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ユニクロの古着販売店舗・拡大の兆し!500円からのリサイクルプロジェクトが持つ意味とは

ユニクロ 天神店 古着販売店舗

ユニクロが古着を売り始めた。しかも500円から。

2025年11月、この話題がTVニュースやYahoo!ニュースで取り上げられ、SNSでも賛否両論を巻き起こしています。「自然な流れだ」という声がある一方で、「ユニクロの古着って需要あるの?」という疑問の声も。

実はこのプロジェクト、2023年から静かに始まっていました。全国でわずか3店舗のみの試験展開。しかし2025年11月10日、福岡の天神店が古着売場を拡大したことで、一気に注目が集まったのです。

かつて「気軽に買える服」の代名詞だったユニクロ。しかし近年は新品価格の上昇に対する消費者の声も増え、「ユニクロはもうファストファッションではない」という意見も見られます。そんな中で始まった古着販売は、単なるリサイクル活動ではなく、ブランドの大きな転換点を示しているのかもしれません。

自社で回収した服を、自社で洗濯・検品して、自社で再販売する。この循環型ビジネスモデルは、どこで、どのように展開されているのか。そして、なぜ今注目されているのか。実際の店舗情報から口コミまで、詳しく見ていきましょう。

記事のポイント
  • 500円から買える
  • 全国3店舗で展開中
  • 回収から再販まで自社完結
  • 売場拡大で話題に

ユニクロの古着販売店舗・拡大の兆し|前編

・ユニクロの古着プロジェクトとは
・500円から買える|ユニクロのリサイクルプロジェクト
・回収ボックス設置店は?古着回収のやり方は?
・クーポンがもらえるは本当?ユニクロの古着回収
・古着回収|ユニクロ以外の服でもOK?
ユニクロの古着プロジェクトとは
ユニクロ 古着 販売 店舗

ユニクロより

UNIQLO古着プロジェクトは、「RE.UNIQLO(リ・ユニクロ)」というサステナビリティ戦略の一環として展開されています。500円からという手頃な価格で、自社で回収した古着を購入できる取り組みです。

RE.UNIQLOが掲げるのは「服をもっと長く、もっと自由に」というコンセプト。店頭の回収ボックスなどで集められた服を洗濯・選別し、新たな価値を持つ古着として生まれ変わらせています。コーディネートに個性を加えるだけでなく、服の廃棄削減という環境面でも重要な役割を果たしているのです。

このプロジェクトの原点は2006年に遡ります。当時から自社製品の回収を行い、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通じて難民キャンプへ届けるなど、循環型社会の実現を目指してきました。僕自身も何度か回収ボックスに服を入れた経験があります。

そして2023年、新たなステージへ。回収した自社製品を選別・洗浄・染色・検品したうえで再販売する「ユニクロ古着」の販売がスタートしました。これは単なる社会貢献活動ではなく、事業戦略の柱として位置づけられています。

2025年11月現在は全国3店舗で試験的に販売を実施中。古着販売による利益の一部は寄付されるほか、RE.UNIQLOの活動に充てられます。ラインナップは店舗によって異なるため、「今しか出会えない、あなただけの一着」との出会いが楽しめるのも魅力です。

かつて「気軽に買える服」の代名詞だったユニクロ。しかし近年は新品価格の上昇に対する消費者の声も増え、「ユニクロはもうファストファッションではない」という意見も見られます。そんな中、古着販売を通じて”再び気軽に買える価格”に挑戦していることは、大量生産・大量消費の象徴だったブランドが循環モデルに舵を切る、大きな転換点と言えるのではないでしょうか。

500円から買える|ユニクロのリサイクルプロジェクト

Tシャツ500円、ジーンズ1,290円。ユニクロの古着は、驚くほど手の届きやすい価格設定です(2025年11月時点、ユニクロ公式サイトより)。

価格帯を見てみると、Tシャツが¥500、シャツやスウェット、フリースが¥790、ジーンズやロングパンツ、ニット、アウターが¥1,290〜となっています。特に注目したいのがジーンズの¥1,290という価格。新品だと3,000円〜4,000円程度するユニクロのデニムが、この価格で手に入るのは大きな魅力です。

フリマサイトと比べても同等かそれより安い水準ですが、決定的な違いがあります。それは、実際に店舗で商品を見て、試着して購入できるという点。サイズ感や状態を自分の目で確認できる安心感があり、送料もかからず、その場で持ち帰れるのです。

では、回収された服がどのようにして店頭に並ぶのでしょうか。全国の店舗で回収された衣料品は、まず着用できるものとそうでないものに選別されます。着られないものも無駄にせず、服の原料や資材としてリサイクルされます。

