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プエブロレザーという革をご存知でしょうか。イタリアの老舗タンナー「バダラッシカルロ社」が製造する高品質な革で、使い込むほどに艶が増していく独特のエイジングが楽しめる素材として、革好きの間で高い評価を得ています。
植物タンニンなめしで作られた牛革に、真鍮ブラシで表面を擦って起毛させる「スクラッチ加工」を施すことで生まれるマットな質感。そこから始まる経年変化は、まさに「育てる革」と呼ぶにふさわしいものです。
しかし、この素材について調べていると、意外なキーワードに出会うことがあります。それが「プエブロレザー 汚い」という検索ワードです。なぜ、多くの愛好家に支持される革に、このようなネガティブな評価が存在するのでしょうか。
このブログでは、プエブロレザーの特性やお手入れ方法、色選びのポイント、そしておすすめのブランドまで幅広くご紹介しながら、この疑問に答えていきます。
- プエブロレザーの特性
- 正しいお手入れ方法
- 色選びのポイント
- おすすめの日本ブランド
目次
プエブロレザーは汚い? 前編
デメリットは?プエブロレザーの特性について

濡れた箇所を布で拭き取る際に擦ってしまうと、乾燥後もほぼ確実に染みが残ります
イタリアの老舗タンナー「バダラッシカルロ社」が手掛ける「プエブロレザー」。多くの革好きを魅了するこの高品質な革にも、いくつか注意すべき特性があります。
まず、その製法の特性上、特に初期の状態では水濡れに弱いという特徴があります。雨や水滴が付着するとシミになりやすく、一度できた水シミを完全に消すのは困難です。濡れた手で触れたり、飲み物をこぼしたりした際にも跡が残る可能性があるため、日常使いにおいても多少注意が必要になります。
また、ネイビーやブラックなどの濃い色は、使い始めに色移りすることがあります。白い衣類やバッグの内側で擦れると、色が付着してしまう場合も。加えて、スクラッチ加工による起毛した表面は、爪や鋭利なものが当たると傷がつきやすい性質を持っています。指で擦れば目立たなくなることが多いものの、深い傷は残ってしまうこともあるでしょう。
エイジングに関しても、使い方や環境によって進み方が大きく異なります。同じ製品でも個体差が生まれやすく、思い描いていた変化と違う方向に進むこともあるため、この点をデメリットと感じる方もいます。さらに、美しい艶が出るまでには時間がかかるため、すぐに艶のある革を楽しみたい方には向かないかもしれません。
価格面では、イタリアの伝統的な製法で作られる高品質な革であることから、他の革と比べて高めに設定されています。日本での人気の高さもあり、人気ブランドの財布やバッグはプレミアム価格になっていることも少なくありません。
ただし、これらの特性は見方を変えれば、プエブロレザーならではの「個性」といえます。水シミや傷も含めて「味」として楽しめる方には、むしろ愛着が湧く要素となるはずです。
汚い?プエブロレザーの独特な表情
このブログを書き始めたきっかけは、インターネットで「プエブロレザー 汚い」という検索ワードを目にしたことでした。革好きの間で高く評価されているこの素材に、なぜそのようなネガティブな印象を持つ方がいるのか、その理由を探ってみました。
プエブロレザーを「汚い」と感じる方がいるのは、主にその独特な表情が原因だと考えられます。真鍮ブラシで表面を擦って起毛させるスクラッチ加工による質感や、使い始めのマットな風合いが「くすんでいる」「ぼやけている」と映る方もいるようです。さらに、経年変化の途中段階では、よく触れる部分から艶が出始めるため、まだら模様のように見えることがあります。この「均一でない変化」を汚れのように感じてしまう方もいるのでしょう。
特に、ツルッとした均一な光沢のある革に慣れている方や、新品の状態を保ちたいという価値観をお持ちの方には、プエブロレザーの変化が「劣化」に見えてしまうのかもしれません。
