で300トン以上もの傘ゴミが発生しているとのこと。想像をはるかに超える数字です。
さらに問題なのは、傘のリサイクルの難しさです。骨組みと生地、取っ手など素材がそれぞれ異なるため分別が困難で、リサイクルがしにくい製品となっています。そのため、多くが焼却や埋め立て処分となり、環境への悪影響が懸念されています。
このような背景から、政府からも傘ゴミ問題の解決を求める声が上がっており、様々なメーカーが対策に取り組んでいます。例えば、パーツごとに分解できる構造にして生地・金属・プラスチック別にリサイクルする試みなども行われていますが、なかなか定着していないのが現状です。
年間のビニール傘消費量は約8,000万本にも上り、”傘は使い捨て”が当たり前になりつつある日本。しかし本来、傘は生活雑貨ではなくファッション雑貨であり、職人が一本一本手づくりする高級品だったのです。
そこでAARAは、傘のファッション性を再評価することで、この問題に取り組もうとしています。「ずっと手元に置いておきたい」「捨てたくない」と思えるような傘を提供することで、修理して長く使い続けたい、置き忘れても取りに戻りたいと思える、そんな価値ある傘づくりを目指しているのです。
日本製の傘【AARA】がおすすめな理由
デザイン性の高い傘、ファッションアイテムとして使える傘、長く大切に使いたい傘をお探しの方にぴったりのブランド、それが【AARA】です。
AARAの特徴は、その豊富なラインナップにあります。歴史ある播州織の傘、イタリアとフランスの生地を使用した傘、若手アーティストとのコラボレーション傘、そしてキュートな動物たちをモチーフにしたオリジナルデザインの遮光傘など、バリエーション豊かな製品を展開しています。また、日本で唯一のカラー骨を使用した、シンプルながらもファッション性の高い傘は、日本の職人による丁寧な手仕事が光る逸品です。
AARAを運営する柴田株式会社は、TVやラジオでも取り上げられた国内では珍しいオーダーメイド傘ブランド『SUN』も手がけています。その高度な技術を活かし、既製品ブランドとして展開しているのが『AARA』なのです。各製品は限定数のみの生産となっており、希少価値の高さも魅力の一つとなっています。
AARAの傘の特徴は以下の5つです:
・ファッションに自信がもてる高いデザイン性
・遮光性機能に加え、上質なパーツを使用
・好みに合わせて購入できる豊富なバリエーション
・安心の日本製で、骨などの修理が可能なため長く愛用できる
・オンラインで購入後は送料無料でお届け(一部地域除く)
職人たちが上質な素材を巧みに扱い、細部にまでこだわって1本1本丁寧に仕上げているAARAの傘。「安いから」「無難だから」ではなく、「好きだから」こそ持ちたくなる、そんな魅力的な傘ブランドです。
▼雨の日もファッショナブルに
日本製の傘の老舗メーカーの新ブランドを実使用レビュー交えてさらに詳しく
完全遮光の日本製日傘を実使用レビュー
今回、AARA様よりCOLORSコレクションの「完全遮光長傘 カラー骨」をご提供いただき、実際に使用してみましたので、レビューをお届けします。
ご提供いただいたのは、裏地ブラック、表地ネイビーの完全遮光長傘です。この商品の特徴は、遮光率・紫外線遮蔽率ともに99.99%以上を実現していること。日傘としては少し大きめのサイズ感で、雨の日も快適に使用できる設計となっています。スタンダードな生地色に、カラー骨、バンブーの持ち手、タッセルが遊び心と高級感を添えているのが特徴的です。
実際に使ってみると、遮光率99.99%以上という数値通りの性能を実感。晴天の太陽に向けても、また室内照明の真下で傘を開いても、全くと言って良いほど光を通さないことに驚きました。夏が長くなる傾向にある現代において、日傘としてはもちろん、熱中症対策としても非常に心強い一本だと感じています。
生地は滑らかな手触りと張りのある良質なものを使用。私が試したネイビーカラーは、男性にもおすすめできる落ち着いた色合いでした。カラー骨は上品なピンクパールのような色で、大人っぽく高級感のある仕上がり。バンブー素材の持ち手は一生物になることを予感させる確かな質感です。
胴部分のバンドにはゴールドカラーのメタリックロゴが採用されているなど、細部へのこだわりも印象的。また、とても軽くて持ち運びやすいのも魅力的でした。
高価な傘を自分のために購入するのをためらう方も多いかもしれません。しかし、品質の高さを考えれば、女性から男性へ、男性から女性へのプレゼントとしても素晴らしい選択になるのではないでしょうか。
AARAの年齢層は?メンズにもおすすめ?
