財布を選ぶとき、ダサいと思われたくないという気持ちは誰にでもあるでしょう。特にネット検索で、自分が気になっているブランドについて「ダサい」という候補が出てくると、購入を迷ってしまう方も多いはずです。
所作は、1枚の革を縫わずに折って仕立てるという独特な製法で知られる日本のブランドです。袱紗をモチーフにした和の美意識と、折り紙のような精巧な構造が特徴ですが、この個性的なデザインゆえに評価が分かれることもあります。
では、所作の財布は本当にダサいのでしょうか。このブログでは、SNSでの評判、使い勝手、TPO、芸能人との関係、革の経年変化、耐久性、手入れ方法、公式ブログの充実度、実店舗情報、そしてネット掲示板での意見まで、多角的な観点から徹底的に検証していきます。
- 評判や口コミを分析
- 経年変化の魅力
- 実店舗で確認可能
- 主観的な判断基準
目次
所作の財布はダサい?|前編
SNSでの評判を分析|所作の財布

所作より
所作の財布を使用しているユーザーのリアルな声をSNS(X)から集めました。投稿内容を項目別に整理してご紹介します。
デザイン・コンセプトへの評価
1枚革仕立てで一切縫わずに折り込んで、最後に1ヶ所ボルトで締める独自の製法や、江戸時代に流行った「裏勝り」のコンセプト(表はシンプルだが裏地にこだわる)を継承している点が高く評価されています。
「外は黒一色だけど中に柄があってかわいい」「水墨デザイン」など、内側の意匠への言及も多く、お金を包むというコンセプトやブランドのこだわりに共感する声が目立ちます。また、「絶対に被らない」「そこそこお手頃価格」といった、個性とコストパフォーマンスを評価する意見もありました。
使い勝手への期待と慣れ
「お札を出す時の所作がめちゃくちゃカッコいい」といった、実際に使用する動作の美しさを評価する声がある一方で、「慣れるまで大変そう」「二週間ごとに変えては使い勝手を試すを繰り返している」など、独特の構造ゆえに使いこなすまで工夫が必要という意見も見られました。
ただし、「全部好き」「凄く使いやすい」という声もあり、慣れれば満足度は高いことがうかがえます。
経年変化への期待
「これから育てていく。楽しみ」「経年変化が楽しみ」といった、革製品ならではのエイジングを楽しみにする声も複数見られました。最強開運日に合わせて財布を新調したという投稿もあり、長く愛用する前提で購入されていることが分かります。
リピート購入・満足度の高さ
「買い替えでもまた所作の財布を選んだ」というリピーターの投稿や、「飲食のバイト中に全く同じ財布を使っているお客さんがいて興奮した」といった、ブランドへの愛着を示す声もありました。「今使っている財布と同じものにするか、新しいデザインを買いに行くか悩む」という投稿からも、ブランドへの信頼と満足度の高さがうかがえます。
これらのSNS投稿を総合すると、所作の財布は独自のデザインや製法、日本文化へのこだわりが高く評価されており、「ダサい」といったネガティブな意見は見当たりませんでした。むしろ、個性的で他にはない魅力を持つ財布として、多くのユーザーから支持されていることが分かります。
使い方が難しい?所作の財布の評判

所作より
先ほど紹介したSNS(X)での投稿の中にも、所作の財布の使い方に関して、慣れが必要という意見がありました。
使い方に関する実際の声
以下のような投稿が見られます。
「財布がガタついてきたので所作の財布にしました。慣れるまで大変そう」
「所作の財布、二週間ごとに変えては使い勝手を試すを繰り返しているけど、まだ定まらない。どれも一長一短がある。まあ、全部好きなんだけど」
これらは、1枚の革を縫わずに折って仕立てるという所作の最大の特徴が、使い勝手の面では慣れが必要という課題につながっていることを示しています。
慣れが必要な理由
所作の財布が従来の財布と異なる点として、袱紗的な「包む」動作が挙げられます。「包む動作が癖になる」という声がある一方、それは従来の財布とは違う動作を覚える必要があるということでもあります。ファスナーやボタンがないため、包み方・開き方のコツを掴む必要があり、収納部へのアクセス方法も独特です。
「使い方が難しい」≠「ダサい」
ここで重要なのは、使い方が難しいことと、ダサい・機能性を無視していることは全く別物だという点です。
ダサい財布の基準の一つに機能性の無視が挙げられます。見た目だけを重視した選び方では本末転倒でしょう。しかし、所作の財布の場合、あくまでも慣れるまで使い方に悩むという意見があるだけで、機能性を無視した財布になっているわけではありません。
所作の財布は、袱紗の所作や包む美学というコンセプトを体現するための構造になっています。学習曲線はあるものの、習得後は機能的です。SNS上でも「慣れるまで難しい」という声がある一方、「しばらく使うと他の財布に戻れない」というレビューも多数見られます。この「他の財布に戻れない」という声は、慣れた後の機能性・快適性が高いことの証明とも言えるでしょう。
道具の習得に似た体験
所作の財布の習得プロセスは、質の高い道具を使いこなす過程に似ているかもしれません。
例えば、高級な万年筆はボールペンより書き始めにコツが要りますが、慣れれば書き心地が段違いです。マニュアル車はオートマ車より操作が複雑ですが、運転の楽しさは別次元になります。和包丁は洋包丁より研ぎや扱いが難しいですが、切れ味と精度は抜群です。
所作の財布も同様に、道具としての質の高さと独自の使用体験を提供している製品と言えるでしょう。使い方や機能性の観点から見ても、所作の財布はダサいというものではなく、むしろブランドのコンセプトを理解して使いこなしている人からは高く評価されている財布なのです。
年齢層やTPOの観点から|所作の財布はダサい?

