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キャッシュレス化が進む現代でも、まだまだ現金やカードをたくさん持ち歩きたいと思う方は少なくありません。診察券、ポイントカード、会員証、そして複数のクレジットカード。気づけば財布の中身はパンパンになり、「もっと大きな財布が欲しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな時、多くの方が「大きい財布」「ハイブランド」というキーワードで検索し、ルイ・ヴィトンやグッチ、プラダといった海外ブランドの財布に目を向けがちです。確かにハイブランドの財布は憧れの的ですが、最近のハイブランドは、欧米のキャッシュレス化に合わせてコンパクトな財布へとシフトしているのが現状。大容量を求める日本のユーザーにとって、必ずしも理想的な選択肢とは言えなくなっています。
一方で、日本には100年以上の歴史を持つ革製品の老舗メーカーが多数存在し、現金社会が長く続いた日本ならではの「大きくて使いやすい長財布」を今も作り続けています。しかも、革の品質や職人技術においては、ハイブランドに勝るとも劣らない実力を持ちながら、価格は比較的手が届きやすいものが多いのです。
今回は、そんな日本の老舗ブランドが手がける大容量長財布を、メンズ・レディース合わせて9つ厳選してご紹介します。収納力はもちろん、使い勝手や素材の質感にもこだわった、本当に「使える」長財布ばかりです。
- 老舗の大容量財布が充実
- 収納力と機能性を両立
- 高品質な革素材を使用
- ハイブランドより高コスパ
目次
大きい財布ならハイブランドより日本の老舗!前編
なぜハイブランドよりも日本の老舗なのか?
現金やカードをたくさん持ち歩く方にとって、大きめの長財布選びは重要な決断です。海外のハイブランドや新興ブランドからも多くの財布が登場していますが、実は日本の老舗企業が手掛けるブランドこそが、大容量財布の真の実力者といえます。
日本の革製品の老舗メーカーは、現金社会が長く続いた時代において、何十年にもわたって大型の長財布を作り続けてきました。札入れの深さ、小銭入れの使い勝手、カードポケットの配置や数など、日本人の財布の使い方を熟知した設計が随所に活かされています。一方で、欧州のハイブランドは近年、キャッシュレス化の流れを受けて薄型・コンパクトな財布へとシフト。フラグメントケースのように、お札を折って収納することを前提とした財布も増えています。
また、日本の新しいブランドも同様の傾向が見られます。代表例として、mokuやSTATUSY、com-onoといったブランドがあり、いずれも都市生活者のキャッシュレスなライフスタイルに合わせた、薄さや小ささを追求した革新的なデザインを展開。長財布であっても、ミニマリストにとっての必要性や機能性を重視したコンパクト設計となっています。
従来型の大きい長財布は横幅が19.5〜21cm程度、縦の長さが10〜11cmというサイズ感。対してコンパクト長財布は横幅が16.5〜17.5cm程度と一万円札にピッタリ、縦の長さも8.5〜9cm程度と、その差は歴然。確かに、トレンドという観点ではコンパクト長財布の方が注目を集めていますが、横幅が20cm程度ある従来の長財布なら、お札の周りに3〜4cmの余裕があるため、出し入れがスムーズで、カードポケットも12〜16枚分確保でき、「大は小を兼ねる」というメリットを実感できます。
さらに日本の老舗企業は、革の品質においても妥協がありません。価格対品質で見ればハイブランドを凌ぐことも多く、修理対応も充実。長く愛用することを前提とした、まさに一生ものの財布づくりを続けています。
それでは、ここからは実際に日本の老舗企業が手がける、収納力抜群の長財布を具体的にご紹介していきます。
男性が持っていてかっこいい財布ブランド【ガンゾ】

