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マドラスの年齢層|評判やランク・リーガルやスコッチグレインとの比較など幅広い視点で解説

マドラスの年齢層

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マドラスと聞いて、どんなイメージを持つでしょうか。伝統的な老舗の革靴、それとも機能性重視のビジネスシューズ。実はマドラスは、複数のブランドラインを展開しており、それぞれ異なる年齢層にアプローチしています。

創業100年以上の歴史を持つ老舗ブランドでありながら、GORE-TEX搭載モデルやスニーカーラインも展開するマドラス。リーガルやスコッチグレインといった同じ日本の革靴ブランドと比較されることも多く、どちらを選ぶべきかと悩む声も少なくありません。

このブログでは、マドラスの年齢層について、評判、他ブランドとの比較、店舗展開、さらには社長一族が手がけるブランドまで、多角的な観点から解説していきます。

記事のポイント
  • 他ブランドとの比較
  • 評判やランクの分析
  • 幅広い商品展開
  • 店舗戦略に見る特徴

マドラスの年齢層|前編

・マドラスの革靴の評判を調査
・スコッチグレインやリーガルとの違いは?
・リーガルとどっちを選ぶか悩む声を調査
・革靴ブランドとしてのマドラスのランクは?
・スニーカーも充実|マドラスの靴
マドラスの革靴の評判を調査

マドラスの革靴の評判を調査まずは実際の利用者の声を知るため、SNS(X)でマドラスの革靴についての評判を調査しました。

調査の結果、マドラスの革靴に対する評価は大きく3つのポイントに集約されることが分かりました。

長く愛用できる耐久性と修理対応

初任地で購入してから20年以上同じ靴を履き続けている方、かかとや底の張り替えを繰り返しながら愛用している方など、長期愛用者の声が多数見られました。また、20年近くマドラスの革靴を履き続けているという愛用者も少なくありません。

7年間同じ型の靴を黒と茶色で履き分けているという方や、父親から譲り受けた靴を手入れして履いているという声もあり、世代を超えて受け継がれる品質の高さが伺えます。初期投資は必要ですが、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。

職人技と品質へのこだわり

工場見学で一枚の革から靴が仕上がる様子に感動したという体験談や、ひとつひとつ丁寧に作られる職人技に驚いたという声も寄せられています。

さらに興味深いのは、マドラスの革靴をプレゼントされてから仕事で身につけるものへの意識が変わったという声や、スーツもオーダーに変えて営業成績も向上したという体験談です。東京駅の店舗で鏡面磨きを依頼する方からは、他ブランドより革が柔らかく馴染みやすいという評価もありました。持つことで仕事への意識が変わる、自己投資としての価値があると言えます。

現代的な機能性の追求

一方で、マドラスウォークは軽量でアーチサポートのインソールが入っており疲れにくいという声や、ゴアテックス採用で防水性能が高いという評価、ミズノとのコラボモデルはクッション性と安定性を両立しているといった、機能性を評価する声も目立ちました。

出張が多いビジネスパーソンからは、雨の日に愛用しているという声や、長距離を歩く日でも疲れにくいといった実用面での高評価が集まっています。営業職や出張の多いビジネスパーソンにとって、実用的な選択肢となっているようです。

これらの評判から見えてくるのは、マドラスという老舗ブランドの二つの顔です。一つは職人技に裏打ちされた確かな品質、もう一つは機能性シューズなど時代のニーズに応える柔軟性です。創業100年以上の歴史を持ちながらも、頑なに昔ながらの靴づくりだけにこだわるのではなく、時代に合わせて進化を続けています。

この伝統と革新の両立が、マドラスの年齢層の幅広さにつながっています。ここから先、マドラスの年齢層やブランドポジションについて、リーガルやスコッチグレインとの比較も交えながら、さらに詳しく解説していきます。

スコッチグレインやリーガルとの違いは?
スコッチグレインやリーガルとの違いは?