所作より
所作の財布の年齢層は20代~60代と幅広く、お金を包む動作自体を所作としてデザインするというユニークなブランドコンセプト・デザインに惹かれる方だけでなく、収納力や機能性の良さから女性や年配の方からの支持も厚いブランドです。ビジネスシーンでも使いやすいと評価され、ギフトとしても選ばれています。
TPOミスマッチという「ダサい財布」の基準
ダサい財布の基準の一つに「TPOとのミスマッチ」があります。年齢や場面に合っていない財布はダサいと感じられることが多く、例えばビジネスシーンでキャラクター物の財布を使う、大人がティーンエイジャー向けのカジュアルすぎる財布を持つといったケースです。
では、この観点から見た時、所作の財布はどうでしょうか。
所作の財布がTPOの観点でダサくない理由
結論から言えば、所作の財布はTPOの観点から見るとダサくない財布と言えます。その理由を見ていきましょう。
・年齢を問わない普遍的なデザイン
20代~60代という幅広い年齢層に支持されているということは、若者向けのトレンド重視でもなく、高齢者向けの古臭いデザインでもないということです。時代を超えた普遍性を持つデザインであり、どの年代が持っても違和感がありません。
・ビジネスシーンでも通用する品格
ビジネスシーンで評価されているということは、フォーマルな場面でも通用する品格を備えているということです。派手なロゴやブランド主張がない洗練さ、そして袱紗という日本の礼儀作法がモチーフになっている点も、本質的に礼を重んじるデザインと言えます。ビジネスパーソンが安心して使える財布です。
・シーンに応じた柔軟性
所作の財布には、個性的なデザインや色のバリエーションから、シンプルで上品なブラックやネイビーまで幅広い選択肢があります。カジュアルな場面では個性を発揮でき、ビジネスやフォーマルな場では高級感のある経年変化した革が格式ある雰囲気に馴染みます。
・個性と品格の両立
個性を表現したい方にも人気という点は、他人と被らない独自性がありながら、キャラクター物のような子供っぽさや悪目立ちする派手さとは無縁であることを示しています。大人が持つべき自分らしさを品よく表現できる財布です。
TPOで失敗しない理由の本質
所作の財布がTPOで失敗しない理由は、表面的などこでも使える無難さではなく、お金を丁寧に扱うという年齢・性別・シーンを問わない普遍的な価値観に基づいているからです。袱紗という日本文化の美意識や礼節を重んじる姿勢、上質な本革素材と縫わない一枚革という職人技、そして高い収納力といった機能性が、本質的な品格を生み出しています。
つまり、所作の財布は特定のTPOに特化しているのではなく、あらゆるTPOに対応できる本質的な品格を持った財布と言えるでしょう。
芸能人と所作の財布|ダサいかどうかに影響は?

