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「財布にブランドは必要?」この問いに、あなたはどう答えますか。
高級ブランドの財布を持つことがステータスとされた時代から、今や価値観は大きく変わりつつあります。キャッシュレス化が進み、財布を出す機会自体が減少している一方で、「自分らしさ」を大切にする人が増えています。
実際、「ブランド財布じゃないと恥ずかしい?」という不安の声もあれば、「ブランドロゴを見せびらかすなんて逆に恥ずかしい」という意見も。富裕層でもボロボロの財布を使い続ける人がいる一方、財布だけはハイブランドという人もいます。
では、財布選びの正解とは何なのでしょうか。ブランドにこだわるべきか、こだわらないべきか。それとも、もっと別の選択肢があるのでしょうか。
このブログでは、財布とブランドの関係について多角的に考察し、オーダーメイドや工房系ブランドなど、今注目されている新たな選択肢もご紹介していきます。あなたにとって本当に価値のある財布選びのヒントが見つかるはずです。
- ブランド価値観の多様性
- 恥ずかしさの心理分析
- オーダーメイドの選択肢
- 工房系ブランドの魅力
目次
財布のブランドにこだわらない?前編
金持ちは財布にこだわらない?
「お金持ちは財布にこだわらない」という話を耳にすることがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。この言葉には一定の真実が含まれているものの、富裕層の財布に対する考え方は実に多様です。
ビジネスで成功した起業家の中には、驚くほど古い財布や、特にブランドでもない財布を長年愛用している人がいます。彼らにとってお金は事業を動かすための「道具」であり、それを入れる財布自体にはさほど関心がありません。むしろ、物質的なものに執着しない合理的な思考が、ビジネスでの成功につながったという見方もできるでしょう。
しかし一方で、上質な革財布を何十年も大切に使い続ける富裕層も少なくありません。職人が丁寧に作り上げた財布を選び、手入れをしながら長く愛用する。これは単なる見栄ではなく、品質や耐久性、日々の使い心地を重視した選択です。良いものを長く使うという価値観の表れといえます。
また、ライフスタイルによっても財布への考え方は変わってきます。デジタル決済が中心の人にとっては、財布の出番自体が少なく、重要度は低くなります。反対に現金やカードを頻繁に使う人は、日常的に手にするツールとして機能性を重視する傾向があります。ビジネスシーンで財布を使う機会が多い人は、TPOに応じた適切なものを選び、信頼感を演出することも考慮に入れるでしょう。
興味深いのは、真の富裕層ほど「他人の目」よりも「自分の価値観」で財布を選ぶ傾向が強いということです。それが高級ブランドの場合もあれば、機能本位のシンプルなものの場合もある。結局のところ、財布へのこだわりは富の多寡というより、その人の価値観やライフスタイルを映し出す鏡のような存在なのかもしれません。
財布だけハイブランドという人も|なぜ?女性に多い?
バッグや洋服は普段使いのものを選んでいるのに、財布だけはハイブランドという人を見かけることがあります。特に女性に多いと言われるこの傾向には、どのような理由があるのでしょうか。
まず実用面から考えると、財布は驚くほどコストパフォーマンスが良いアイテムです。例えば5万円のブランド財布を3年間使用すれば、1日あたり約45円。10万円の財布でも1日約91円の計算になります。バッグのように複数揃える必要もなく、洋服のようにサイズやトレンドを気にする必要もありません。「ハイブランドをひとつ持つなら財布から」という選択は、実に合理的だといえるでしょう。
さらに財布は人前で取り出す機会が意外と多いものです。レジでの支払い、友人とのランチ、デートの会計時など、さりげなく人の目に触れる瞬間があります。全身をハイブランドで固めることは難しくても、ちらりと見える財布なら手が届く。そんな心理が働きやすいアイテムなのです。
また、財布は定番のプレゼントアイテムという側面も見逃せません。誕生日や記念日、クリスマスなどに、パートナーや家族からブランド財布を贈られることが多く、特に女性はその傾向が強いようです。自分では購入しないけれど、大切な人からもらったものを愛用しているというケースも少なくありません。
心理的な満足感も大きな要因です。「ひとつだけでも良いものを持ちたい」という気持ちは、自己肯定感を高めてくれます。毎日手にする財布が上質なものだと、小さな幸せを感じられる。これは単なる見栄ではなく、自分へのご褒美や励ましの意味合いが強いのかもしれません。
女性に多い理由としては、小物へのこだわりが強い傾向があることや、バッグの中で財布が中心的な存在であること、友人同士で褒め合う文化があることなどが挙げられます。もちろん個人差は大きく、ブランドに全く興味がない女性もいれば、財布にこだわる男性もたくさんいます。結局のところ、それぞれの価値観と優先順位の問題といえるでしょう。
ブランド財布じゃないと恥ずかしい?