マドラスより

マドラスとよく比較されるリーガルやスコッチグレイン。日本の代表的な革靴ブランドとして知られるこれらのブランドですが、実は製法や思想に明確な違いがあります。その違いを理解することで、マドラスの年齢層の特徴もより明確に見えてきます。

製法と靴づくりの思想

スコッチグレインは全製品がグッドイヤーウェルト製法で統一されており、修理しながら長く使える伝統的な靴づくりに特化しています。都内の工場を拠点に職人が丹精込めて作っており、工場見学も開催するなど、職人技への誇りが強いブランドです。

リーガルはグッドイヤーウェルト製法を中心としながら、用途に応じてマッケイ製法やセメント製法など複数の製法を使い分けています。伝統的な靴づくりを守りつつ、価格帯やデザインの幅を広げることで幅広い年齢層に対応しています。

一方、マドラスはイタリアの伝統的なクラフトマンシップを継承しつつ、常に現代の洗練されたデザインを取り入れています。海外の意匠や技術を積極的に取り入れる姿勢が特徴です。

機能性への取り組み

マドラス 靴 機能性

マドラスより

3ブランドの中で最も特徴的なのが、機能性への取り組み方の違いです。

マドラスはGORE-TEX搭載モデルを豊富に展開し、防水・透湿性を重視しています。30代から60代まで幅広い年齢層から支持される機能性重視の設計で、スポーツテクノロジーを革靴に応用した実績もあります。かつてミズノとコラボし、ミズノウェーブやミズノエナジーインソールなどを採用したモデルも展開していました。現在もメタインソールなど、高機能な中敷きに力を入れています。修理して長く履くというより、機能性重視で定期的に買い替える設計思想と言えるでしょう。

対してリーガルとスコッチグレインは、伝統的な革靴としての耐久性と修理対応を重視し、機能性よりも長く使える品質を追求しています。

価格帯と年齢層

3ブランドの中で、マドラスが最も価格帯が広く、エントリーからハイエンドまでカバーしています。マドラスウォークはGORE-TEX搭載で2〜3万円台、セカンドラインのモデロは1〜2万円台と、機能性の割にはコストパフォーマンスが高い設定です。

ターゲットの年齢層は3ブランドとも似ているように見えますが、どのような価値観の人が選ぶかに違いがあります。スコッチグレインやリーガルは、良いものを長く使いたい、伝統的な革靴が欲しいという価値観のビジネスパーソンが中心で、修理対応を前提とした長期愛用者が多い傾向にあります。一方、マドラスは同じ年齢層でも、機能性と快適さ、実用性、歩きやすさをより重視する層に支持されています。

つまり、マドラスは100年以上の老舗でありながら、機能性を追求して進化し続けていることで、伝統重視のブランドとは異なる顧客層を獲得しているのです。この伝統と革新の両立というマドラスの姿勢が、年齢層の幅広さにつながっています。

リーガルとどっちを選ぶか悩む声を調査

実際に購入を検討している人たちは、マドラスとリーガルをどのように比較しているのでしょうか。ここでは、Yahoo!知恵袋に寄せられた質問と回答から、両ブランドの実際の評価を見てみましょう。

履き心地と馴染みやすさ

低価格モデルでどちらがおすすめかという質問に対して、興味深い回答が寄せられています。

リーガルについては、馴染むまで時間がかかり靴擦れすることもあるが、馴染んだ後は履きやすく光沢も出るという評価です。一方、マドラスはすぐに足に馴染み、最初から履きやすいという声が多く見られました。別の回答では、マドラスはマッケイ製法が多く新しいうちから歩きやすいという製法の違いも指摘されています。