しかし、この不均一さこそが、プエブロレザー最大の魅力です。使い込んだ風合いは、まさに「自分だけの革に育てる」という楽しみそのもの。よく触れる部分から艶が出始め、徐々に全体に広がっていく過程は、イタリアの伝統的な製法で作られた、生きた素材ならではの表情といえます。
最初から完成された美しさではなく、使い手と共に成長し、その人の使い方や生活が刻まれていく。だからこそ、深い愛着が生まれるのではないでしょうか。「汚い」という評価があるのは残念ですが、それは革の楽しみ方の違いであって、プエブロレザーの価値を下げるものではありません。
ひび割れる?プエブロレザーの耐久性について

プエブロレザーはとてもしなやかな素材で、靴に使用されることもあります|sotより
革製品を選ぶ際、使用に伴うひび割れを心配される方も少なくないかもしれません。しかし、プエブロレザーはこの点において、かなり安心して使える素材といえます。
ひび割れしにくい理由は、その製造工程にあります。製造段階でしっかりとオイルを含ませているため、最初から革の内部に適度な油分が保たれています。これが天然の保湿剤として働き、革の柔軟性を長期間維持してくれるのです。
また、植物タンニンなめしでありながら、適度な柔らかさとしなやかさを持っているのも特徴です。コシがありながらも硬すぎない質感のため、曲げ伸ばしによるストレスでひび割れることも基本的にないようになっています。
さらに、財布や小物として日常的に使っていれば、手の油分が自然に革へ移っていきます。これが継続的な「保革」の役割を果たすため、特別なメンテナンスをしなくても、革が極端に乾燥することもありません。
まとめると、直射日光に長期間当て続けるなどの極端な状況に置かれることがなければ、ひび割れの心配はほとんど不要といえます。革製品を初めて使う方にも「メンテナンスが楽で、ひび割れなどの劣化の心配が少ない」という点で、プエブロレザーはおすすめできる素材なのです。革の経年変化を楽しみたいけれど、面倒な手入れは苦手という方には特に向いているといえるでしょう。
手入れしない?プエブロレザーの魅力を引き出すために
革製品と聞くと、定期的な手入れが必要というイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、プエブロレザーは「手入れをあまりしなくても楽しめる革」という側面が強く、特に初期のお手入れについては慎重になるべきで、むしろ、手入れしないほうが良いといえます。
買ってすぐにオイルやクリームを塗ってしまうと、プエブロレザー最大の魅力である「マットな質感から艶への変化」を台無しにしてしまいます。起毛した表面にオイルを塗ると、毛が寝てしまい、いきなりペタッとした質感になってしまうのです。これでは、徐々に自然な艶が出てくる過程を楽しめません。せっかくのスクラッチ加工の意味がなくなってしまうでしょう。
プエブロレザーの正しい楽しみ方は、最初の半年から1年ほどは何もせず、普通に使いながら手で触れることで自然なエイジングを楽しむことです。日常的に使っていれば、自然と手が触れる部分から艶が出始め、それが全体に広がっていきます。この「不均一だけど自然な変化」こそが醍醐味なのです。
経年変化の中期から後期にかけては、内部のオイルが表面側に出てきて革に艶が出てきます。そのため、初期と比較して水分や傷に少しだけ強くなります。特に後期になると、軽い引っ掻き傷は揉み込むことで目立たなくなるようになるのです。
この段階では、埃の除去、乾拭き、必要に応じて水拭き・オイルケアの順番でお手入れを行います。水拭きは、ブラッシングで落ちない汚れがある場合にのみ実施します。しっかり絞った布で全体を優しく拭き取ることがポイントです。一部だけの水拭きはシミになる可能性が高いため、必ず全体を拭くようにしましょう。
オイルケアは、水拭きの後の自然乾燥などで少し革が乾燥してしまった感じが強い場合に行います。少量を布に取り、オイル用のブラシになじませてから、革製品全体に塗布していきます。最後にもう一度乾拭きで余計な油分を拭き取れば完了です。
まとめると、初期状態と経年変化後ではケアのアプローチが変わってくるといえます。初期は特に手入れをしないほうが良く、中期から後期にかけては、必要に応じて水拭きやオイルケアを行っても構いません。ただし、オイルを使う際も必要な分量だけ、少量を革全体になじませるように使うことが大切です。