「ブランド財布じゃないと恥ずかしい」という気持ちを抱える人は少なくありません。この心理の背景には、複雑な要因が絡み合っています。
最も大きな要因は、社会的承認欲求でしょう。他人から「きちんとした人」「成功している人」と見られたいという願望が、財布選びに反映されるのです。特に支払いの瞬間は人目に触れやすく、その一瞬の評価を過度に意識してしまうことがあります。また、内面的な自信が揺らいでいるとき、ブランド品という外的なもので補強しようとする心理も働きます。「自分には価値がある」という感覚を、ブランド財布を通じて得ようとする面があるのかもしれません。
周囲の環境も大きく影響します。所属するコミュニティで「みんなブランド財布を持っている」状況だと、それが当たり前の基準となり、そこから外れることへの不安が生まれます。仲間外れになりたくない、浮きたくないという防衛的な心理が働くのは自然なことです。
しかし実際のところ、ブランド財布でなくても気にならないという人の方が多数派ではないでしょうか。私自身、財布のブランドは全く気になりません。
現実を見てみると、他人の財布なんてほとんどの人は見ていません。レジでの会計時も、店員さんは業務に集中していますし、周りの客も自分のことで精一杯です。「あの人の財布、ブランドじゃない」なんて観察している人はまずいないでしょう。
むしろ重要なのは、財布の状態や使い方です。きちんと手入れされた財布、使いやすそうな機能的な財布、その人の雰囲気に合った財布、清潔で整理されている財布。これらの方が、くたびれたブランド財布よりもずっと好印象を与えます。
さらに時代は変わりつつあります。キャッシュレス決済が普及し、財布を出す機会自体が減少している今、財布のブランドにこだわること自体が少し古い価値観になってきているかもしれません。
本当に見られているのは、財布のブランドではなく、お金の使い方や支払い時の態度、店員さんへの接し方など、その人の振る舞いです。実用性や自分の好みで選ぶ方が、結果的に自然体で魅力的な印象を与えるのではないでしょうか。
恥ずかしい場合も?ブランド財布
逆にブランド財布を「恥ずかしい」と感じる人も増えています。これもまた、時代の変化を反映した一つの価値観として広がりを見せています。
最も多い理由は、TPOとのミスマッチへの懸念です。収入や年齢と明らかに不釣り合いな超高級ブランドの財布を持つことで、「無理して買ったのかな」「背伸びしている」と思われることへの抵抗感があります。特に若い世代が明らかに高額なブランド財布を持っていると、周囲からそうした印象を持たれやすく、それを恥ずかしいと感じる人が少なくありません。
価値観の変化も大きな要因です。SDGsやミニマリズムが浸透する中、「ブランドのロゴにお金を払う」ことに違和感を覚える人が増えています。もっと有意義なお金の使い方があるのではないか、という考えから、あえてブランド財布を避ける選択をする人も多いのです。
また、個性を重視する観点から、人気ブランドの定番モデルを「みんなと同じ」「没個性の象徴」と捉える人もいます。特にロゴが大きく主張するデザインは、「成金趣味」「品がない」と感じる人も少なくありません。さりげない上質さを好む人にとっては、あからさまなブランドアピールは下品に映ることもあるでしょう。
心理的なプレッシャーも無視できません。「偽物と思われたらどうしよう」「収入に見合っていないと思われるかも」「他の持ち物も合わせないと変に見える」といった不安を抱え、それが恥ずかしさにつながることもあります。
業界や世代による違いも顕著です。IT系やクリエイティブ業界では、カジュアルな文化が主流で、ブランド品が浮いてしまうことがあります。若い世代はサステナブル志向が強く、ブランド消費そのものに否定的な傾向も見られます。