耐久性とコストパフォーマンス

耐久性については明確な差が指摘されています。

リーガルは硬めだが長持ちする、マドラスは柔らかいが長持ちしないという質問に対し、製法の特性として頑丈なグッドイヤーウェルト製法より、軽く柔らかなマッケイ製法の方が傷みが早い、これは優劣ではなく特性の違いという回答がありました。その上で、マッケイはソール交換の時期が早めに訪れるため、長期的なコストパフォーマンスではグッドイヤーウェルト製法のリーガルに軍配が上がるという見解も示されています。

デザインと品質の評価

デザイン面では、リーガルは米国・英国を手本にした正統派アメリカンスタイルでグッドイヤーウェルト製法が中心、マドラスはイタリア風デザインでマッケイ製法が中心という違いが挙げられています。ただし、両ブランドとも最低価格帯まで間口を広く取り、生産国や製法にこだわらずアジア圏での生産やセメント製法も採用しているという点も指摘されていました。

総じて、これらの声から分かるのは、純粋に伝統的な革靴としての品質を求める場合、リーガルを推奨する意見が多いということです。30代〜60代という年齢層は重なっていても、革靴に求めるものが異なるのです。本格革靴を長く使いたいという志向の人はリーガル、履きやすさや機能性を重視する人はマドラスという棲み分けができていると言えます。同じ年齢層でも、革靴に求める価値観の違いで選択が分かれているということが、ネット上の声にも表れているようです。

革靴ブランドとしてのマドラスのランクは?

革靴ブランドとしてのマドラスのランクは?革靴ブランドとしてのマドラスのランクや格付けを気にする人は少なくありません。ここまで見てきた情報を踏まえて、マドラスは革靴ブランドとしてどのような位置づけにあるのか整理してみましょう。

マドラスのランクは評価軸によって大きく変わります。それぞれの視点から見ていきましょう。

伝統的な革靴の格付けでは「エントリー~ミドルクラス」

リーガルは伝統と格式、スコッチグレインは長期的な耐久性という強みを持つのに対し、マドラスはYahoo!知恵袋などネット上の評価でも革の品質が劣る、長持ちしないという声が見られます。

グッドイヤーウェルト製法などを軸とした昔ながらの本格革靴という基準で見れば、リーガルやスコッチグレインより下、エントリー~ミドルクラスの位置づけと言えそうです。

機能性革靴としては「先進的ブランド」

一方、機能性という観点では全く異なる評価になります。

GORE-TEX搭載モデルを豊富に展開し、メタインソールという高機能インソールを革靴に搭載するなど、機能性では先進的な取り組みを続けています。実用性と快適性を重視する評価が多く、歩く・働くための革靴としては高評価を得ています。

今後の見通し

長く使える本格革靴を求める層は一定数存在しますが、快適に歩ける機能的な革靴を求める層が現在増えており、今後も増え続ける見込みです。

特にリモートワーク後の通勤スタイルの変化、健康志向の高まりによる歩きやすさ重視、気候変動による防水ニーズの増加などを考えると、マドラスの時代適応型ブランドとしての評価は今後高まる可能性があります。

革靴ブランドとしてのランク(格)という伝統的な基準で見れば、リーガルやスコッチグレインに劣ると言わざるを得ません。しかし、時代適応力や機能性という現代的な評価軸では、マドラスが優位に立っています。評価軸の多様化とともに、マドラスの存在価値も見直されていくと考えられます。

スニーカーも充実|マドラスの靴
スニーカーも充実|マドラスの靴

マドラスより

マドラスの公式オンラインストアを見ると、ビジネスシューズと同様に大きな存在感を放っているのがスニーカーカテゴリーです。その充実ぶりは、老舗革靴ブランドというイメージを覆すほどです。

このスニーカー展開から、マドラスの年齢層戦略がより明確に見えてきます。

機能性技術の全面展開

マドラスのスニーカーには、モデルによってさまざまな機能が搭載されています。

リカバリーメタインソールは特許技術で疲労軽減を謳い、GORE-TEX搭載モデルはスニーカーでも防水・透湿性を実現しています。また、カバロス加工という世界初の抗菌・抗ウイルス加工をスニーカーにも応用し、GORE-TEXサラウンドテクノロジーでは靴底からも通気する最新技術を採用しています。

