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革財布の購入を考える際、コードバンやイタリアンレザーなど様々な選択肢がある中で、特に注目を集めているのが「ブライドルレザー」です。英国の馬具製作で培われたこの伝統的な革は、その耐久性と美しい経年変化により、長く愛用できる財布として多くの愛好家に支持されています。
しかし、ブライドルレザー財布と一口に言っても、製造国やブランドによって品質や特徴は大きく異なります。特に、日本の職人技術で作られるものと、本場英国で生まれるものでは、それぞれ異なる魅力を持っています。また、同じブライドルレザーでも、コードバンなど他の高級革との違いを理解しておくことで、より満足度の高い選択ができるでしょう。
このブログでは、ブライドルレザー財布をお探しの方に向けて、日本製の老舗ブランド「ガンゾ」と英国王室御用達の名門ブランド「エッティンガー」の魅力を詳しくご紹介します。それぞれのブランドの特徴や代表的な製品、さらにはブライドルレザー自体の特性や注意点まで、財布選びに役立つ情報を包括的にお伝えしていきます。
- 日本製老舗ガンゾの魅力
- 王室御用達エッティンガー
- コードバンとの違いを解説
- ブライドルレザーの弱点も紹介
目次
ブライドルレザー財布がおすすめの日本製ブランドについて
日本製のブライドルレザー財布なら【ガンゾ】

GANZOより
日本製のブライドルレザー財布を探している方にとって、外せないブランドが「ガンゾ」です。創業から100年以上にわたり袋物製作に携わってきた同ブランドは、日本の職人技術と世界最高峰の素材を融合させることで、唯一無二のレザーアイテムを生み出し続けています。
ガンゾのブライドルレザー財布で特に注目したいのが「THIN BRIDLE(シンブライドル)」シリーズです。外装には本場イギリスの老舗「J&E セジュイック社」製ブライドルレザーを使用し、内装にはオイルを含んだショルダーヌメを組み合わせています。この素材の組み合わせにより、堅牢性と柔軟性を見事に両立させており、日常使いでも安心して愛用できる仕上がりとなっています。また、同じくイギリスのトーマスウェア社のブライドルレザーを内外装に贅沢に使用し、日本の伝統技法を取り入れた新しいコンパクトスタイルを追求する「AVON(エイボン)」シリーズも展開されています。
Made in JAPANにこだわり、熟練した職人がひとつひとつ手作業で完成させる革小物は、確かな品質と安心感を提供してくれます。使い込むほどに革が手に馴染み、独特の光沢が現れる経年変化も大きな魅力の一つです。
ガンゾの財布は、時が経つほどに持ち主の個性と共にエイジングを重ね、やがて世界で一つだけの逸品へと成長していきます。長く愛用できる本物の日本製ブライドルレザー財布をお探しなら、ガンゾは間違いなく検討すべきブランドといえるでしょう。
二つ折りの日本製ブライドルレザー財布

THIN BRIDLE (シンブライドル) 小銭入れ付き二つ折り財布|GANZOより
ガンゾの「THIN BRIDLE (シンブライドル) 小銭入れ付き二つ折り財布」は、日本の職人技が光るブライドルレザーの二つ折り財布として注目の一品です。2025年6月時点で46,200円という価格設定で、ブラック、ヘーゼル、ダークブラウン、ネイビーの4色展開となっています。
この二つ折り財布の特徴は、機能性を重視したシンプルで薄型の設計にあります。4つのカードポケット、2つのマルチポケット、札入れ、小銭入れを備えており、日常使いに便利な収納力を提供しています。コンパクトでありながら必要十分な収納力を確保し、スーツのポケットやカジュアルなパンツのポケットにもストレスなく収まるサイズ感が魅力です。
素材には本場イギリスの「J&E セジュイック社」製ブライドルレザーを外装に使用し、内装にはオイルを含んだショルダーヌメを組み合わせています。この組み合わせにより、堅牢性と柔軟性を両立した仕上がりとなっています。
毎日の使用でポケットへの出し入れが頻繁な二つ折り財布だからこそ、使いやすい設計と丈夫な素材の組み合わせが重要になります。ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも活躍し、長期間にわたって愛用できる実用性の高い一品となっています。
長財布|ブライドルレザーの日本製メンズブランド

