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財布を開くたびに目に飛び込んでくる鮮やかな赤。外側はシックな黒なのに、内側だけが情熱的な赤という財布を見かけたことはありませんか？
「赤い財布は金運に良くない」という話を聞いたことがある方も多いはずです。しかし、実は「内側だけが赤い財布」は、風水的にまったく別の意味を持っているのです。
火のエネルギーで浪費を招くとされる赤い財布ですが、内側だけに赤を配することで、そのパワーを適切にコントロールし、むしろ金運を高める効果があるとされています。実際、この配色の財布は、日本の職人ブランドから英国王室御用達ブランドまで、多くの高級ブランドが採用している人気のデザインです。
では、内側が赤い財布は本当に金運に良いのでしょうか？風水的な解釈から、実際に使用している人々の声、そして注目のブランドまで、徹底的に解説していきます。
- 内側の赤は金運アップ
- 火の気を適度に制御
- 高級ブランドも採用
- 外黒内赤が理想的
目次
内側が赤い財布の風水は？ 前編
赤い財布がダメな理由は？
赤い財布が風水的に避けられる理由について、気になっている方も多いのではないでしょうか。実は、この考え方にはいくつかの伝統的な解釈が存在しています。
最も広く知られているのが、五行思想における「火の気」との関係性です。風水の世界では、赤色は火のエネルギーを象徴し、一方でお金は金のエネルギーに属するとされています。火が金属を溶かすように、赤い財布がお金を「燃やしてしまう」という発想から、浪費や衝動的な出費を招きやすいと考えられているのです。
心理学的な側面から見ると、赤という色が持つ特性も影響していると言われています。赤は人の感情を刺激し、興奮状態を作り出す色として知られており、財布を開くたびに目に入る赤色が、無意識のうちに購買意欲を高めてしまう可能性が指摘されています。つまり、冷静な金銭判断を妨げる要因になりかねないということです。
日本独特の文化的な解釈として、「赤字」という言葉との関連性も無視できません。赤と聞いて赤字を連想する人は少なくなく、この言葉のイメージが財布選びにも影響を与えているようです。単なる言葉遊びのようにも思えますが、心理的な影響は意外と大きいものです。
さらに、赤色が持つ強力なエネルギーそのものが問題視されることもあります。お金の流れが激しくなりすぎて、収入は増えても支出がそれ以上に膨らんでしまい、結果として貯蓄が難しくなるという考え方です。安定した資産形成を望む人にとっては、気になるポイントかもしれません。
とはいえ、これらの解釈は絶対的なものではありません。風水にも様々な流派があり、文化圏によっても赤色に対する捉え方は大きく異なります。最終的には、自分自身がどう感じるかが最も重要な判断基準となります。
風水｜内側が赤い財布
キプリスより
財布の内側だけが赤いデザインは、風水の観点から見ると、実は大変優れた選択だとされています。外側は落ち着いた色合いでありながら、内側に赤を配することで、金運アップの効果が期待できるという考え方があるのです。
風水において、赤色は火のエネルギーを象徴し、活力や情熱を表す色とされています。この赤を財布の内側に使うことで、お金のエネルギーを内部から活性化させ、財運を高める働きがあると考えられているのです。つまり、財布の中で静かにお金のパワーを育てるイメージですね。
特に人気が高いのが、外側を黒や茶色、紺といった落ち着いた色にして、内側だけを赤にする組み合わせです。この配色には深い意味があり、外見的には控えめで品格を保ちながら、内側でしっかりと金運を育てるという、まさに理想的なバランスを実現しているとされています。派手さを抑えつつ、実質的な豊かさを引き寄せる賢い選択と言えるでしょう。
また、内側の赤は単に金運を高めるだけではありません。お金を使う際のエネルギーも活性化させ、お金の循環を良くする効果があるとされています。使ったお金が別の形となって戻ってくるという、健全な金銭サイクルを作り出すサポートをしてくれるのです。
さらに注目すべきは、赤が持つ邪気払いの力です。古来より赤は魔除けの色として扱われており、財布の中のお金を悪い気から守ってくれる効果も期待できます。大切な資産を見えない力から守るという意味でも、内側の赤は心強い存在となります。
全体が真っ赤な財布では火のエネルギーが強すぎて逆効果になる可能性がある中、内側だけに赤を使うという選択は、まさに風水的な知恵の結晶と言えます。
お金がたまらない？赤い財布
「赤い財布を使うとお金がたまらない」という話を耳にしたことがある方も多いはずです。この説について、実際のところはどうなのか、様々な角度から検証してみましょう。