選別された古着は、種類や素材に合わせて適切な方法で洗濯。ここで注目したいのが「バイオリストア」という技術です。最新の酵素洗剤を使用して毛玉や羽毛を取り除き、新品のように蘇らせる工程。一部の商品は製品染めを施すことで、オリジナルとは異なる新たな魅力も引き出します。

そして最後に厳格な検品。シミ、穴あき、ほつれなど、細部まで丁寧にチェックされ、品質が保証された商品だけが店頭に並びます(ユニクロ公式サイト、YouTube動画より)。

この一連の流れを見ると、単なる「中古品の転売」ではなく、ユニクロの品質基準に基づいた再生プロセスであることが分かります。

回収ボックス設置店は?古着回収のやり方は?
ユニクロ 古着回収ボックス

ユニクロより

ユニクロの店舗に設置された回収ボックス。多くの方にとって馴染みのある光景ではないでしょうか。このRE.UNIQLO回収ボックスは、全国すべてのユニクロ店舗に設置されています。さらに、ジーユーやプラステの店舗にも設置されているため、買い物のついでに気軽に利用できます。

回収できるのは、ユニクロ・ジーユー・プラステで販売された全商品。アウターやパンツだけでなく、インナーやソックス、グッズ商品も対象です。ジーユーやプラステの商品もユニクロ店舗で回収可能なので、わざわざ別の店舗を探す必要はありません。

利用する際は、いくつか気をつけたいポイントがあります。まず、お洗濯をしてから持っていくこと。回収された服は衣料支援先に届けられたり、古着として再販されたりするため、次に使う人のことを考えた配慮が必要です。また、貴重品が入っていないか確認しましょう。ポケットに財布やスマホ、鍵などを入れたまま回収ボックスに入れてしまうと、取り戻すことはできません。

とはいえ、これらの注意点さえ守れば、とても気軽に利用できるサービスです。不要になった服を無料で引き取ってもらえるだけでなく、ゴミとして処分する手間も省けます。

ところで、「ジーユーは分かるけど、プラステって何?」と思った方もいるのではないでしょうか。プラステは、ユニクロ運営会社のファーストリテイリンググループの新しいブランドで、ユニクロよりも上位の価格帯に位置づけられています。「きちんとしていたい時の毎日服」をコンセプトに、30代〜40代を中心とした働く大人向けの質の高い商品を展開。シャツが1万円近くするなど、ユニクロとはかなり異なる価格帯です。

気になるのは、こうした高価格帯のプラステの古着も販売されるのかという点。現時点では詳細は不明ですが、回収対象には含まれているため、状態の良いものは今後古着として店頭に並ぶ可能性もありそうです。

クーポンがもらえるは本当?ユニクロの古着回収

クーポンがもらえるは本当?ユニクロの古着回収「ユニクロで古着を回収してもらったらクーポンがもらえる」という話を耳にしたことがあるかもしれません。実際のところ、これは常時もらえるわけではなく、特定のキャンペーン期間中のみの特典です。

通常のRE.UNIQLO回収ボックスへの持ち込みでは、クーポンは発行されません。クーポンがもらえるのは、ダウンリサイクルキャンペーンなど、期間限定で実施される特別なキャンペーンの場合に限られます。

キャンペーンの一例として、ダウンリサイクルキャンペーンをご紹介します。不要になったユニクロのダウン商品を店舗に持ち込むと、対象商品1点につき、5,000円以上の購入で使える500円割引デジタルクーポンを1枚もらえます(実施期間:2025年9月29日〜2026年1月11日)。

対象はユニクロでこれまで販売されたすべてのダウン商品。販売時期に関わらず、商品に「ユニクロ」と記載があり、ケアラベルに「ダウン〇%、フェザー〇%」と記載があるものであればOKです。ダウングッズ(マフラー・ひざ掛けなど)やハイブリッドダウンも対象に含まれます。

来店の際は、通常の回収ボックスに入れずに、スタッフの方に直接手渡しする必要があります。回収点数に制限はなく、1点ごとにクーポンが1枚付与されます。

500円割引のクーポンですが、5,000円以上の購入が条件という点に注目です。還元率は10%。正直なところ、このクーポンのためだけにダウンをリサイクルに出そうとは思わないかもしれません。しかし、ちょうど新しいダウンを買う予定がある方や、着なくなったダウンが複数ある方には十分魅力的な特典と言えます。

古着回収|ユニクロ以外の服でもOK?

古着回収|ユニクロ以外の服でもOK?ユニクロの店舗にある回収ボックス。あそこにユニクロ以外の服を入れてもいいのだろうか?そう疑問に思ったことはありませんか?