THIN BRIDLE (シンブライドル) ファスナー小銭入れ付き長財布|GANZOより
ガンゾの「THIN BRIDLE (シンブライドル) ファスナー小銭入れ付き長財布」は、収納力と使いやすさを兼ね備えた日本製ブライドルレザーの長財布です。ブラック、ヘーゼル、ダークブラウン、ネイビーの4色展開で、日常使いに便利な機能性を追求した設計が特徴となっています。
この長財布の特徴は、小銭入れにファスナーを採用しながらも、ガンゾらしい上品な外観を保っている点にあります。ファスナーを目立ちにくい低い位置に配置することで、カジュアルすぎない洗練された仕上がりを実現しており、ビジネスシーンでも違和感なく使用できます。札入れ1つ、小銭入れ1つ、内ポケット2つ、カードポケット12個という構成で、日常的に使用するアイテムをスムーズに収納・取り出しできます。

GANZOより
素材は先ほどご紹介した二つ折り財布と同じく、本場イギリスの「J&E セジュイック社」製ブライドルレザーを外装に使用しています。内装には柔軟性のあるオイルを含んだショルダーヌメを組み合わせることで、日常的な開閉動作でもストレスを感じない使い心地を実現しています。
長財布ならではの利点として、お札を折らずに収納できるため紙幣の状態を美しく保てることが挙げられます。ビジネスシーンでの支払い時にもスマートな印象を与え、革の経年変化と共に長く愛用できる一品です。
ラウンドファスナー|ブライドルレザーの日本製長財布

THIN BRIDLE (シンブライドル) ラウンドファスナー長財布|GANZOより
日本製ブライドルレザーの長財布の中でも、ラウンドファスナータイプをお探しの方におすすめなのが、ガンゾの「THIN BRIDLE (シンブライドル) ラウンドファスナー長財布」です。ブラック、ヘーゼル、ダークブラウン、ネイビーの4色展開となっています。
開閉時に財布が大きく開くラウンドファスナー仕様で、内容物の視認性が良く、必要なカードや現金をすぐに見つけることができます。内側には8つのカードポケットやコインポケットがあり、外側にはフリーポケットも配置されており、様々なシーンで活躍する実用的なデザインが採用されています。ファスナーで全体を囲むため、中身がこぼれ落ちる心配もなく、安心して持ち歩けます。
素材については、これまでご紹介した同シリーズの財布と同様に、本場イギリスの「J&E セジュイック社」製ブライドルレザーを外装に使用しています。内装には柔軟性に優れたオイルを含んだショルダーヌメを組み合わせることで、頻繁な開閉でもスムーズな操作感を実現しています。
ラウンドファスナータイプは収納力と安全性を両立させた形状であり、カード類や現金を多く持ち歩く方に適しています。ビジネスシーンでも使いやすく、日本の職人技術で仕上げられたブライドルレザーの経年変化を長く楽しむことができる一品です。
コードバンとブライドルレザーの財布、どちらがいいですか?
革財布の購入を検討する際、コードバンとブライドルレザーのどちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。ガンゾは日本製ブライドルレザー財布の代表的なブランドですが、実はコードバン財布でも高い評価を受けているブランドです。
コードバンとブライドルレザーはどちらも高級本革として知られていますが、それぞれ異なる特徴を持っています。コードバンは馬のお尻部分から採れる希少な革で、非常に緻密な繊維構造により滑らかで美しい光沢を持ちます。使い込むほどに深い艶が増し、非常に高い耐久性を誇ります。ただし、水に弱くシミになりやすいため、雨の日の取り扱いには注意が必要です。
一方、ブライドルレザーは牛革にワックスを何度も染み込ませて作られる英国伝統の革です。使い込むほどに独特の風合いが生まれ、もともと馬具用に作られた革なので、コードバンよりも水に強く、日常使いに適しています。
選択のポイントは使用頻度とメンテナンスへの関心度です。コードバンは特別感があり格式高い印象を与えますが、神経質なケアが必要になります。ブライドルレザーは実用性が高く、基本的なお手入れで長く使えるため、毎日気軽に使いたい方におすすめです。
ブライドルレザー財布がおすすめのハイブランド&ポイントまとめ
ハイブランドのブライドルレザー財布【エッティンガー】