確かに、赤い財布に否定的な見方をする風水の解釈は存在します。赤色が持つ「火」の気がお金を燃やしてしまい、浪費を促進するという考え方がその根拠となっています。特に全体が真っ赤な財布については、そのエネルギーの強さゆえに支出が増えやすくなるという警告も聞かれます。実際、赤を見ると購買意欲が刺激されるという心理学的な研究もあり、この説にも一定の説得力があります。
しかし、興味深いことに、赤い財布を肯定的に捉える見方も同じくらい存在しているのです。赤は活力とエネルギーの色として、お金の循環を活発にし、結果として収入増加につながるという解釈もあります。中国文化圏では、赤は幸運と繁栄のシンボルとして古くから愛されており、春節の赤い封筒（紅包）に見られるように、金運上昇の色として積極的に使われています。
実のところ、財布の色よりもはるかに重要なのは、使う人の金銭管理に対する意識と習慣です。いくら縁起の良い財布を持っていても、無計画な支出を続けていては貯蓄は増えません。逆に、赤い財布を持つことで気持ちが前向きになり、仕事への意欲が高まるのであれば、それは間接的に収入アップにつながる可能性があります。
このような両極端な解釈の中で、バランスの取れた選択として注目されているのが、前述した「内側だけが赤い財布」です。外側を黒や茶色といった落ち着いた色にすることで、赤の持つ過剰なエネルギーを適度に抑えながら、そのポジティブな面だけを活かすという、まさに良いとこ取りのアプローチと言えるでしょう。
スピリチュアルの観点から見た赤い財布
スピリチュアルな世界から見た赤い財布には、風水とはまた違った深い意味が込められています。物質世界と精神世界の架け橋として、赤い財布がどのような役割を果たすのか探ってみましょう。
チャクラの観点から見ると、赤は第一チャクラ（ルートチャクラ）と深い関連があります。このチャクラは生命力の源であり、現実世界での安定や物質的な豊かさを司るとされています。赤い財布を持つことは、地に足をつけた堅実な金銭管理を促し、現実的な豊かさとしっかりとつながることを意味しているのです。
引き寄せの法則という視点では、赤の持つ情熱的なエネルギーが重要な役割を果たします。この色は行動力を刺激し、新たな収入源や仕事のチャンスを積極的に引き寄せる力があると考えられています。ただし、そのパワフルなエネルギーゆえに、お金の流れも活発になることは理解しておく必要があるでしょう。
個人のオーラとの相性という考え方も興味深いポイントです。もともとエネルギッシュな人が赤い財布を持つと刺激が強すぎる可能性がある一方で、活力不足を感じている人には元気を与えてくれる存在となります。自分のエネルギー状態を見極めることが、適切な財布選びにつながるというわけです。
さらに、赤には浄化と保護の力があるという解釈も存在します。ネガティブなエネルギーを払い、財布の中のお金を悪い気から守ってくれる色として、スピリチュアルな世界では重要視されています。お金というエネルギーを清浄に保つ役割を果たしてくれるのです。
物質的な豊かさと精神的な成長のバランスを象徴するものとして、赤い財布を捉える見方もあります。お金という物質的な存在を否定するのではなく、それを魂の成長のためのツールとして活用することの大切さを教えてくれる存在なのかもしれません。
最終的に最も大切なのは、自分の直感を信じることです。赤い財布に心が惹かれるなら、それはあなたに必要なエネルギーを持っているサインと捉えることができるでしょう。
本当によくないのか？赤い財布
ここまで赤い財布について様々な角度から見てきましたが、結局のところ「本当に良くないのか」という疑問に対する答えはどうなのでしょうか。冷静に考えてみると、財布の色が金運に与える影響について、科学的な根拠は存在しないというのが事実です。
風水やスピリチュアルな考え方は、長い歴史の中で培われてきた文化的な知恵ではありますが、その効果は主に心理的なものだと考えられます。実際、赤い財布を使って成功した経営者もいれば、逆に金運が下がったと感じる人もいるのが現実です。
この違いを生み出す最大の要因は、心理的な影響（プラセボ効果）でしょう。「赤い財布は良くない」と強く信じている人が赤い財布を使えば、無意識のうちに不安を感じ、お金の管理が雑になったり、些細な出費を財布の色のせいにしてしまうかもしれません。反対に、赤という色から元気をもらえる人なら、仕事へのモチベーションが上がり、結果として収入アップにつながる可能性もあります。