CORDOVAN (コードバン) ラウンドファスナー長財布|GANZOより
日本の職人技術を象徴するブランドとして、多くの男性から支持を集めているのがGANZO(ガンゾ)です。1917年創業の株式会社AJIOKA.が展開するこのブランドは、素材選びからなめし、裁断、縫製、磨きに至るまで、一切の妥協を許さない”本物”のモノづくりを貫いています。特にコードバンやブライドルレザーを使用した製品は、その品質の高さから定評があります。そんなガンゾから「CORDOVAN (コードバン) ラウンドファスナー長財布」をご紹介します(2025年8月時点:90,200円)。
縦約10cm×横約19.5cm×厚さ約2.5cmという、収納力を重視したサイズ設計。外装には国産コードバンを一枚革で贅沢に使用し、継ぎ目のない美しい仕上がりを実現しています。ファスナーなどの金具類も最高品質のものを選定し、細部まで妥協のない、ガンゾらしいこだわりが詰まった逸品となっています。
収納面では、カードポケットが合計で12枚分、札入れが2箇所、中央にファスナー式小銭入れを配置。片側45mmの扇状に開くマチと、内装に採用した明るい色調(ナチュラルカラー)の牛ヌメ革により、中身が見渡しやすく取り出しやすい設計になっていることもポイントです。カラーはブラック、ヘーゼル、ダークブラウン、ダークグリーン、ネイビーの5色展開で、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。
100年以上の歴史を持つ老舗メーカーの技術力を背景に、伝統的な大容量長財布を作り続けているGANZO。一方で、最近ではカード段を縦型にした新構造の財布も登場させるなど、時代のニーズにも柔軟に対応。伝統と革新を両立させながら、日本のメンズ革財布シーンをリードし続けています。
メンズ長財布人気ブランド【チマブエ】

アニリンコードバン ラウンドファスナー長財布|チマブエより
1973年創業の老舗企業が展開する日本製レザーブランド、CIMABUE(チマブエ)。半世紀以上にわたる実績と技術を活かし、希少で高品質な素材を熟練職人の手作業で仕立てる同ブランドは、本物志向の男性たちから厚い信頼を得ています。今回ご紹介する「アニリンコードバン ラウンドファスナー長財布」も、収納力と機能美を兼ね備えた逸品です(2025年8月時点:52,800円)。
横約19.5cm×縦約10cm×厚さ約2.5cmのゆとりあるサイズ設計。素材には「革のダイヤモンド」と称されるコードバンの中でも、特に透明感と深い光沢が魅力のアニリンコードバンを採用しています。水染めによる独特の風合いは、使い込むほどに味わいを増し、自分だけの経年変化を楽しめるのが特徴です。

チマブエより
機能面での充実度も見逃せません。カードポケットは合計で18枚分を確保し、縦向きに取り出せる独自の設計も採用。一般的なラウンドファスナー財布とは異なり、一部を片マチ仕様にすることで、財布全体が大きく開いて中身を見渡しやすくなっているのもポイントです。また、ファスナーにはYKKの最高級品「エクセラ」を使用し、しっかりとした引き心地と高級感、上質な手触りを実現しています。
内装の素材には肌馴染みの良いヌメ革を配し、外装のコードバンとの美しいコントラストを演出。すべて手作業で施されたコバ塗りの美しさも、職人技術の高さを物語っています。カラーはブラック、グリーン、ネイビー、ボルドー、ブラウンの5色展開。ビジネスシーンはもちろん、カジュアルな場面でも品格ある佇まいを演出してくれることでしょう。
エイ革や象革など豊富な素材のバリエーション
チマブエが誇る優れた内装設計は、前述のコードバンモデルだけでなく、実に多彩な素材のラウンドファスナー長財布に採用されています。カード18枚分の収納力、縦向きに取り出せるカードポケット、片マチ仕様による見渡しやすさなど、使い勝手を追求した機能はそのままに、素材によって全く異なる表情を楽しめるのが魅力です。

ガルーシャ ラウンドファスナー長財布|チマブエより
まず注目したいのが、「海の宝石」と称されるエイ革(ガルーシャ)。あらゆる本革の中で最も丈夫といわれるこの素材は、ポリッシュ加工によってクリスタルビーズのような透明感のある輝きを放ちます。次にナイルクロコダイルは、大小様々なウロコ模様が織りなす独特の表情が特徴的。艶やかな光沢となめらかな肌触り、そして牛革の10倍ともいわれる耐久性を誇る、まさに「皮革の宝石」です。
さらに特別なのが、徳島県の伝統技術である正藍染めを施したクロコダイルレザー。なめしから染色まで膨大な時間と手間をかけた、希少性の極めて高い素材です。また、「陸の王者」エレファントレザー(象革)は、深く刻まれた皺模様が醸し出す迫力と、意外なほど繊細でなめらかな肌触りのギャップが魅力となっています。
近年、合成皮革やファブリック素材など、財布の素材選びは多様化していますが、昔ながらの長財布を愛用する方にとって、これらの豊富な本革素材から選べることは大きな魅力ではないでしょうか。それぞれの革が持つ独自の風合いや経年変化を楽しみながら、長く愛用できる一品を見つける。これこそが、チマブエが提供する贅沢な選択肢といえます。
高級クロコダイル|メンズ長財布の人気ブランド【池田工芸】