結局のところ、ブランドでもノンブランドでも、「自分に合っていない」「無理している」と感じるものは恥ずかしくなるものです。大切なのは他人の目ではなく、自分が心地よく使えるかどうか。他人の評価を気にしすぎて選んだものほど、かえって不自然な印象を与えてしまうという皮肉な結果になりかねません。
ブランドじゃない財布(ノンブランド財布)を選ぶ際のポイント
近年、ハンドメイド市場の人気の高まりとともに、ノンブランドの財布も注目を集めています。コストパフォーマンスの良さ、ブランド品より気楽に使える点、工房系であれば作り手の温かみを感じられるなど、魅力的なメリットがあります。
しかし、ノンブランド財布を選ぶ際には、いくつかの注意点があることも事実です。購入前に知っておくべきポイントを整理してみましょう。
まず最大の課題は、品質の見極めが難しいことです。ブランドという「保証」がない分、品質にばらつきがあり、写真では良く見えても実物は安っぽかったり、すぐに壊れてしまったりするリスクがあります。特にネット通販では、実物を手に取って確認できないため判断が困難です。
アフターサービスの面でも不安が残ります。修理対応がなかったり、保証期間が短かったり曖昧だったりすることも。購入店が閉店してしまえば、対応先がなくなってしまう場合もあります。ブランドなら確実に受けられるサービスが期待できない点は、大きなデメリットといえるでしょう。
また、リセールバリューがほぼゼロという現実もあります。ブランド財布なら飽きても中古市場で売却できますが、ノンブランドではその選択肢がありません。さらに、ビジネスシーンでの印象も考慮すべきです。業界や相手によっては、あまりに安っぽい財布だと信頼性を疑われるリスクもあります。特に金融、不動産、高級品販売などの業界では注意が必要です。
プレゼントとして選ぶ場合も慎重になるべきでしょう。相手の価値観によっては「ケチった」と思われ、失礼になる可能性があります。心理的な満足感の面でも、安さだけで選んでしまうと、結局買い直すことになり、安物買いの銭失いになってしまうケースも少なくありません。
これらのリスクを回避するためには、ある程度の価格帯(革財布なら5,000円以上)を選ぶ、工房系など製造元がはっきりしているものを選ぶ、返品・交換ポリシーを確認する、口コミやレビューがあればチェックする、可能なら実店舗で実物を確認するなどの対策が有効です。
こうしたポイントを理解した上で、自分の価値観に合う選択ができるなら、ノンブランド財布も十分に良い選択になると思います。
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財布のブランドにこだわらない?後編
ハイブランドでもノンブランドでもない|オーダーメイドの【JOGGO】

JOGGOより
財布のブランドにこだわらない人や、ハイブランドか否かで迷っている人に、第三の選択肢としてオーダーメイドの「JOGGO」をご紹介します。
JOGGOは、14色以上の本革を自由に組み合わせて、世界に1つだけのオリジナル財布作成サービスを展開する、今、注目の日本企業です。Web上のシミュレーション画面で、パーツごとに好きな色を選びながら、簡単にデザインできるのが特徴。職人が一つ一つ手作りで仕上げ、お好きな名前の刻印も可能です。1万円台中盤という手頃な価格帯で、本格的なオーダーメイド財布が手に入ります。
財布の種類も豊富で、スタンダードな小銭入れ付きの二つ折り財布から、がま口タイプ、三つ折りのミニ財布、ラウンドファスナーの長財布、L字ファスナーのコンパクト財布まで幅広く展開。どれもシンプルで使いやすい設計になっています。また、素材は、手触りのなめらかなスムースレザーと、傷が目立ちにくく型崩れしにくいエンボスレザーの2種類から選択可能。