所作より
所作の財布について、TVに出演している方では、フリーアナウンサーの道岡桃子さんが愛用されています。道岡桃子さんのインスタグラムでは、東急プラザ銀座にある所作の店舗を訪れた際の投稿があり、兵庫県姫路市で手作りされている財布、和装が多い人や人と被りたくない人におすすめといったコメントとともに、キラキラしたデザインの財布を紹介されていました。
ただし、調べた限りでは、所作の財布を愛用している具体的な芸能人(俳優、タレント、歌手など)の名前は明確には見つかりませんでした。
芸能人の愛用情報がないことと「ダサい」の関係
財布ブランドやファッションブランドにおいて、芸能人が与える影響は大きいものがあります。では、こうした芸能人に関する明確な愛用情報がないことが、所作の財布がダサいかどうかに関係するのでしょうか。
結論から言うと、本質的には関係ありません。
製品の本質で評価されているブランド
確かに、芸能人が使っているとおしゃれと認識されやすく、使っていないと知名度が低いと思われることもあります。しかし、これはマーケティング的な話であって、製品の本質的価値とは別の問題です。
所作の財布に芸能人の愛用情報が少ない理由として考えられるのは、芸能人を使った派手なプロモーションをしていない、製品そのものの本質で勝負している、インフルエンサーマーケティングに頼らない職人気質のブランドスタンスといった点です。
実際、これまで見てきたSNSでの評判では、他の財布に戻れない、リピート購入したといった、製品を実際に使った人からの高評価が多く見られました。これは、芸能人の影響ではなく、使った人が本当に良いと実感しているからこその声と言えます。
大切なのは自分に合うかどうか
芸能人が使っているかどうかよりも、大切なのは自分に合っているか、自分のライフスタイルに合うかという点です。芸能人が似合っていても、自分に似合うとは限りません。年齢、体型、雰囲気、職業、すべて違うからです。
また、芸能人が使っているからという理由で多くの人が買うと個性がなくなり、流行が去ると急にダサい扱いされることもあります。これは外部評価に依存した選び方と言えるでしょう。
所作の財布は、○○さんが使っているから買うのではなく、自分のライフスタイルに合うから選ぶという、成熟した大人の選び方ができるブランドです。芸能人の愛用情報がないことは、むしろ製品の本質で勝負しているブランドの姿勢を表しているとも言えます。
つまり、芸能人が使っているかどうかと、所作の財布がダサいかどうかは本質的に無関係なのです。
革の経年変化の観点から|所作の財布はダサい?

所作より
所作の財布は豊富な革素材のバリエーションと、その経年変化も大きな魅力の一つです。所作の公式サイト(www.shosa.tokyo/blog/2019/09/03/183712)では「経年変化紹介ページ 随時更新中」というページが用意されており、実際に所作の財布がどれくらいの期間でどのように変化するか、画像付きでわかりやすく解説されています。
革素材による経年変化の違い
公式サイトで紹介されている経年変化の例をいくつか見てみましょう。
例えば、同じグリーンでも革素材により変化具合が異なります。ベーシックグリーンは茶色がかりカーキのような色合いへ、オイルヌバックやブライドルは深い緑色へと変化します。使用環境によっても違いが出るのが革の面白いところで、いわゆる育て方によって人それぞれの仕上がりになっていくということです。
キャメルなどの薄い色や明るい色はより変化が分かりやすく、実感できます。他にも、ネイビー(オイルヌバック)は、約1年ほどの使用で無機質な雰囲気から革らしく育ち、毛羽立った手触りが滑らかなものに変わります。
「劣化」ではなく「経年変化」という価値
ダサい財布の基準の一つに劣化してボロボロという状態が挙げられます。この点で見た時、所作の財布は経年劣化ではなく経年変化(育てる)という明確な違いがあります。
劣化してダサくなる財布は、安価な合成皮革が剥がれる、色褪せて汚らしくなる、ただ古くなって見苦しくなるだけといった特徴があります。
一方、所作の財布の経年変化は、革本来の美しさが引き出される、色が深まり艶が増す、使う人の手に馴染んでいく、使い方によって個性的な表情が生まれる、時間と共に価値が高まるといった特徴があります。
公式サイトでの情報開示が示すもの
所作が公式サイトで経年変化のページを用意していることは、ブランドの姿勢を表しています。時間が経った姿を堂々と見せられる品質への自信があり、むしろ経年変化を魅力として積極的にアピールしています。
また、革素材ごとに変化の違いを明示することで、購入者が自分の好みの育ち方を選べるようになっています。これは単なる財布ではなく、愛着を持って長く付き合える製品としての位置づけと言えるでしょう。