価格帯も多様で、セカンドラインのMODELLO(モデロ)ブランドは1万円程度から、madrasブランドは2万円台、GORE-TEXとメタインソール搭載のハイエンドモデルは3万円台と、幅広い展開です。

デザインの多様性も特徴的で、革靴メーカーの強みを活かしたレザースニーカー、カジュアル・軽量重視のニットスニーカー、ビジネスカジュアル対応のドレススニーカーなど、さまざまなニーズに対応しています。

老舗革靴ブランドらしくない印象

マドラス スニーカー

マドラスより

スニーカーだけを見ていると、マドラスは革靴ブランドというよりスポーツブランドのような印象すら覚えます。

革の品質やクラフトマンシップより、GORE-TEXやメタインソールなどテクノロジーを強調している点が特徴的です。また、ブラック・ブラウン中心の革靴と違い、ホワイト、グレー、ネイビーなど多彩な色展開を行っています。

幅広い年齢層へのアプローチ

このスニーカー展開から見えてくる年齢層の広がりは非常に興味深いものです。

低価格帯のスニーカーやニットスニーカーなど軽量・カジュアルなデザインで、20代後半や30代前半などの若年層へもアプローチしています。中堅層(30代後半~50代)に対しては、ビジネスカジュアル対応のレザースニーカーやGORE-TEX搭載の通勤にも使える機能的なスニーカーを展開し、歩きやすさ・疲れにくさを訴求することで、革靴とスニーカーの両方を使い分ける層を獲得しています。

シニア層(60代以上)への配慮も見られます。紐なしで履きやすいスリッポンタイプ、防滑やクッション性の強調、3E設計の幅広モデルなど、加齢に伴う足の変化に対応した商品展開です。

マドラスのスニーカー展開は、伝統的な革靴の会社から快適な靴の総合メーカーへの転換を象徴しているのかもしれません。そして、ライフスタイル全体をカバーするブランドへと進化しているのです。革靴だけの老舗では獲得できない、より幅広い年齢層にリーチしているのです。

▼マドラスの公式サイトはこちらから

マドラスの年齢層|後編

・モデロとは?マドラスとの違いは?
・レディースにも評判|マドラスの靴
・店舗展開に見るマドラスの年齢層
・ドン キホーテでも?マドラスの靴の店舗
・社長一族にはあの有名人も
まとめ|マドラスの年齢層
モデロとは?マドラスとの違いは?
モデロ マドラス

マドラスより

前の見出しで少し触れたMODELLO(モデロ)について、マドラスとの違いを詳しく見ていきましょう。

位置づけと価格帯

MODELLOは1990年にマドラスのセカンドラインとして誕生しました。NEW ITALIAN MINDをコンセプトに、ACTIVE&CASUALなライフスタイルに合う履きやすさ重視のシューズブランドとして展開されています。

革靴での比較として、マドラス(madras)本体は2万円台後半から4万円超の価格帯であるのに対し、MODELLOは1~2万円台で展開されています。この価格差により、より幅広い層にアプローチできる体制が整っています。

品質とターゲットの違い

マドラス(madras)本体は、より上質な革を使用し、革の品質や仕上げの丁寧さで上回ります。イタリアンクラフトマンシップと伝統と革新の融合をコンセプトに、ビジネスからフォーマルまで幅広く対応し、品質・格式を重視する層がターゲットです。

一方、MODELLOは歩きやすく足に馴染みやすいという評価が多数見られます。トレンドを程よくミックスしたスタイリッシュなシューズで、清潔感がありながらも遊び心を忘れない人向けです。抗菌・防臭・消臭機能など実用的な機能性を重視し、カジュアル寄り、デイリーユース重視という特徴があります。