AARAの主な購入者層は30代~50代の女性のようですが、展開カラーの中にはブラックやネイビーなど、男性でも使いやすい落ち着いた色合いの商品も用意されています。
特にこんな方におすすめです:
・デザイン性の高いおしゃれな傘に興味がある方
・人と違う傘でファッションを楽しみたい方
・ものの大切さや作り手である職人への感謝の気持ちを持っている方
ブラックやネイビーなどのベーシックカラーは、ビジネスシーンでも違和感なく使える洗練されたデザインが特徴です。これらのカラーは、男性はもちろん、シックな色合いを好む女性にも人気があるようです。
AARAは単なる雨具としての傘ではなく、ファッションアイテムとしての傘を提案しています。デザイン性と機能性を兼ね備えた高品質な傘は、ご自分用はもちろん、大切な方へのギフトとしても最適です。男性から女性へ、あるいは親しい友人への贈り物として選ばれることも多いとのこと。
また、AARAには日本の傘職人の技術を次世代に継承したいという想いも込められています。持つ人を優美で魅惑的に演出する傘を通じて、日本のものづくりの素晴らしさを多くの方に伝えていきたいと考えているようです。
そのため、年齢や性別にとらわれることなく、良いものを長く大切に使いたいと考える方々に特におすすめできるブランドと言えるでしょう。
メンズにもおすすめの日本製高級ミニ傘
AARAの「COLORSコレクション」から、男性にもおすすめの折り畳み傘をご紹介します。
1つ目は「完全遮光ミニ傘ゴールド骨」。遮光率・紫外線遮蔽率ともに99.99%以上を実現したミニ傘で、晴れの日も雨の日も活躍します。スタンダードな生地色にゴールドの中棒を合わせ、バンブーの持ち手と生地と同色のタッセルで上品な高級感を演出。裏地は、ブラックシリーズが3色、顔周りの印象が軽やかな裏地ベージュシリーズが4色展開されています。
2つ目は「完全遮光ミニ傘バイカラーブラック骨」。2色使いの生地がおしゃれな、スタンダードなミニ傘です。シンプルな色味とブラックの骨で、ビジネスからカジュアルまで、どんなシーンでも違和感なく使用できます。持ち手には長く使うほどに風合いの増す楓木を採用。こちらも遮光率・紫外線遮蔽率は99.99%以上を実現しています。
これらの傘は男性だけでなく、シックな色合いを好む女性にもおすすめとのこと。なお、COLORSコレクションでは他にも、サーモンピンク、ピンク、グリーン、オレンジ、レッドなど、より女性向けの幅広いカラー展開の雨傘も用意されています。
機能性とデザイン性を兼ね備えたAARAの傘で、お気に入りの一本を見つけてはいかがでしょうか。
レディースにおすすめの日本製高級傘
AARAの公式サイトより、レディース向けの傘コレクションをご紹介します。特に注目したいのは、アーティスト若菜みさとコラボレーションしたCreatorsシリーズです。
「色は力を持っている」という若菜みさの言葉を体現するように、AARAのために描き下ろした作品を完全遮光の生地にプリントした3つのデザインが展開されています。
スカイブルーを基調にしたデザインは、アクリルとデジタルを融合させた未来的なイメージ。持つ人にピースフルな心をもたらしてくれる傘です。
サニーオレンジのデザインは、ビタミンカラーのオレンジやイエローが映えるデジタルイメージを採用。憂鬱になりがちな雨の日も、持つ人に元気を与えてくれる一本となっています。
ナイトブルーのデザインは、深い青を基調にデジタルで描いた抽象的な世界を表現。雨の日も晴れの日も、落ち着いた自分を取り戻してくれる傘です。
このシリーズは、以下のような方に特におすすめです:
・柄物や色物を好んで身につけている方
・普段は明るいアイテムや色物、柄物を使用しないけれど、いつか挑戦してみたいと考えている方
・ファッションの新しい可能性に挑戦したい方
アート作品のような傘は、日常のコーディネートに特別な彩りを添えてくれることでしょう。
SDGsの観点からもおすすめな日本製の傘
日本のとあるゴミ処理工場では、毎月20~30トンもの傘がゴミとして処理されているそうです。近年、環境への配慮が重要視される中、傘のゴミ問題は深刻な課題となっています。
特に問題なのは、日本における「傘は壊れたら捨てる」という考え方が当たり前になっていること。実際、警視庁に遺失物として保管される傘は年間30万点以上にも上りますが、持ち主のもとに戻るのはわずか1.2%だけなのです。
また、日本で販売される傘の6割以上はビニール傘で、その消費量は世界一とされています。「急な雨がしのげれば用済み」という考えから傘への愛着が薄れ、「壊れたら捨てる」「失くしたら新しいものを買う」という負のサイクルが続いているのが現状です。
このような状況の中、AARAは「捨てたくない傘」「失くしたくない傘」づくりに取り組んでいます。大切にしたくなる傘、たとえ古くなっても修理をして長く使いたくなる傘を提供することで、傘のゴミ削減に貢献しようとしています。
良いものを長く使い続けることは、資源の節約やゴミの削減につながります。AARAの傘は、環境に配慮した持続可能な消費行動を実践したい方にもおすすめできる選択肢と言えるでしょう。ファッション性と機能性を兼ね備えながら、環境への配慮も実現する。それが、AARAの傘の持つもう一つの価値なのです。
総括 日本製の傘の老舗メーカーから生まれた新ブランドご紹介
「日本製の傘の老舗メーカーから生まれた新ブランド【AARA】」のポイントをまとめました。
・1936年創業の柴田株式会社が手掛ける新ブランド
・業界初のカラー骨を採用
・職人による丁寧な手作業
・修理可能な設計で長く使える
・遮光率・紫外線遮蔽率99.99%以上を実現
・30代~50代の女性が中心の購入者層
・ブラックやネイビーなど男性も使いやすいカラーあり
・アーティストコラボレーションも展開
・長く使える高品質設計
・修理対応で廃棄を減らす環境配慮
・愛着を持って使える傘づくり
・オンライン購入可能
・5,000円(税込)以上のご購入で送料無料
※北海道、沖縄、離島は500円(税込)
・限定数生産の希少価値
現在0.1%まで減少した日本製傘の未来を、職人技とモダンなデザインで切り開く意欲的なブランドです。
▼デザイン性の高さと日本製の安心感
店名:IROHATO RM(イロハトアールエム)
氏名:宮城良太(ミヤギ リョウタ)
略歴:文化服装学院→デザイナー
現在:お財布やブログ記事を製作しています。