藍染クロコダイル|池田工芸より
クロコダイルレザーの世界において、圧倒的な存在感を放つのが池田工芸です。日本最大級のクロコダイル専門自社工場を持つ同ブランドは、世界中でハイブランドが独占する最高品質のスモールクロコダイル(ポロサス)を、老舗タンナーとの長年の信頼関係により入手。その中でも特に厳選された素材のみを使用した、まさに究極の長財布を展開しています。
池田工芸の特徴は、クロコダイルレザーの染色技術の多彩さにあります。伝統的な藍染や墨染めはもちろん、創業80周年記念の美しい緑色である「ティラノモデル」、高貴なパープルカラー、そしてグラデーション染めなど、個性豊かなバリエーションを展開。これらの技術により、クロコダイル本来の美しい斑模様に、さらなる芸術性が加わっています。
収納力においても妥協はありません。オーバースペック仕様とも言えるラウンドファスナー長財布(ラウンドビッグウォレット)は、横約21cm×縦約11cmという大きなサイズ感。通常のラウンド財布より横幅を約2cm拡張したことで、紙幣の出し入れがよりスムーズになり、スマートフォンや100万円の札束まで収納可能です。また、カードポケットは両サイドと中央フリーポケットの片側にそれぞれ6枚ずつ、計18枚分を配置した充実の設計となっています。
価格は藍染クロコダイルのラウンドファスナー長財布で253,000円(2025年8月時点)と、決して気軽に購入できる金額ではありません。しかし、内装にゴールドカラーのパイソンレザーを使用し、クロコダイルとの豪華な組み合わせを実現したモデルもあり、これらの贅沢な仕様から、金運財布としても人気を集めています。
大きい財布ならハイブランドより日本の老舗!後編
オーガーナイザー財布という選択肢も
大容量の長財布をお探しの方に、もう一つユニークな選択肢があります。それが「オーガナイザー財布」と呼ばれる、従来の長財布よりもさらに大型の財布です。オーガナイザーには「まとめ役」という意味があり、その名の通り、財布の機能を超えた収納力と整理能力を持っています。パスポートやチケット、ペンホルダーまで備え、日常使いから海外旅行まで、これ一つですべてをまとめられる設計が特徴です。
このオーガナイザー財布を展開しているのが、明治23年(1890年)創業の鞄専門商社「株式会社林五」のオリジナルブランド、KUBERA 9981です。130年以上の歴史を持つ同社は、時代に合わせた商品開発を続けており、現代のニーズに応えた大容量レザー財布を多数展開。特に旅を想定したオーガナイザーウォレットのラインナップが充実しています。

オーガナイザー【エレファント _ 象革】|KUBERA 9981より
代表的な商品として「オーガナイザー【エレファント / 象革】」があります(2025年8月時点:154,000円)。横約23.5cm×縦約12cm×厚さ約3.5cmという、通常の長財布を大きく上回るサイズ感。象革の独特な質感と耐久性を活かした贅沢な一品で、カラーはRed、Ai、Sumi、Greenの4色展開です。
同ブランドでは、素材のバリエーションも豊富で、気仙沼産の鮫革に漆塗りを施した唯一無二の鮫桟革、高級感あふれるクロコダイル、定番のコードバンなど、好みに応じて選べます。これらの素材はいずれも、大型サイズだからこそ映える存在感を放っています。
旅行好きの方や出張の多いビジネスパーソンにとって、複数の財布を使い分ける必要がなくなるのは大きなメリット。必要なものをすべて一つにまとめられるオーガナイザー財布は、究極の大容量財布といえるでしょう。
大容量長財布のレディースブランド【mic】
レディース向けの大容量長財布として注目したいのが、1961年創業の老舗財布専門メーカーが展開するプライベートブランド、mic(ミック)です。使い心地から逆算したユニークなデザインと、手に取りやすい価格設定が特徴。単に収納部が多いだけでなく、「どこに何があるか分かりやすい」という整理のしやすさにこだわった設計が、多くの女性から支持されています。