なお、スニーカーに関してはどちらのブランドもニット素材を採用したモデルも展開しています。

MODELLOの主ターゲット

マドラス本体が30代~60代を中心としているのに対し、MODELLOはより若い層、20代後半~40代前半に焦点を当てているといえるでしょう。

若年ビジネスパーソン(20代後半~30代前半)にとっては、初任給でも手が届く価格帯で、若年層の足のフォルムを意識した木型を採用しており、リクルート・就活用としても人気があります。コスパ重視層(30代~40代前半)にとっても、安すぎない手頃な値段で普通に履いていて恥ずかしくない作りという評価を得ており、複数足を揃えやすい価格設定も魅力です。

MODELLOは若年層・エントリー層の獲得戦略として機能しており、マドラスは高くて手が出ない、でも量販店ブランドは避けたいという層を取り込んでいます。これにより、マドラスグループ全体として20代後半から60代までという、より幅広い年齢層をカバーする構造が完成していると言えます。MODELLOで革靴に馴染んだ若年層が、キャリアアップとともにマドラス本体へとステップアップしていくという顧客育成の流れも見て取れます。

レディースにも評判|マドラスの靴
レディースにも評判|マドラスの靴

マドラスより

ここまでメンズシューズを中心に見てきましたが、マドラスはレディースシューズでも高い評価を得ています。その特徴を見ていきましょう。

「痛くない」「疲れない」への徹底配慮

マドラスのレディースシューズで最も特徴的なのが、快適性への徹底したこだわりです。

特許取得のリカバリーメタインソールを搭載した商品が非常に多く、指圧効果により血行を促進するという健康面の訴求をした商品展開がされています。履き心地バツグンという表現を前面に打ち出している点が印象的です。

「美脚」「エレガンス」「デザイン性」の追求

マドラス レディースシューズ ブーツ

マドラスより

一方で、機能性だけでなくファッション性も重視されています。

商品名には圧倒的な安定感の品格漂う美脚ブーツ、変形デザインヒール×スタッズ、煌めくルーチェがアクセント、ビジューデザインといった表現が頻出します。メンズが機能性や歩きやすさ中心なのに対し、レディースはファッション性・装飾性も前面にアピールしているのが大きな違いです。

カラー展開も、メンズがブラック・ブラウン中心であるのに対し、レディースはゴールド・シルバー・グレージュ・ベージュ・ホワイトなど非常に豊富なバリエーションを展開しています。

幅広い年齢層へのアプローチ

レディースラインにおいても、30代~60代以上まで非常に幅広い層をカバーしていると考えられます。

その理由は、価格帯とデザインの幅広さです。MODELLOの1万円台から、マドラス本体の2~3万円台まで、予算に応じた選択肢が用意されています。また、トレンド感のあるスニーカーから品格を重視したパンプス、歩きやすさを追求したフラットシューズまで、ライフステージや用途に合わせた多様なラインナップが揃っているためです。

特におしゃれな靴は痛いという女性靴の長年の課題を、高機能インソールなどの技術で解決しようとしている点が、マドラスの独自性と言えます。快適性への配慮では、痛くない、疲れないを明確にアピールし、デザインや装飾性も追求することで、幅広い年齢層の支持を得ていると言えるでしょう。

店舗展開に見るマドラスの年齢層

マドラスの店舗展開からも、ターゲットとする年齢層の特徴が見えてきます。どのような場所に、どのような業態で出店しているのかを見ていきましょう。

直営店の特徴的な立地

マドラスの直営店は、立地や業態によって明確に棲み分けがされています。

マドラス 靴 店舗

栄久屋大通店|マドラスより

まず、東京の銀座店や名古屋の栄久屋大通店など、高級ブランド街や中心繁華街に出店しています。これらの立地は30代後半~60代のビジネスパーソンや富裕層が集まるエリアです。その他、東京駅八重洲地下のヤエチカ店のように、通勤ビジネスパーソンの動線上に位置する店舗も展開しています。