エッティンガーより
ハイブランドのブライドルレザー財布をお探しなら、英国王室御用達の「エッティンガー」は外せない選択肢です。90年以上にわたり卓越した品質と職人技を誇る同ブランドは、チャールズ3世にも愛用され、ロイヤルワラントを授与された名門として、確固たる地位を築いています。
エッティンガーの財布の最大の特徴は、外側と内側で異なる色を使用するバイカラーデザインです。この革新的なデザインは1930年代から50年代頃に馬具からインスピレーションを得て生まれたもので、現代の革小物におけるバイカラーデザインの起源とも言われています。外側に丈夫なブライドルレザー、内側に鮮やかなイエローのパネルハイドという組み合わせは、当時から注目を集め、現在でもエッティンガーのアイコンとして受け継がれています。
機能やデザインの観点では、コンパクトなサイズでありながら十分な収納力を備えた設計が魅力です。必要なものをすべて収納できる実用性と、携帯性の良さを両立させており、ビジネスシーンでもカジュアルスタイルでも活躍します。タイムレスなデザインは過度な装飾を避け、機能性と美しさを両立させています。
ブライドルレザーの持つ堅牢性と美しさ、そして英国王室が認めた品質を兼ね備えたエッティンガーは、上質なライフスタイルを求める方にふさわしいブランドです。
グリーンのブライドルレザーの二つ折り財布

【BH】BILLFOLD3C/C & COIN PURSE|エッティンガーより
英国王室御用達のハイブランド「エッティンガー」が誇るブライドルレザーの二つ折り財布として注目したいのが、「【BH】BILLFOLD3C/C & COIN PURSE」です。2025年6月時点で57,200円という価格設定で、グリーンをはじめブラック、ネイビー、ナット、ブルーの5色展開となっています。
この二つ折り財布の魅力は、エッティンガーを象徴するバイカラーデザインにあります。外側には上質なブライドルレザーを使用し、内側には鮮やかなイエローのパネルハイドを組み合わせています。このパネルハイドは厳しい品質基準を満たした植物タンニンなめしの牛革で、ブライドルレザーと共に英国の乗馬文化で古くから親しまれてきた歴史を持ちます。
機能面では、札入れ2つ、コインポケット1つ、カードポケット3つ、フラットポケット3つという実用的な構成を採用しています。長財布に比べてコンパクトなサイズのため、バッグやポケットへの収納もスムーズで、日常使いに適した設計となっています。
英国伝統の職人技術と洗練されたデザインが融合したエッティンガーのブライドルレザー財布は、持つ人のステータスを表現する上質なアイテムといえるでしょう。
長財布も|グリーンのブライドルレザー財布

【BH】 SLIM LONG WALLET|エッティンガーより
エッティンガーのブライドルレザー財布をお探しの方で、長財布タイプをご希望なら「【BH】 SLIM LONG WALLET」がおすすめです。グリーンをはじめブラック、ネイビー、ナットの4色展開で、1万円札が横幅ぴったりに納まるコンパクト設計が特徴です。
エッティンガーの長財布の中では最小サイズでありながら、機能性もしっかりと兼ね備えています。札入れ1つ、コインポケット1つ、カードポケット5つ、フラットポケット3つという構成で、日常使いに必要な機能を網羅しています。スーツの内ポケットやバッグにもスマートに収納できるサイズ感が魅力です。
このスリムな設計により、通常の長財布にありがちな「大きすぎる」という問題を解決し、携帯性と機能性の両方を実現しています。二つ折り財布と同様に、エッティンガーを象徴するバイカラーデザインを採用しており、外側の上質なブライドルレザーと内側の鮮やかなイエローのパネルハイドを組み合わせています。財布を開くたびに美しいコントラストが目を引きます。
二つ折り財布では物足りないが、大きすぎる長財布は避けたいという方にとって、このスリムロングウォレットは理想的なバランスを実現しています。お札を折らずに美しく収納でき、必要なカード類もすっきりと整理できます。英国王室御用達の品質と洗練されたデザインを兼ね備えた逸品として、長く愛用していただける一品です。
寿命は?ブライドルレザー財布