文化的な背景も無視できない要素です。中国では赤は幸運と繁栄の象徴として愛され、春節や結婚式など、めでたい場面で必ず使われる色です。一方、日本では「赤字」という言葉のイメージから敬遠する人もいます。同じ赤でも、文化によってこれほど解釈が異なるのは興味深いことです。
もっとシンプルに考えれば、自分が好きな色の財布を使うことの効果は大きいはずです。お気に入りの財布なら大切に扱いますし、開くたびに気分も上がります。逆に、縁起を気にして好きでもない色を選べば、それだけでストレスになってしまうでしょう。
何より重要なのは、財布の色ではなく、中身の管理方法です。レシートなどで膨らんでいない、お札の向きが揃っている、定期的に整理されている。こうした基本的な習慣の方が、貯蓄には直接的な影響を与えます。赤い財布が「本当に良くない」ということはなく、最終的には使う人次第だと言えるでしょう。
内側が赤い財布の風水は？ 後編
キプリス｜日本製の赤い財布ブランド
小銭入れ付き札入れ｜コードバン＆シラサギレザー｜キプリスより
日本の職人技が生み出す、内側が赤い財布をお探しなら、キプリスというブランドに注目してみてはいかがでしょうか。1995年に創業したキプリスは、世界で最も美しいとされる蝶「キプリス・モルフォ」から名前を取った、日本を代表するレザーブランドです。特に財布やビジネス向けの革小物において、高い評価を得ています。
中でも、キプリスの「小銭入れ付き札入れ｜コードバン＆シラサギレザー」は、まさに内側が赤い財布の理想形を体現した逸品です（2025年10月時点：40,700円）。外装には、革の宝石とも呼ばれる最高級素材コードバンを使用し、内装には姫路で鞣されたシラサギレザーを採用。このツートンカラーの組み合わせが、風水的にも理想とされる「外側は落ち着いた色、内側は赤」という条件を満たしています。
シラサギレザーとは、高品質なキップスキンを日本有数の皮革産地である姫路市で丁寧に鞣した、キプリス独自の素材です。深みのある赤の発色が美しく、開くたびに目に飛び込んでくる赤が、持つ人に活力を与えてくれそうです。
機能面でも妥協はありません。札入れが2箇所、小銭入れ1箇所、カードポケット4箇所に加えて、フリーポケットも備えており、ビジネスパーソンの日常使いに必要な収納力を確保しています。熟練した日本の職人による手作業で仕上げられているため、細部まで丁寧な作りとなっており、長く愛用できる耐久性も兼ね備えています。
なお、キプリスのコードバン＆シラサギレザーシリーズには、この二つ折り財布以外にも、長財布や小銭入れなど様々なアイテムがラインナップされており、いずれも内側に赤を配した魅力的なデザインとなっています。日本製ならではの品質と、モダンなツートンカラーのデザインが融合した、大人のための財布といえます。
エッティンガー｜内側が赤い英国製の財布ブランド
【ST】 BILLFOLD3C_C&COIN PURSE｜エッティンガーより
英国の伝統と気品を体現する革製品ブランド、エッティンガー。ロンドンで創業し、90年以上にわたり卓越した品質を誇るこのブランドは、英国王室御用達の証である「ロイヤルワラント」を授与された名門です。そんなエッティンガーから、内側が赤い財布として注目の「【ST】 BILLFOLD3C/C&COIN PURSE」をご紹介します（2025年10月時点：58,300円）。
この二つ折り財布は、エッティンガーの定番ベストセラーとして長年愛されている逸品です。縦約9cm×横約11.5cmというコンパクトなサイズながら、札入れ2箇所、コインポケット1箇所、カードポケット3箇所、さらにフリーポケットも備えており、必要十分な収納力を確保しています。バッグやポケットにもスムーズに収まる、まさにビジネスパーソンのための財布です。
素材には柔らかなカーフレザーを使用し、ソフトな手触りと優れた耐久性を両立させています。英国の職人技が光る丁寧な仕上がりは、使い込むほどに手に馴染み、長年の相棒となってくれることでしょう。
カラー展開の着想源が実にユニークです。イギリスのスターリングポンド紙幣のインクカラーをイメージした全4色で、ブラック/パープル、ブラック/オレンジ、ブラック/レッド、ブラック/ターコイズというラインナップ。外側はすべて落ち着いたブラックで統一され、財布を開いたときに初めて鮮やかな内側の色が現れる仕掛けになっています。
ブランドの定番カラーは、英国王室のテーマカラーでもあるパープル。「ロイヤルコレクション」と呼ばれ、多くのファンに愛されています。しかし、内側が赤のブラック/レッドも希少なカラーとして注目を集めています。風水的に理想とされる「外側が黒、内側が赤」という組み合わせを、英国の伝統ブランドが実現しているという点で、特別な価値を持つアイテムといえるでしょう。