また、溝口マルイ店(神奈川)や栄地下店(名古屋)など、女性客が多いエリアにレディース専門店を配置し、20代~40代の女性層へのアプローチも見られます。流山おおたかの森S・C店(千葉)では、MODELLO業態での出店を行い、ファミリー層や30代~50代の郊外居住者へのアプローチが見られます。

充実したアウトレット展開

特筆すべきは、アウトレット展開の充実ぶりです。直営店よりアウトレットの方が多く、全国に15店舗以上(2026年1月時点)展開されています。

幕張、軽井沢、入間、木更津など主要アウトレットモールに加え、北海道から九州まで全国をカバーしています。これらはファミリー層や観光客が集まる場所で、コストパフォーマンスを重視する30代~60代のミドル層、週末に車で訪れる郊外居住者(40代~50代が中心)へのアプローチが明確です。

百貨店での展開

全国各地の百貨店でもマドラスの取扱いがあります(詳細はマドラス公式サイトにて確認可能)。

百貨店での展開により、50代以上のシニア層へのリーチ、フォーマル需要への対応、そしてブランドの信頼性・格式の維持が図られています。

これらの店舗展開から、マドラスの年齢層に関して見えてくるのは、30代~60代の実用志向・コスパ重視層へのアプローチです。銀座や百貨店でブランドの格を維持しながら、アウトレットで幅広い顧客層を獲得し、都心の駅ナカでビジネスパーソンに、レディース専門店で女性層にアプローチしています。特に、直営店よりアウトレットが多いという事実は、良質な靴を手頃な価格で提供するブランドとして、幅広い中間層に支持されていることを示していると言えるでしょう。

ドン キホーテでも?マドラスの靴の店舗

マドラスの靴はドン・キホーテで買えるのか。そんな疑問を持つ人がいるようです。

実際のところ、マドラスの靴がドン・キホーテで取り扱われているという情報はありませんが、このような疑問が生まれる背景には、年齢層と消費行動のギャップがあると考えられます。

顧客層の性質の違い

ドン・キホーテの顧客層は20代からシニアまで幅広いのは事実です。しかし、それは来店客の属性が幅広いというだけで、個々の商品カテゴリーでのターゲット層とは別問題です。マドラスのような特定の価値を求める層に向けたブランドとは、根本的に性質が異なります。

購買動機と価格帯の違い

マドラスを買う人は、マドラスの革靴が欲しいという目的買いで、最低でも1万円~、メインは2~3万円台の予算を持ち、直営店や百貨店へわざわざ足を運びます。革靴に対する一定のこだわりと知識があり、30代後半~60代のビジネスパーソンが中心です。

一方、ドン・キホーテで靴を買う人は、安い靴があればいいというついで買い・衝動買いで、予算は3,000円~5,000円程度、食品や日用品のついでに靴も見るという傾向があります。特定ブランドへのこだわりは少なく、年齢層は広いものの、靴への期待値は異なります。

また、店舗の位置づけも大きく異なります。マドラスにとっての店舗はブランド体験の場で、試着・接客・修理相談など専門性が重要です。一方、ドン・キホーテにとっての靴売り場は数百ある商品カテゴリーの1つで、低価格PB商品や在庫処分品が中心、専門性よりも品揃えの広さと安さが重視されます。

年齢層は重なっているのか

表面的に見ると、ドン・キホーテは20代~シニアまで幅広く来店し、マドラスは30代~60代が中心ですから、30代~60代という数字上の範囲では確かに重なっています。

しかし、例えば同じ40代でも、マドラスを買う40代はビジネスシューズに2~3万円かけ、品質を重視し、複数足を使い分ける層です。一方、ドン・キホーテで靴を買う40代は、とりあえず安ければよいという消耗品感覚で、価格を最優先する層です。つまり、年齢層は重なっていても、消費行動・価値観が異なるのです。