オーダーメイド財布ならではの魅力として、ハイブランドのような目立つロゴや、他人から見てわかるブランド価値ではなく、「自分が選んだ配色」「自分の名前の刻印」という、より個人的な愛着や満足感を得られることが挙げられます。見栄や他人の評価ではなく、純粋に自分が気に入るものを持てるのです。
また、色の組み合わせを考える過程自体が楽しく、「既製品から選ぶ」のではなく「自分で作る」という体験価値があります。財布選びで迷っている人にとって、能動的に選択できることで決断しやすくなる面もあるでしょう。
実用性と品質のバランスも優れています。リーズナブルな価格帯でありながら、本革製品として日常使いに十分耐えうる品質を確保。ハイブランドの10分の1程度の価格で、実用面では遜色ない製品が手に入ります。価格が手頃なので、ライフスタイルの変化に合わせて買い替えたり、複数持ちしたりすることも現実的です。
ブランド価値よりも実用性や自分らしさを重視する人には、とても合理的な選択肢といえるでしょう。
メンズ|財布のブランドにこだわらない選択をしたい方へ
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2つ折り財布(小銭入れ付き)|JOGGOより
財布のブランドにこだわらない選択をしたい男性に、JOGGOの「2つ折り財布(小銭入れ付き)」をご紹介します(2025年9月時点:15,730円)。
左側に4つのカードポケット、右側に小銭入れを配置した定番タイプの二つ折り財布でありながら、カードポケットや小銭入れの蓋、マチ部分まで、8か所のカラーカスタマイズが可能。ピュアブラックやミッドナイトネイビーといった定番色から、ターコイズブルーやマスタードイエローなどの個性的な色まで、豊富なカラーバリエーションから自由に選べます。
素材には、耐久性に優れた高品質な牛革を使用。同ブランドが現地のタンナーと何度も色調整を重ねて実現した、きれいに発色するスムースレザーは、手触りがなめらかで、使い込むほどに革の変化を楽しめる仕上がりになっています。
実際の購入者からも高い評価が寄せられています。JOGGO公式サイトのレビューによると、「自分の好きな色にカスタマイズできるので、いろいろ迷いながら選ぶのも楽しかった」「縫製もしっかりしていて、これから使うのが楽しみ」といった声があります。
特に印象的なのは、プレゼントとして選んだ人の声です。「ありきたりなブランドばかり調べていたところ、JOGGOを見つけた」「色を選んでいる時には相手が喜ぶ顔を想像しながら楽しむことができた」など、贈る側も選ぶプロセスを楽しんでいる様子がうかがえます。さらに「唯一無二の財布」「想像を超えた品質で驚いた」という感想も寄せられており、オーダーメイドならではの特別感と品質の高さが評価されています。
ブランドロゴに頼らずとも、自分だけの配色で個性を表現できる。使い込むほどに愛着が湧く本革の質感。そして1万円台という現実的な価格帯。これらの要素が組み合わさることで、ブランドにこだわらない男性にとって、実に魅力的な選択肢となっています。自分用としてはもちろん、大切な人への贈り物としても、心のこもった特別な財布になることでしょう。
レディースにも人気のオーダーメイド財布
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3つ折りミニ財布(エンボス)|JOGGOより
レディースに人気のオーダーメイド財布として、JOGGOの「3つ折りミニ財布(エンボス)」をご紹介します(2025年9月時点:16,830円)。
縦約8cm、横約10cm、厚み約2.5cmという、小さなバッグにもすっぽり収まるコンパクトなサイズ感。ちょっとしたお出かけや旅行シーンなど、荷物を最小限にしたい場面で活躍。カードは6枚収納可能で、札入れ部分のポケットにICカードを入れればパスケース代わりにもなる実用的な設計となっています。