所作の財布は使い込むほどに自分だけの表情を持った一点物になっていく、時間が価値を加える財布です。この経年変化の美しさという観点から見ても、所作の財布がダサいとは言えません。
所作の財布はダサい?|後編
ボロボロになる?所作の財布の耐久性

所作より
前の見出しで、所作の財布は革の経年変化も魅力的で、ボロボロに劣化するのではなく美しく成長すると紹介しました。
しかし、いくら本革を使用していて革そのものに経年変化という魅力があったとしても、財布の構造上、耐久性に不安があれば長く使うことはできません。所作の財布は構造が独特なため、この耐久性について心配される方も多いようです。
所作の構造的な強み
所作の財布には、構造上の耐久性に関していくつかの強みがあります。
一枚の革を折って仕立てる構造のため、縫い目がありません。そのため、縫い糸のほつれや、接着剤で貼り合わせた部分の剥がれという心配が不要です。
また、ファスナーやボタンは財布の中で壊れやすい部分として知られていますが、所作の財布はこれらを使わないため、その心配もありません。
革の厚みについて
一方で、所作の財布は革の厚みが比較的薄めに設定されています。これは、しなやかに折りたたむという財布の構造を実現するための設計と考えられます。
革の厚みを抑えることは財布全体の厚みを抑えることにもつながり、スマートな見た目や持ち運びやすさというメリットにもなっています。ただし、日常的な摩擦や折りたたみの動作を繰り返すことによる負担は、厚手の革に比べるとどうしても大きくなります。
長く使うために
革製品の寿命は、使用頻度、持ち運び方法、メンテナンス次第で大きく変わります。所作の財布も、適切なケアを行うことで革を育てながら長く愛用できる財布です。
構造的な強みと革の特性を理解した上で扱えば、ボロボロに劣化するのではなく、美しい経年変化を楽しみながら使い続けることができます。
手入れについて|所作の財布を長く使うために
財布を長く使う上で欠かせないのがお手入れです。所作の公式サイトでは、革のお手入れに関する詳しい情報が掲載されています。
所作が考える革のお手入れ
所作の公式サイトによると、革のお手入れは「自分と向き合うこと(使い方)と保湿」と定義されています。普段から財布の状態に気を配り、変化に気付くことから始めることが推奨されています。
お手入れの目的は、まず第一に長く使うためであり、濡れてしまった時の予防にもなります。財布は靴や鞄と比べてよく触れるものであり、日光に晒されることも極端に汚れることも少ないため、長期保存や濡れた場合を除けば、革が乾いてヒビ割れを起こすことは少ないとされています。
お手入れの基本
使用頻度や環境、持ち主の使い方などによりますが、お手入れの頻度の目安としては1~2ヶ月に一度で十分です。やりすぎるとカビやベタつきの原因となり、経年変化の魅力が失われてしまうことにもなりかねません。
所作の財布には様々な革が使われており、革の種類によって適切なケア開始時期が異なります。例えば、ベーシックシリーズは使い始めから保湿ケアをしても問題ありませんが、ブライドルレザーは表面の白いロウが取れてからケアを始める、オイルヌバックは2~3ヶ月使用してからケアを開始するなど、革の特性に応じた対応が推奨されています。
また、革は濡れるとシミになるだけでなく伸縮します。所作の革は比較的水に強くシミになりにくいとされていますが、それでも濡れた場合は必ずすぐに乾いた布で水気を拭き取りましょう。無理に擦らず、優しく水気を拭き取ってから通気性の良いところで自然乾燥させます。注意点としてドライヤー(特に温風)で乾かすのはNGです。熱を与えると型崩れした状態で革が成形されてしまい、自力では元に戻せなくなります。
所作のブランド姿勢
所作では、型崩れや汚れが気になる方のために、財布を分解してプレス、クリーニング・再整形といったメンテナンスサービスも提供されています(基本料金¥5,500〜)。
このように、公式サイトで詳細なケア方法を公開し、メンテナンスサービスを提供していることからは、ブランドの姿勢が見えてきます。
単に製品を販売して終わりではなく、顧客が革を育てながら長く使えるようサポートする。経年変化の例を積極的に公開し、劣化ではなく成長として革製品を捉える。これは買って使い捨てや手入れせず劣化させるといった、ダサい財布になってしまう典型的なパターンとは対極にある考え方です。
所作は、製品の長期的な価値と、持ち主との関係性を大切にするブランドと言えるでしょう。
ブログも充実|所作の財布

所作より