総じて、顧客層の広さの意味が違い、マドラスとドン・キホーテの年齢層は、統計上は重なっている部分があったとしても、実質的には一致しないのです。

社長一族にはあの有名人も
社長一族にはあの有名人も マドラス 靴 岩田剛典

NERD MIND|マドラスより

マドラスの社長一族には、実は有名人がいます。三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典さんです。

岩田剛典さんは、現マドラス社長である岩田達七氏の次男にあたります。そして、岩田剛典さんが手がけるブランドもあります。それがNERD MINDです。このブランドについて、その特徴と年齢層を見ていきましょう。

ブランドコンセプトと特徴

NERD MIND=オタクマインド=職人気質をコンセプトに掲げ、日本で作るハイクオリティかつ細部までこだわりを宿したレザーシューズを提案しています。

メインラインは2~4万円台で展開されており、グッドイヤー製法にビブラム社のEVAソールを使用し、軽量・グリップ力・摩耗性のバランスに優れています。また、本来捨てるはずの端革にブランドロゴを刻印し、ベロのパーツとして使用するといったサステナブルデザインも取り入れています。

販売チャネルとしては、MONKEY TIME(UNITED ARROWS)などのセレクトショップやNERD MIND公式ECサイトで販売されており、感度の高いセレクトショップでの展開が特徴的です。

NERD MINDの年齢層

NERD MINDのメインターゲットは、マドラス本体よりも若い、20代後半~40代前半の層です。

その理由として、まず岩田剛典のファン層は主に20代~30代女性、男性ファンも20代~40代が中心で、岩田剛典が手掛けたという付加価値があります。また、2~4万円台は若手社会人が背伸びして買える価格で、特別な一足としての位置づけです。さらに、クラシカルなデザインを現代的にアップデートし、ユニセックス展開やODETTE É ODILE(UNITED ARROWSのシューズブランド)とのコラボなど、ファッション感度の高い層向けの展開も行っています。

マドラス本体が実用的なブランドなら、NERD MINDはファッショナブルなプレミアムラインとして、マドラスでは取り込めなかった若くて感度の高い層を開拓していると言えます。これにより、マドラスグループ全体としては、20代後半という若年層から60代以上のシニア層まで、さらに幅広い年齢層をカバーする体制が整っていることになります。

まとめ|マドラスの年齢層

マドラスの年齢層について、これまで見てきた内容を振り返りましょう。

– SNS(X)での評判調査では、20年以上愛用する声や職人技への評価、GORE-TEX搭載など機能性を重視する評価が見られました
– スコッチグレインやリーガルとの比較では、伝統的な靴づくりではリーガル・スコッチグレインが優位、機能性ではマドラスが先進的です
– Yahoo!知恵袋での比較では、本格革靴を長く使いたい人はリーガル、履きやすさや機能性を重視する人はマドラスという棲み分けが見られました
– 革靴ブランドとしてのランクは、伝統的な格付けではエントリー~ミドルクラス、機能性革靴としては先進的ブランドと言えます
– スニーカーも充実しており、革靴の会社から快適な靴の総合メーカーへの転換を象徴しています
– セカンドラインのモデロで若年層・エントリー層の獲得戦略を展開しています
– レディースラインではおしゃれな靴は痛いという課題を高機能インソールで解決し、幅広い年齢層をカバーしています
– 店舗展開では、銀座や百貨店でブランドの格を維持しながら、アウトレットで幅広い中間層に支持されています
– ドン・キホーテとは年齢層が統計上重なっていても、消費行動や価値観が異なり実質的には一致しません
– 岩田剛典さんが手がけるNERD MINDで、マドラスでは取り込めなかった若くて感度の高い層を開拓しています

マドラスは、多様なブランド展開、伝統と革新の両立という姿勢により、実用志向のビジネスパーソンからファッション感度の高い若年層まで、多様な価値観を持つ幅広い層に支持されているブランドと言えるでしょう。

▼マドラスの公式サイトはこちらから

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