そして何より、プエブロレザーは「手をかけすぎない」ことが魅力を引き出すコツで、過保護にならず、革本来の力を信じて使い込むのが一番だと思います。
経年変化後は水に強い?プエブロレザーの性質
前の見出しでも触れましたが、プエブロレザーは経年変化の中期から後期にかけて、初期と比較して水分に少し強くなるという特性があります。この変化について、もう少し詳しく見ていきましょう。
新品時は起毛していて水を吸い込みやすい表面が、使い込むことで毛が寝て、内部のオイルが表面側に出てきます。その結果、滑らかで密な表面になり、水が浸透しにくくなるのです。
しかし、エイジングが進んだプエブロレザーが「比較的」水に強くなるのは事実でも、撥水や防水と言えるレベルになるわけではありません。植物タンニンなめし革の本質は変わらず、長時間の水濡れや大量の水には耐えられません。また、一度シミになると、艶のある状態でも跡が残る可能性があります。
それでも、エイジングが進んだユーザーからは、「新品の時は水滴一つで大騒ぎだったけど、2年使った今は少しの水なら大丈夫」「艶が出てからは、雨の日も以前ほど神経質にならなくなった」といった声を聞くことがあります。これらは、実際に水への耐性が上がっていることを示唆しているといえるでしょう。
まとめると、プエブロレザーが経年変化によって水に対する耐性を獲得するのは、ある程度事実です。しかし、これは「水に強くなる」というより「水に対してマシになる」という程度に考えておくのが安全でしょう。エイジングが進んでも、基本的には水濡れを避け、濡れたらすぐに拭き取るという姿勢は変えないほうが良いといえます。ただ、新品時ほど神経質になる必要はなくなる、というのが実際のところです。
プエブロレザーは汚い? 後編
おすすめの色|プエブロレザー
プエブロレザーは多彩なカラー展開でも注目を集める革です。それぞれの色に独特の魅力があり、エイジングの表情も異なるため、色選びは本当に悩ましいものです。

キャメル色のプエブロレザー財布|sotより
定番色の中でも特に人気が高いのが、コニャック(キャメル系)です。明るい茶色から使い込むことで、さらに深みのある茶色へと育っていきます。エイジングが最も分かりやすく、劇的な変化を楽しめるのが魅力です。傷や水シミも「味」として馴染みやすい色といえます。
オリーバ(グリーン系)は、独特のくすんだグリーンから、使い込むと深い緑、そしてより渋い色合いへと変化します。個性的でありながら意外と何にでも合わせやすく、他人と被りにくいのも魅力です。
ネイビーは、深い紺色から使い込むと黒に近い色合いになりながらも、光の当たり方で青みが見える絶妙な色に変化します。ビジネスシーンでも使いやすく、黒ほど重くならないのが良い点です。
そして、初めてプエブロレザーを選ぶなら、コニャックかタバコ(ブラウン)がおすすめです。エイジングの変化が分かりやすく楽しめ、どんなシーンでも使いやすく、プエブロレザーらしさを最も感じられる色といえるでしょう。

ペトローリオのプエブロレザー財布|mokuより
また、個性を求めるなら、ペトローリオ(深い青緑色)やナポリ(黄)のような色も魅力的です。特にペトローリオは、光の当たり方によって、緑に見えたり青に見えたりと、非常に表情豊かな色となっています。
色選びのポイントとして、明るい色は変化が劇的で、エイジングを存分に楽しめます。ただし、初期は汚れが目立ちやすいという面もあります。一方、暗い色は落ち着いた雰囲気で、汚れも目立ちにくいですが、エイジングの変化は明るい色ほど劇的ではありません。それでも、艶の変化は十分楽しめます。
正直なところ、プエブロレザーはどの色を選んでも後悔しない革です。むしろ、一つ買うと別の色も欲しくなって、複数色をコレクションする方が多いのも納得といえます。
黒ずみ|プエブロレザーとの付き合い方
プエブロレザーを選んだ場合、黒ずみが気になるのでは?という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