所作の公式サイトには充実したブログページがあり、経年変化や手入れ以外にも、さまざまな魅力的なコンテンツが解説されています。このブログの充実ぶりは、単に製品を売るだけでなく、顧客と長く関係を築こうとするブランドの本気度を物語っています。
主なブログコンテンツ
使いやすさのガイドでは、各製品タイプの特徴や選び方を解説し、形状別に最適なコインやカードの収納枚数を紹介しています。最適とは最大枚数ではなくフラップがきちっと閉まる枚数として定義されており、財布を長持ちさせる使い方を提案しています。
素材・革の紹介では、イタリアン・ブライドルレザー「スノー」など、特殊な素材の特徴と経年変化を詳しく解説しています。白く積もった蜜蝋が使うほどに溶けて地の色が現れる雪どけ現象など、素材ごとの個性とストーリーが丁寧に紹介されています。
新作・限定商品の紹介では、大阪・関西万博に関連した新作や、「Monet Camoné(モネ カモネ)」などアート作品からインスパイアされたコレクション、抹茶、デニム、モアレ、TAROといった独創的な素材を使った製品シリーズが紹介されています。
その他にも、左利きオーダーや名入れサービスといったカスタマイズサービス、ギフト用のラッピングサービスに関する説明もあります。お手入れセットのリニューアル情報や人気シリーズの再入荷情報、実店舗への訪問に役立つ情報なども豊富に掲載されています。
ブログが語るもの:透明性と長期的な関係
所作のブログを見ていると、徹底した透明性と顧客との関係の構築が感じられます。
製品の背景、素材の特徴を詳しく公開し、毎年のコレクションの誕生秘話まで惜しみなく伝えています。どこで、誰が、どのように作っているのかを知ることで、財布は単なる道具ではなく物語のある持ち物になるという点を明確にしています。
また、買って終わりではなく、顧客と長く付き合う関係を築きたいというブランドの意図も見えてきます。購入前の製品選びから購入後のケア、経年変化の楽しみ方まで、顧客のライフスタイル全体をサポートする情報が充実しているのも、所作が顧客と長期的な関係を築こうとしていることの表れと考えられます。
特別企画やユニークなイベント、アート作品や万博との連携といった文化的な取り組みを通じて、ブランドと顧客の距離を近づけ、一緒に製品を育てていくコミュニティのような関係性も大切にしているようです。実用的な情報と美的な製品紹介のバランスも保ちながら、所作は単なる財布ブランドを超えた価値を提供しようとしていると言えます。
流行ではなく本質で評価してほしい、理解する人に届けたい、そういうブランドの意志がブログから伝わってきます。
店舗|所作の財布はどこで買える?

所作より
所作の財布は、数は限られているものの、いくつかの店舗で実物を見ることができます。ここでは、所作の直営店や取り扱い店舗の情報をご紹介します。
所作の店舗情報
所作の直営店は以下の3店舗です。
・所作銀座店
東京都中央区銀座5-2-1 銀座ノボ B1F
営業時間:11:00〜21:00
・ノーノーイエス東京本店
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-2-8
営業時間:15:15~19:19
(所作公式サイトでは、この営業時間に関して、「行こう行こう行く行く!」という語呂合わせと共に紹介されています。)
定休日:月曜・火曜
・ノーノーイエス京都店
京都府京都市下京区和泉屋町162
営業時間:15:15~19:19
定休日:月曜・火曜
また、フリースピリッツ(革小物のセレクトショップ)の神戸店(兵庫県神戸市中央区栄町通1丁目1-5)や大阪ルクアイーレ店(大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ8F)をはじめ、いくつかのセレクトショップでも取り扱いがあります。
実店舗で確認すべきポイント
一枚の革の独特な手触りや、折り紙のような構造の精巧さは、写真では伝わりにくい部分です。革の質感なども、実物を触ってみないと分からない魅力があります。
また、包む所作が自分に合うかどうか、慣れが必要そうか、すぐ使えそうかを実際に試すことができます。収納力も実際に確認できるので、自分のライフスタイルに合うかどうか判断しやすくなります。
手のサイズ感、色や素材が自分の雰囲気に合うか、普段の服装との相性など、実物を見て触れることで初めて分かることがたくさんあります。店員に相談しながら、革の種類による経年変化の違いやメンテナンス方法なども詳しく聞くことができます。
実店舗を訪れた人の声
SNS(X)上では、実店舗を訪れて購入した方の投稿も見られます。