エッティンガーより
ブライドルレザーの財布は適切に使用すれば15年から20年、場合によってはそれ以上持つことも珍しくありません。この驚異的な耐久性は、ブライドルレザーがもともと馬具用として開発された革であることに由来します。馬具は激しい使用に耐える必要があるため、牛革にワックスを何層にも染み込ませる製法により、繊維が引き締まり耐久性が格段に向上しています。
実際の寿命は使い方によって左右されますが、毎日ポケットに入れて持ち歩き、頻繁に出し入れするような使い方でも10年以上は問題なく使用できるでしょう。より丁寧に扱えば、親から子へ受け継げるほど長持ちします。興味深いのは、ブライドルレザーは使うほどに味わいが増すことです。最初の硬さが徐々に柔らかくなり、表面の蝋が馴染んで独特の光沢が生まれ、小さな傷も味として楽しめるようになります。
長寿命を実現するにはブランド選びも重要です。ガンゾやエッティンガーのように、本場イギリスの老舗タンナーから革を仕入れているブランドは品質が安定しており、熟練した職人による丁寧な製法で作られているため長持ちする傾向があります。両ブランドとも修理サービスも提供しており、万が一の際にも対応してもらえます。品質の高いブライドルレザー財布は単なる実用品を超えて、時間と共に育てていく楽しみを提供してくれる特別な存在です。
ブライドルレザーの弱点は?

エッティンガーより
ブライドルレザーには優れた特徴がある一方で、いくつかの弱点も存在します。購入前に理解しておくことで、より満足度の高い選択ができるでしょう。
まず、初期の硬さが挙げられます。新品のうちは革が非常に硬く、財布の開閉がスムーズにいかないことがあります。馴染むまでに数ヶ月かかる場合もあり、最初は使いにくさを感じるかもしれません。また、ワックスをしっかり染み込ませているため、同じサイズの他の革財布と比べると重量が重くなりがちです。軽い財布を好む方には向かない場合があります。
価格の高さも無視できない点です。製造に時間と手間がかかるため、一般的な革財布よりもかなり高価になります。色の選択肢が限られることも弱点の一つで、伝統的な製法のため茶色や黒などの定番色が中心となっており、カラーバリエーションは他の革に比べて少なめです。ただし、今回のブログで紹介したブランドでは、ガンゾよりもエッティンガーの方が豊富なカラー展開がされています。
さらに、ブルーム(白い蝋の浮き)を好まない人もいます。これはブライドルレザーの特徴でもありますが、見た目を気にする方には欠点と感じられることがあります。ブルームの有無は製造時期や保管環境によって変わり、同じブライドルレザーでもブランドや販売タイミングによって異なります。
非常に丈夫な反面、深い傷が付くと目立ちやすいという面もあります。ただし、このような弱点があっても、使い込むほどに現れる独特の風合い、そして世代を超えて愛用できる耐久性という魅力から、ブライドルレザー財布は多くの人に愛され続けています。
まとめ ブライドルレザー財布のおすすめブランド特集!
ブライドルレザー財布をご検討中の方に向けて、日本製の老舗ブランド「ガンゾ」と英国製のハイブランド「エッティンガー」の魅力をご紹介してきました。
日本製ブライドルレザー財布【ガンゾ】のポイント
・創業100年以上の歴史を持つ日本の老舗ブランド
・THIN BRIDLEシリーズとAVONシリーズを展開
・本場イギリス製ブライドルレザーと日本の職人技術の融合
・二つ折り財布は薄型設計でポケット収納に適したサイズ感
・オールインワン設計でファスナー小銭入れ付きの長財布
・ラウンドファスナー長財布は視認性と収納力を両立
コードバンとブライドルレザーの比較
・コードバンは希少性と美しい光沢が特徴だが水に弱く神経質なケアが必要
・ブライドルレザーは実用性が高く日常使いに適している
・メンテナンスへの関心度によって選択が分かれる
ハイブランドブライドルレザー財布【エッティンガー】のポイント
・英国王室御用達のロイヤルワラント授与ブランド
・1930年代から続くバイカラーデザインの起源的存在
・外側ブライドルレザーと内側イエローパネルハイドの組み合わせ
・二つ折り財布はコンパクトながら実用的な収納構成
・ロングウォレットはスリムでコンパクトなサイズながら機能性を保持
ブライドルレザー財布の特徴
・適切な使用で15~20年以上の長寿命を実現
・使い込むほどに現れる独特の艶と風合いが魅力
・初期の硬さや重量、価格の高さなどの弱点も存在
・ブランド選びも長寿命実現の重要なポイント
日本の匠の技術と英国の伝統、それぞれの魅力を持つブライドルレザー財布から、あなたのライフスタイルに最適な一品を見つけていただければと思います。

宮城 良太(ミヤギ リョウタ)
略歴:文化服装学院→デザイナー
使いやすさを大切にしたモノづくりとファッション分野の情報発信に取り組んでいます。