まず、黒ずみの出やすさ、目立ちやすさは色によって大きく異なります。特に、ナポリ(黄)、コニャック(キャメル)、ナチュラルといった明るい色は、手垢や汚れが黒ずみとして目立ちやすいです。一方、ネイビー、ブラック、タバコ(ダークブラウン)などの暗い色なら、多少の黒ずみがあっても全体に馴染んでそれほど目立ちません。
そして、この黒ずみを落とそうと水拭きをするのは意外と危険なのです。水で濡らした布で拭くと、部分的に水シミができたり、拭いた部分だけ色が変わったり、乾いた後に染みが残ったりと、かえって汚れが目立つ結果になりかねません。プエブロレザーは、特に初期の状態は水に弱いため、「汚れを落とす」どころか「新たなシミや汚れを作る」ことになってしまいます。
中期から後期の全体的に艶が出た状態では、全体を優しく拭き取る水拭きは可能ですが、それでも、その方法で黒ずみを落とすことは難しいでしょう。
実際のところ、黒ずみも含めて「味」として受け入れるのが、プエブロレザーとの正しい付き合い方かもしれません。黒ずみは「汚れ」というより「使用感」「エイジングの一部」と捉えるのが良いといえます。
プエブロレザーは、新品のような状態を保ちたい方には向かない革ですが、「使い込んでナンボ」「汚れも味のうち」と思える方には、この上なく楽しい革です。黒ずみができた部分も、さらに使い込むうちに全体が馴染んで、独特の深い色合いになっていきます。
寿命は?プエブロレザーの財布やバッグについて

経年変化が進んだプエブロレザーの財布|sotより
革製品を選ぶ際、その寿命が気になるという方も多いでしょう。結論として、プエブロレザーは、適切に扱えば非常に長持ちする革で、財布なら5から10年以上、バッグなら10年以上使い続けることができます。
ただし、寿命を左右する要因もいくつかあり、例えば、毎日酷使する財布と、たまに使う名刺入れなどでは当然寿命が異なります。また、湿度の高い環境や、汗をかきやすい場所での使用は劣化を早める可能性があり、使わない時期も通気性の良い場所で保管することで、長く良い状態を保つことができます。
そして、このプエブロレザーの面白い点は、一般的な「劣化」と「味のある経年変化」の境界が曖昧なことです。多少の傷や色の変化、部分的な艶の違いなどは、この革の魅力として受け入れられることが多く、機能的に使えなくなるまでの期間は相当長いといえます。そのため、「寿命」というより「新しいものが欲しくなる」という理由で買い替えることの方が多いかもしれません。
買い替えを検討する時期としては、型崩れがひどくなって、その見栄えに明らかな支障が出たり、ボタンやファスナーなどの金具が壊れて使用が困難になったりした場合が挙げられます。ただし、金具の故障などであれば、専門店や購入元で修理が可能な場合もあります。
総じて、プエブロレザーは、その汚れや傷、経年変化を「味」として受け入れ、大切に使えば、本当に長く付き合える革といえるでしょう。
moku|プエブロレザーのミニマリスト財布
ここからは、プエブロレザーの性質を活かした財布づくりで人気のある日本製ブランドをご紹介していきます。
まず、最初にご紹介するのは、ある日本人夫婦の想いから始まった財布ブランド「moku」です。比較的新しいブランドでありながら、プエブロレザーをはじめとした素材の質の良さ、キャッシュレス時代を考え抜いたミニマルなデザイン性などで注目を集めています。シンプルな外観でありながら、どこか新しさを感じさせるアイテムを提案する次世代のレザーブランドです。
同ブランドを代表する財布は2つあります。まず「小さく薄い財布SAKU」は、コンパクト財布における「小さい・薄い」という要素と、「使いやすさ・十分な容量・デザイン性」という相反する要素を高いレベルで両立させた次世代型の2つ折り財布です。通常、コンパクトさを優先すれば使いやすさや容量が犠牲になりがちですが、この矛盾に挑戦し、mokuの代名詞ともいえる存在となっています。