例えば、以前ポップアップで所作の財布を見かけて気になっていた方が、数年後に京都の実店舗を見つけて仕事帰りに訪れ、実物を見てその場で購入を決めたという声がありました。このように、実物を見ることで、写真では分からなかった魅力に気づくことも多いようです。
所作の公式サイトなどのネット通販でも購入できますが、実店舗で実物を見て自分で判断することが、所作の財布が自分にとってダサいかどうかを確かめる確実な方法と言えます。所作の財布が気になっている方は、ぜひ一度実店舗を訪れてみてはいかがでしょうか。
なんJなどネット掲示板での評判
Googleなどのウェブ検索では、「所作 財布 ダサい」という検索ワードに関連して、「所作 財布 なんj」というワードが見られることがあります。ネット上の掲示板での意見を気にしている方もそれなりに多いようです。
なんJ(インターネット掲示板「2ちゃんねる」(現在は「5ちゃんねる」)内にある掲示板)には、所作に関する目立ったスレッドがなかったため、「男子ファッション速報」というサイト内の掲示板を調べてみました。
掲示板での意見
所作の財布に関するスレッド(mens-fashion.blog.jp/archives/1013274530.html)では、以下のようなコメントが見られました。
「キレそう」(おそらく革が破れそうという意味)
「Gパンの切れ端で作った財布か」
「なにこのボロ切れ?」
「今時長財布とかダサい」
一方で、肯定的なコメントも見られますが、全体を通してみると、忖度のないレビューというより、中傷に近いようなものが目立っている印象です。
掲示板の意見をどう捉えるか
これらの掲示板のコメントには、いくつかの特徴があります。
匿名性の高い掲示板では、無責任な発言や煽り、ネタが目的の書き込みも多く見られます。例えば「キレそう」というコメントは、所作の財布の構造を理解していない可能性があり、ブランドコンセプトや製作の背景を理解した上での評価とは言えません。
また、掲示板の文化として、褒めるより貶す方が簡単で、理解できない=ダサいという短絡的な思考も見られがちです。匿名だからこそ無責任に言えるという側面もあります。
ダサいかどうかは主観的
これまでに解説してきたように、客観的な事実として、所作の財布はダサいとはいえないポイントが数多くあります。しかし、最終的には、ダサいかどうかは主観的な評価によるものです。万人が美しいと思うものは存在せず、文化、年齢、価値観によって評価は変わります。他人のダサいと自分のダサいは別物なのです。
最終判断は自分自身で
このブログも含め、他者の意見を見続けるのは、あくまでも判断のきっかけとすべきです。ダサいという意見もあるんだなと知り、なぜそう思われるのかを分析することは有益ですが、匿名の意見も多く、それを鵜呑みにする必要はありません。
最終的には、自分のライフスタイルや価値観と照らし合わせ、自分がどう感じるかが最も大切です。
まとめ|所作の財布はダサい?
所作の財布はダサいのか、多角的な観点から検証してきました。
・SNS(X)では、所作の財布は独自のデザインや製法、日本文化へのこだわりが高く評価されており、ダサいといったネガティブな意見は見当たりませんでした
・使い方に関しては慣れが必要という声もありますが、これは袱紗の所作や包む美学というコンセプトを体現するための構造であり、機能性を無視しているわけではありません
・年齢層は20代~60代と幅広く、TPOを問わない普遍的なデザインと品格を持っており、ビジネスシーンでも評価されています
・芸能人の愛用情報は特にないものの、これは製品の本質で勝負しているブランドの姿勢を表しており、ダサいかどうかとは関係ありません
・革の経年変化は劣化ではなく成長であり、公式サイトでも経年変化を魅力として積極的にアピールしています
・構造的には縫い目やファスナー・ボタンがないという強みがある一方、革の厚みは薄めですが、適切なケアで長く愛用できます
・所作の公式サイトでは詳細なケア方法を公開し、メンテナンスサービスも提供されており、顧客が革を育てながら長く使えるようサポートしています
・公式ブログでは製品の背景や素材の特徴を詳しく公開し、流行ではなく本質で評価してほしいというブランドの意志が感じられます
・実店舗は革の手触りや包む所作を実際に試すことができ、自分で判断することができる最も確実な場所です
・ネット掲示板では中傷に近いコメントも見られますが、匿名性の高い掲示板の特徴であり、最終的には自分のライフスタイルや価値観で判断すべきです

氏名:宮城良太(みやぎ りょうた)
生年月日:1995年10月21日
略歴:文化服装学院(工芸課程)→デザイナー(スポーツアパレル)→個人業(財布の製造・ブログ)
好きな言葉:要は慣れ・ひとそれぞれ