素材には、上質で高級感のあるエンボス加工を施した牛革を使用。しっとりとした手触りと大人っぽい仕上がりが特徴で、傷が目立ちにくく型崩れしにくいため、長く愛用できます。ピュアブラックやエスプレッソブラウンといった定番色から、パッションチェリーやサクラブルームなど女性らしい色まで、豊富なカラーバリエーションから自由に組み合わせが可能です。
JOGGO公式サイトのレビューを見ると、このカスタマイズ性が高く評価されています。「お店にはない配色ができる」「財布を開く前は茶色と青で、中身は派手に三原色を使いたかったので満足」といった声があり、既製品では実現できない自分だけの配色を楽しんでいる様子が伝わってきます。
また、品質面でも「縫製が丁寧で安心」「カードの出し入れ、ホックの開け閉めもスムーズ」と実用性の高さが評価されています。同ブランドでは無料でレザーサンプルを配布しており、事前に色や質感を確認できるサービスも好評のようです。
特に心に響くのは、「私には好きなブランドがありません。ただ牛革の製品が好きで、オリジナルの財布が作れないか探していたところ、JOGGOと出会いました」というレビュー。ブランドネームではなく、素材の良さと自分らしさを求める人にとって、まさに理想的な選択肢となっていることがわかります。
結婚記念日にお揃いで購入したという声もあり、特別な日の贈り物としても選ばれています。「自分たちの好きな色にしたい」という願いを叶えられる、オーダーメイドならではの価値が評価されているのでしょう。ブランドロゴではなく、自分だけの配色とデザインで個性を表現したい女性にとって、魅力的な選択肢といえます。
人と被らないメンズ財布の工房系ブランド多数【メンズレザーストア】

メンズレザーストアより
人と被らない財布を探している男性に、「メンズレザーストア」をご紹介します。東京都の株式会社シェアコーポレーションが運営するこのオンラインセレクトショップは、「選ばれし、匠たちを。」というコンセプトのもと、日本各地の革職人が手がける逸品を集めています。
同店の魅力は、個人工房から実力派ブランドまで、多様な工房系メンズブランドを一堂に取り扱っている点です。例えば、革製品の修理職人が立ち上げた「BRUSH」は、修理業で培った知識を活かした壊れにくい財布作りが特徴。北海道の職人がひとりで手がける「lampan」は、「ちょっとだけ使いやすい不思議を」というコンセプトで独創的な構造の製品を展開しています。
他にも、静岡県の「IKUMA」は機能美に遊び心をプラスした製品、「LUTECE」はヨーロッパの上質な革を総手縫いで仕上げる本格派、香川県の「RAGTIME」はオーダーメイドで培った技術を活かした極上の佇まいを追求するなど、それぞれの職人が独自の哲学と技術で財布を作り上げています。
素材へのこだわりも徹底しています。「革のダイヤモンド」と呼ばれるコードバン、イタリアのプエブロやミネルバ・リスシオ、英国伝統のブライドルレザーなど、世界各地の名門タンナーが生み出す最高級の革を使用。さらに多くのブランドでカスタマイズが可能で、革の種類や色、糸色、金具まで細かく指定できます。
価格帯は2万円台から5万円台が中心。素材の希少性や職人の技術レベルを考慮すれば、有名ブランドと比較してもコストパフォーマンスに優れています。また、受注生産システムにより在庫を持たず、生産ロスを最小限に抑えるサステナブルな取り組みも特徴的です。
主要な顧客層は30代以降の本物志向の男性。量産品では味わえない、職人の魂が込められた作品との出会いを求める人、革の経年変化を楽しみながら長く愛用したい人にとって、理想的なセレクトショップといえます。ブランドのロゴではなく、職人の技術と素材の良さで勝負する、まさに「人と被らない」財布との出会いがここにあります。
日本製レザーブランド正規店【Mens Lether Store】
質のいい&マイナーなレディース財布ブランド4選