もう一つの「小さく薄い長財布UNO」は、一万円札の横幅16cmに対してわずか3mmしか大きくない約16.3cmという極限サイズを実現した長財布です。紙幣収納部に縫製を施さず、折り込んでホックで留める独自の設計により、このコンパクトさを実現。それでいて7つのカードポケット、ファスナー付きコインポケットを備え、1万円札も折らずに収納可能です。厚みも2cm程度と薄く抑えられており、機能性と美しさを高いレベルで両立させた逸品といえます。
どちらの財布もミニマリスト財布のトレンドをしっかりと捉えたアイテムとして注目を集めています。カラー展開も、コニャック(キャメル系)、ネイビーといった定番色だけでなく、ペトローリオなどの個性的なカラーも揃えており、プエブロレザーの魅力を存分に楽しめるブランドです。
sot|裏地にもこだわるプエブロレザーの財布ブランド

sotより
続いてご紹介するのは、2002年創業の日本製レザーブランド「sot」です。同ブランドは、プエブロレザーを使った幅広いアイテム展開が特徴で、シンプルな二つ折り財布や長財布はもちろん、がま口タイプ、L字ファスナータイプ、ラウンドファスナータイプの財布、さらにマネークリップ、カードケース、トートバッグ、ブリーフバッグ、ペンケースまで、実に多彩なラインナップを揃えています。
カラー展開は、キャメル、ダークブラウン、ブラックといったベーシックなものが中心で、使う人を選ばない落ち着いた色合いが魅力です。
そして、sotの最大の特徴は、裏地へのこだわりにあります。同ブランドのプエブロレザーシリーズの裏地には、山梨県の伝統工芸「甲州織」が使用されているのです。
甲州織は、富士山麓から湧き出る伏流水で染色した糸を、高密度かつ均一に織り上げた伝統的な織物です。光沢感のある奥深い色合い、上品で重厚感のある手触り、汚れにくさなど、高い品質を誇る素材として知られています。
革だけのアイテムが欲しいという方には向かないかもしれませんが、細部までこだわり、手間を惜しまずに作られている職人技を堪能できる点が魅力といえます。知名度はそれほど高くありませんが、知る人ぞ知る人気ブランドとして注目を集めています。
まとめ プエブロレザーは汚い?
プエブロレザーについて、その特性から製品選びまで見てきました。最後に要点をまとめておきます。
• デメリットは、水濡れに弱い、初期の色移り、傷がつきやすい、エイジングの個体差、価格の高さなど。ただし、これらは見方を変えればプエブロレザーならではの個性といえる
• 「汚い」と感じる方がいるのは、独特のマットな質感や不均一な変化が原因。しかし、この変化こそが「自分だけの革に育てる」楽しみであり、プエブロレザー最大の魅力
・ひび割れについては、製造段階でオイルを含んでおり、適度な柔らかさとしなやかさを併せ持っているため、心配不要
• 手入れは、初期は特にしないほうが良く、経年変化後も必要に応じて水拭きやオイルケアを行う程度。「手をかけすぎない」ことが魅力を引き出すコツ
• 経年変化後は水に対する耐性が上がるものの、撥水や防水レベルではない。基本的には水濡れを避け、濡れたらすぐに拭き取る姿勢は変えないほうが良い
• おすすめの色は、初心者ならコニャックやタバコ。個性を求めるならペトローリオやナポリ。明るい色は変化が劇的で、暗い色は汚れが目立ちにくい
• 黒ずみは明るい色で目立ちやすく、水拭きで落とすのは危険。「味」として受け入れるのが正しい付き合い方
• 寿命は財布なら5から10年以上、バッグなら10年以上。「劣化」と「味のある経年変化」の境界が曖昧で、機能的に使えなくなるまでの期間は相当長い
• mokuは、キャッシュレス時代を考え抜いたミニマルなデザインが特徴。代表作は「小さく薄い財布SAKU」と「小さく薄い長財布UNO」
• sotは、幅広いアイテム展開と裏地に山梨県の伝統工芸「甲州織」を使用している点が特徴。細部までこだわった職人技を堪能できるブランド
プエブロレザーは、その変化を楽しめる方にとって、長く愛着を持って使える素材です。

氏名:宮城良太(みやぎ りょうた)
生年月日:1995年10月21日
略歴:文化服装学院(工芸課程)→デザイナー(スポーツアパレル)→個人業(財布の製造・ブログ)
好きな言葉:要は慣れ