エンボス Wラウンドファスナーマルチウォレット|micより
そんなmicから「エンボス Wラウンドファスナーマルチウォレット」をご紹介します(2025年8月時点:24,200円)。横約20cm×縦約10.8cm×厚さ約4.5cmのボリューム感で、収納部が二つに分かれたダブルファスナータイプという独特な構造が最大の特徴です。
仕様を見てみると、片側にはジャバラ式のカードポケットを配置し、なんと39枚分のカードを収納可能。フリーポケットも備えているため、診察券やポイントカードなど、増え続けるカード類をすっきり整理できます。もう片側には札入れ2箇所と、大きく開くギャルソン式の小銭入れを配置。札入れは高さがあるため通帳も収納でき、小銭入れはボタンで留められるので、うっかり開いてしまう心配もありません。
また、素材には傷や汚れが付きにくい型押しレザーを採用。シンプルながら上品な質感で、ブラック、グレージュ、オレンジ、ネイビーの4色から選べます。たっぷり収納しても型崩れしにくい、しっかりとした作りも魅力的です。
ただし、重量は300g程度とやや重めで、厚みもあるため、手での持ちづらさが気になるかもしれない場合は、別売りのショルダーストラップを併せて購入し、肩掛け仕様にすることを検討してみても良いでしょう。財布の概念を超えた収納力で、日常のあらゆるものを整理整頓したい方にぴったりの一品として注目されています。
40代レディースに人気の長財布ブランド

バグッダ マルチウォレット|micより
40代の女性が求める長財布には、収納力だけでなく整理のしやすさも重要な要素です。micの「バグッダ マルチウォレット」は、まさにそんなニーズに応える一品として人気を集めています(2025年8月時点:24,200円)。
最大の魅力は、3つに分かれた収納部による整理のしやすさ。小銭入れは浅く細長いペンケースのような設計にすることで、必要な硬貨がすぐに見つけられるよう工夫されています。カードポケットはジャバラ式で26枚分を収納でき、札入れは5箇所に分かれているため、お札の種類別に整理することも可能です。さらに通帳やパスポート、スマートフォンまで収納できる高さを確保した、まさにマルチユースな設計となっています。
素材には、使い込むほどに味わいが増すオイルプルアップレザーを採用。天然皮革ならではの経年変化を楽しめる素材で、ブラック、レッド、キャメル、チョコの4色展開。どの色も40代女性の装いに品良く馴染む、落ち着いたカラーリングです。
ただし、前述の「エンボス Wラウンドファスナーマルチウォレット」と同様、重量は350g程度とやや重めで、厚みも5cmと、しっかりとあるため、手持ちでの使用に不安がある場合は、別売りのショルダーストラップを活用して肩掛けスタイルにするのも一つの方法です。
総じて、カードや領収書、ポイントカードなど、気づけば増えてしまう小物類をきちんと整理したい。そんな40代女性のライフスタイルに寄り添う、実用性重視のmicならではの長財布として注目を集めています。
50代レディースに人気の長財布ブランド【濱野皮革工藝】
50代の女性にふさわしい品格と実用性を兼ね備えた長財布をお探しなら、濱野皮革工藝は外せない選択肢です。創業140年を超える同社は、軽井沢に工場を構え、フォーマルバッグで培った技術を財布作りにも活かしている人気ブランドで、日本女性を美しく装うという理念のもと、上質な革製品を生み出し続けています。

フィオーレ ロングウォレット フラップ長財布|濱野皮革工藝より
今回ご紹介する「フィオーレ ロングウォレット フラップ長財布」は、エレガントな外観と驚きの収納力を両立させた逸品です(2025年8月時点:27,500円)。横約20.5cm×縦約10cm×厚さ約4cmのサイズで、内側と外側を合わせて24枚ものカードを収納可能。内側にカードポケット12箇所、外側にも12箇所という充実の設計です。また、札入れ2箇所、仕切り付きのファスナー小銭入れ、オープンポケット3箇所と、細かな仕分けができる構造になっている点も魅力です。
メイン素材には、優しい肌触りのレザーを使用し、カラーバリエーションも豊富で、ネイビー、ブラック、パールブルー、エクリューグレー、ダークブルー、シャンパンゴールドの6色展開。50代女性の装いに品良く馴染む、洗練されたカラーリングが揃っています。
公式サイトのレビューでも「大きくてポイントカードや診察券等も収納できて良かった」「革も傷が目立ちにくい感じで色も落ち着いていて買って良かった」といった声が寄せられており、実際の使用者からの評価も高いことがうかがえます。
また、フラップタイプゆえの厚みが気になる方には、同ブランドではラウンドファスナーやL字ファスナータイプも展開されているので、そちらを検討してみるのも良いでしょう。濱野皮革工藝の長財布は、どのタイプを選んでも50代女性の日常に寄り添う、品質とデザインを両立させた理想的な財布となっています。
ギャルソンタイプも|大容量長財布のレディースブランド