エッティンガーの公式サイトでチェック（カラバリで内側「赤」が選べます） 
長財布も｜内側が赤い財布ブランド
【ST】SLIM LONG WALLET｜エッティンガーより
長財布派の方にも朗報です。エッティンガーからは、内側が赤い長財布「【ST】SLIM LONG WALLET」も展開されています（2025年10月時点：67,100円）。コンパクトな設計ながら、長財布ならではの使い勝手の良さを追求した一品です。
サイズは縦約9cm×横約17.5cmと、1万円札がちょうど収まる絶妙な大きさ。「スリム」の名前通り、一般的な長財布よりも厚みを抑えた設計になっており、ジャケットの内ポケットやバッグに入れても嵩張りません。それでいて、札入れ1箇所、コインポケット1箇所、カードポケット5箇所、フリーポケット3箇所という充実の収納力を誇ります。
素材とカラー展開は、先ほどご紹介した二つ折り財布と同じシリーズ。柔らかなカーフレザーを使用し、外側はシックなブラック、内側には赤をはじめとする4色から選べます。つまり、二つ折り財布と長財布で悩んでいる方は、同じデザインコンセプトで形状だけが異なるこの2つから、ライフスタイルに合わせて選ぶことができるのです。
長財布ならではの特徴として、内張りにエッティンガーのロゴが入ったジャガード織の生地を使用している点も見逃せません。財布を開くたびに、英国ブランドの誇りを感じさせる細やかな配慮が光ります。
風水的に理想とされる「外側が黒、内側が赤」という配色を、英国王室御用達ブランドのクオリティで実現した長財布。英国らしい端正な佇まいが、持つ人の品格を静かに物語ってくれることでしょう。
エッティンガーの公式サイトでチェック（カラバリで内側「赤」が選べます）
使ってる人の口コミ｜キプリスやエッティンガーの赤い財布
キプリスの皮財布4万で買ったけど
インナーの赤がめちゃくちゃ綺麗ですわ pic.twitter.com/rrtBOu2IuX— えねごり (@Gobou0315) January 18, 2021
5年使った栃木レザーの2つ折りから、キプリスのブライドルレザーとルーガショルダーの長財布に買い替え。
GANZOや土屋鞄、他にも悩んだけど…黒赤の色と細かい所に惹かれました。
ヌメ革と違って経年変化は時間かかりそうだけど、大事に使っていこうー。 pic.twitter.com/rPCn0TCJeK
— ゆきじぃ (@yukiji18) June 10, 2020
お財布を新調しました。
キプリス好きです(^^)ちなみに今回のはブランドを主張せず、中と外で赤と黒のコントラストが良い感じで個人的にハマりました(*´∇｀*) pic.twitter.com/iWhn9Mt1M5— リューズ(CV:子安武人) (@ryuuuuzu) May 26, 2018
わいもエッティンガーやけどエッティンガーの赤、安いし可愛いんよなぁ pic.twitter.com/RYZFwQJg0T
— うめ (@umechanchann) April 18, 2023
ずっと使ってるんだけど、エッティンガーってブランドの長財布だよー‼️
赤が凄い好きで、製造全然ないから無くなる前に型番違いのやつ買ったのwww pic.twitter.com/bO1BZLy7XR
— ゆーだぃ@ドレア好き (@yyyyy09) December 29, 2022
わし、黒と赤の組み合わせが好きなんよ
そんなわけでエッティンガーの長財布、小銭入れ付のレッドコレクションを買うことを決意
せっかくなら小銭入れも無いスマートな奴でも良かったけど、小銭入れを別に用意するのが好きじゃない
あとスナップはこのタイプの財布なら不要かな— × (@ec422093) July 11, 2021
実際にキプリスやエッティンガーの内側が赤い財布を使用している人たちの声を、SNS（X）から集めてみました。リアルな使用感や満足度が伝わってくる投稿が多く見られます。
キプリスの財布については、内側の赤の美しさに感動する声が多く聞かれます。ある購入者は、4万円程度で購入した財布の内側の赤の発色が想像以上に美しかったと喜びを表現しています。また、5年間愛用した他ブランドの財布から買い替えた方は、GANZOや土屋鞄といった人気ブランドと比較検討した末、黒と赤のコントラストと細部の作り込みに惹かれてキプリスを選んだとのこと。ブランドロゴを主張しすぎない控えめなデザインも、高評価のポイントとして挙げられています。
エッティンガーについては、外側のシンプルさと内側の鮮やかさのギャップに魅力を感じる人が多いようです。黒と赤の組み合わせを愛する愛用者は、小銭入れ付きの長財布を選んだ理由として、別途小銭入れを持ち歩く煩わしさを避けたいという実用的な観点を挙げています。