ハイブランドのような知名度はないものの、質の良さとクラフトマンシップで注目を集める、知る人ぞ知るレディース財布ブランドを4つご紹介します。

Epoiより
まず「エポイ《Epoi》 」は、創業100年以上の日本の老舗企業が手がけるブランドです。派手な装飾や目立つロゴに頼らず、素材とデザインの洗練度で勝負。上質なレザーと多彩なカラーバリエーション、日本の職人技術による精緻な作りが特徴です。ミニマルでモダンなデザインから、クロコ型押しのような伝統的な要素を現代的にアレンジしたものまで幅広く展開し、3〜5万円台という比較的手の届きやすい価格帯で提供しています。
次に「 >> NAGATANI[ナガタニ] 」は、普遍的なエレガンスをコンセプトに熟練の職人が作り上げる日本製ブランド。ドイツの老舗タンナーが手がける希少なキップシュリンクレザー「エスポワール」を代表的な素材として使用し、傷が目立ちにくく柔らかな手触りが特徴的です。外装だけでなく内装にもフランス製のヌメ革など上質な素材を惜しみなく使用し、流行に左右されない洗練されたデザインで長く愛用できる財布を提供しています。

sotより
「sot(ソット) 」は、イタリアのプエブロレザーを中心に、日本の職人が手作業で丁寧に縫製した本革財布を展開。表面の革だけでなく、裏地には山梨県の伝統織物「甲州織」を採用するなど、見えない部分にまでこだわりを持っています。使い込むほどに美しく変化する経年変化が楽しめ、がま口、ラウンドファスナー、L字ファスナーなど豊富なデザインバリエーションを展開。2〜3万円台という価格帯で、華美になりすぎない上品さと実用性を兼ね備えています。
最後に「ラルコバレーノ(L’arcobaleno) 」は、2008年創業のイタリア製レザーブランド。フランスの名門タンナー・アルラン社のゴートレザーを使用し、イタリアの熟練職人がオールハンドメイドで仕上げる本格派です。日本の紙幣サイズや小銭の使いやすさなど、日本人のライフスタイルに徹底的に配慮した設計も特徴的。バイカラーやトリカラーの独特なカラーリングと手の届きやすい価格帯で、品質と個性を重視する大人の女性から支持されています。
これらのブランドは、ブランドにこだわりがある人にも、ない人にもおすすめできる選択肢です。
まとめ 財布のブランドにこだわらない?
財布選びにおけるブランドへのこだわりについて、様々な角度から考察してきました。
・富裕層の財布選びは人によって多様で、ブランドにこだわらない合理的な人もいれば、良いものを長く使うタイプの人もいる
・財布だけハイブランドを選ぶ人は、コストパフォーマンスの良さや人前で出す機会の多さ、プレゼント文化の影響などが理由
・ブランド財布じゃないと恥ずかしいと感じる心理には社会的承認欲求が関わるが、実際は多くの人が他人の財布を気にしていない
・逆にブランド財布を恥ずかしいと感じる人も増えており、SDGsやミニマリズムの浸透、個性重視の価値観が背景にある
・ノンブランド財布も魅力的だが、品質の見極めやアフターサービスなどの注意点もある
・JOGGOのオーダーメイド財布は、ブランドロゴに頼らず自分だけの配色で個性を表現できる第三の選択肢
・JOGGOの二つ折り財布(メンズ)は、8か所のカラーカスタマイズが可能で、購入者からも高評価
・JOGGOの三つ折りミニ財布(レディース)は、コンパクトながら実用的で、自分だけの配色を楽しめる
・メンズレザーストアは日本各地の革職人の逸品を集めたセレクトショップで、人と被らない財布が見つかる
・エポイ、ナガタニ、sot、ラルコバレーノなど、知る人ぞ知る質の高いレディースブランドも存在する
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氏名:宮城 良太(みやぎ りょうた)
略歴:文化服装学院→デザイナー
使いやすさを大切にしたモノづくりとファッション分野の情報発信に取り組んでいます。