グレース ロングウォレット ギャルソンタイプ|濱野皮革工藝より
小銭の使いやすさを重視する方にぴったりなのが、濱野皮革工藝の「グレース ロングウォレット ギャルソンタイプ」(2025年8月時点:29,700円)。横約20cm×縦約11cmのゆとりあるサイズ感と、2種類の小銭入れを備えたギャルソン長財布です。
最大の特徴はトレーのように大きく開くギャルソンタイプの小銭入れ。小銭を一度に見渡せるため、レジでの支払いがスムーズになります。そのほかの収納力も申し分なく、カードポケット18箇所、札入れ3箇所、オープンポケット4箇所を完備。さらに通常のファスナー式小銭入れも別途設けられているため、用途に応じて使い分けることができます。
素材には柔らかくしなやかな天然皮革を使用し、カラーバリエーションは8色と豊富。ライトブラウン、アンティークレッド、ブラック、イエロー、アイボリーベージュ、ネイビー、スカーレットオレンジ、ブルーから選べるため、自分用はもちろん、プレゼントとしても選びやすくなっています。
公式サイトのレビューには「海外ブランド財布から乗り換えて機能的に大満足」「たくさんあるカード入れも窮屈な感じがなく、きれいにカードが収まった」といった声が寄せられています。特に「スカーレットオレンジはとてもきれいな色」など、カラーの美しさも高評価を得ています。
カード決済が主流になりつつある現代でも、まだまだ小銭を使う機会は多いもの。そんな日本の買い物事情に寄り添った、実用性の高い長財布として支持を集めています。
まとめ 大きい財布ならハイブランドより日本の老舗!
ここまで、大容量の長財布を求める方に向けて、日本の老舗ブランドが手がける優れた製品をご紹介してきました。
・日本の老舗は現金社会で培った長財布づくりの技術があり、ハイブランドや新興ブランドがコンパクト化を進める中、今も本格的な大容量財布を作り続けている
・ガンゾの「CORDOVAN ラウンドファスナー長財布」は、国産コードバンを贅沢に使用し、カード12枚分の収納と片側45mmの扇状マチで使いやすさを追求
・チマブエの「アニリンコードバン ラウンドファスナー長財布」は、カード18枚分の収納と縦向きカードポケット、片マチ仕様など独自の機能設計が特徴
・チマブエは同様の内装設計で、エイ革、ナイルクロコダイル、藍染めクロコダイル、象革など多彩な素材バリエーションを展開
・池田工芸は日本最大級のクロコダイル専門工場を持ち、藍染や墨染めなど多彩な染色技術で、100万円の札束も入る大型の長財布を展開
・KUBERA 9981の「オーガナイザー」は横約23.5cm×縦約12cmの超大型サイズで、パスポートやペンホルダーまで備えた旅行にも対応する万能財布
・micの「エンボス Wラウンドファスナーマルチウォレット」は、ダブルファスナーでカード39枚分の収納を実現した驚異的な収納力
・micの「バグッダ マルチウォレット」は、3つの収納部でカード26枚分を整理しやすく配置し、通帳やスマートフォンも収納可能
・濱野皮革工藝の「フィオーレ ロングウォレット」は、内外合わせて24枚のカード収納と6色展開で50代女性に人気
・濱野皮革工藝の「グレース ロングウォレット ギャルソンタイプ」は、トレー型小銭入れとファスナー式小銭入れの2種類を備えた現金派向け設計
日本の老舗ブランドが作る大容量長財布は、単なる収納力だけでなく、使う人の立場に立った細やかな工夫が随所に光る、まさに日本のモノづくりの真髄といえる製品です。

氏名:宮城 良太(みやぎ りょうた)
略歴:文化服装学院→デザイナー
使いやすさを大切にしたモノづくりとファッション分野の情報発信に取り組んでいます。