興味深いのは、価格に対する評価です。エッティンガーを「手頃」と評する声もありますが、これはルイ・ヴィトンなどの超高級ブランドと比較した場合の話でしょう。実際には5～6万円台という価格帯ですが、品質を考えれば妥当という評価が多いようです。
中には、内側が赤のモデルの希少性を指摘する声もありました。特にエッティンガーの赤は在庫が少ないという投稿も見られます。ただし、2025年10月現在、エッティンガー公式サイトでは購入可能です。
両ブランドで迷っている方の投稿も興味深く、エッティンガーの英国的な端正さと、キプリスの日本的なシンプルさ、それぞれに異なる魅力があることがうかがえます。共通しているのは、どちらも「外側は控えめ、内側は華やか」というコンセプトへの高い評価です。
芸能人にも人気？赤い財布
芸能界と赤い財布の関係について、興味深い傾向が見られます。実は、華やかな世界で活躍する芸能人の中にも、赤い財布を愛用している人が一定数存在しているのです。
なぜ芸能人に赤い財布が選ばれるのでしょうか。まず、芸能界は常に勝負の世界です。赤が持つ「情熱」「エネルギー」「勝負強さ」といったイメージは、厳しい競争を勝ち抜く必要がある芸能人にとって、心理的な支えになっているのかもしれません。また、人前に立つ職業だからこそ、華やかさや存在感を大切にする傾向があり、赤という印象的な色が選ばれやすいという側面もあります。
成功者の験担ぎという観点も見逃せません。有名芸能人が赤い財布を使っていることが話題になると、それを真似する人が増える現象がよく見られます。「あの人が使っているなら」という心理は、特に運気や験担ぎを重視する芸能界では強く働きます。成功者のアイテムには、何か特別な力があるのではないかと期待してしまうものです。
さらに、赤い財布は個性的なファッションアイテムとしての側面も持っています。自己表現やブランディングが重要な芸能人にとって、印象的な赤い財布は、自分らしさをアピールする小道具としても機能します。雑誌やSNSでの露出時にも、視覚的なインパクトがあるため、話題作りに一役買うこともあるでしょう。
芸能界では様々な占い師や風水師がアドバイザーとして関わることも多く、従来の「赤い財布は良くない」という固定観念にとらわれない、新しい解釈を取り入れる人も増えています。もちろん、風水を重視して赤を避ける人もいれば、全く気にしない人もいて、その考え方は実に多様です。
ただし、忘れてはいけないのは、成功している芸能人が赤い財布を使っているからといって、それが成功の直接的な要因ではないということです。彼らの成功は、才能、努力、人脈、タイミングなど、様々な要素が複雑に絡み合った結果です。財布の色は、あくまでも心理的なサポートの一つとして捉えるのが賢明でしょう。
まとめ 内側が赤い財布の風水は？
内側が赤い財布について、風水やスピリチュアル、実用的な観点から総合的に検証してきました。
・赤い財布が風水的に「ダメ」とされる理由は、火の気がお金（金の気）を溶かすという五行思想や、赤字を連想させるなど複数の説がある
・内側だけが赤い財布は、外側の落ち着いた色が火のエネルギーを適度に抑え、金運を内部で活性化させる理想的なバランスとされる
・赤い財布でお金がたまらないという説がある一方、中国では幸運の色として扱われるなど、文化により解釈は大きく異なる
・スピリチュアルな観点では、赤は第一チャクラと関連し、物質的な安定や邪気払いの効果があるとされる
・科学的根拠はなく、効果は主に心理的なものであり、個人の信念や好みによって影響は変わる
・芸能界でも赤い財布を愛用する人がおり、情熱やエネルギーの象徴として捉えられている
・キプリスは日本の職人技が光る高品質な内側が赤い財布を展開し、コードバンとシラサギレザーの組み合わせが人気
・エッティンガーは英国王室御用達ブランドで、スターリングポンド紙幣をイメージしたカラー展開が特徴的
・エッティンガーの長財布は、二つ折りと同じデザインコンセプトでスリムな設計が魅力
・実際の使用者からは、両ブランドとも外側は控えめで内側が華やかなデザインへの評価が高い
内側が赤い財布は風水的に金運を高める効果があるとされており、キプリスやエッティンガーのような高品質なブランドなら、その効果をより一層期待できるかもしれません。
エッティンガーの公式サイトでチェック（カラバリで内側「赤」が選べます）
氏名：宮城 良太（みやぎ りょうた）
略歴：文化服装学院→デザイナー
財布などのモノづくりとファッション分野の情報発信に取り組んでいます。