答えはNOです。回収の対象となるのは、ユニクロ、ジーユー、プラステの3ブランドのみ。この3ブランド以外の服は受け付けていません。考えてみれば納得ですよね。ユニクロのリサイクル事業のための回収ボックスであって、何でも入れられるゴミ箱ではないのですから。

ただし、この3ブランドであれば、破れや穴あきがあるものでもOKです。着られない状態のものでも、服の原料や資材としてリサイクルされるため、無駄になることはありません。

では、ユニクロ以外の服はどう処分すればいいのでしょうか。いくつかの選択肢があります。

最もシンプルなのは自治体の分別ルールに従って処分する方法。無料で処分できますが、自治体によって分別ルールが異なります。リサイクルショップへ持ち込めば即座に現金化できますが、ファストファッションは買い取ってもらえない店舗もあるため、事前に確認が必要です。

実は、H&MやZARAなど、ブランド問わず古着を回収している店舗もあります。特にH&Mでは回収1袋につきクーポンがもらえるなど、特典がある場合も。ユニクロ以外の服が大量にある場合は、こうしたサービスを活用するのも賢い選択です。

また、メルカリやラクマなどのフリマサイトを活用する方法もあります。ブランドや状態が良ければ、それなりの値段で売れる可能性もあるでしょう。

個人的には、売れそうなものはまずフリマサイトに出品するのが良いと思います。ただし、出品の手間や梱包・発送作業、いつ売れるか分からないという不確実性を考えると、すべてをフリマサイトで処分するのは現実的ではありません。新しい服を買いに行くついでに回収ボックスへ持ち込むのが最も手軽だという意見もあります。服の状態や自分の都合に合わせて、使い分けるのが良いのではないでしょうか。

ユニクロの古着販売店舗・拡大の兆し|後編

・世田谷|東京のユニクロの古着販売店舗
・群馬にも|ユニクロの古着販売店舗
・福岡(天神店)でも|ユニクロの古着の販売店舗
・昔のユニクロの商品を買いたい方にも
・評判や口コミ|ユニクロの古着販売に関して
まとめ|ユニクロの古着販売店舗・拡大の兆し
世田谷|東京のユニクロの古着販売店舗

2025年11月現在、ユニクロの古着販売を実施している店舗は全国でわずか3店舗のみ。POP-UP形式のため期間なども不明な部分が多く、まだ本格展開には至っていません。

ここでは、その貴重な3店舗のうち、1つ目の店舗をご紹介します。

ユニクロ 世田谷千歳台店 古着販売店舗

ユニクロ 世田谷千歳台店|ホームメイトより

東京都世田谷区千歳台3-20-1に位置する「ユニクロ 世田谷千歳台店」。2007年にオープンした、売場面積約900坪の超大型店です。小田急線「千歳船橋駅」から徒歩約15分、環状8号線沿いという立地から、車でのアクセスも便利な店舗となっています。

興味深いのは、古着販売の試験店舗として、新宿本店や日本最大規模のユニクロ銀座店ではなく、世田谷千歳台店が選ばれたという点です。

都心の一等地にある旗艦店ではなく、住宅街に位置する郊外型の大型店を選んだ背景には、いくつかの理由が考えられます。まず、900坪という超大型店舗であること。古着販売には一定のスペースが必要であり、既存の売り場に加えて古着コーナーを設置するには、ゆとりのある店舗面積が不可欠です。

次に、ファミリー層が多い住宅街であること。環境意識やリサイクルへの関心が高い層が多く、循環型ビジネスの受容度を測るには適した立地と言えます。さらに、環状8号線沿いで車でのアクセスが良い点も見逃せません。都心の店舗と比べて客層の回転が緩やかで、じっくりと古着を選ぶ買い物スタイルに適しています。

そして何より、都心から少し離れた立地であることが、試験的な取り組みには向いているのかもしれません。話題性や集客力を最優先にするのではなく、実験的なプロジェクトとして静かにスタートし、データを集めながら改善していく。そんな戦略が透けて見えます。

僕自身、2020年頃まで都内に住んでおり、新宿駅近くの服飾専門学校に通っていましたが、この世田谷千歳台店には行ったことがありませんでした。新宿や銀座といった華やかな旗艦店ではなく、あえて郊外の大型店を選んだことに、「まだ試験展開の段階」というユニクロの慎重な姿勢が表れているように感じます。

群馬にも|ユニクロの古着販売店舗
ユニクロ前橋南インター店 古着販売店舗

ユニクロより

古着販売を実施している2つ目の店舗は、東京ではなく群馬県にあります。地方都市にも展開しているという点が、ユニクロの本気度を感じさせます。

群馬県前橋市亀里町2008に位置する「ユニクロ 前橋南インター店」。2023年4月にオープンした、売場面積約750坪のロードサイド型店舗です。ユニクロ公式サイトには電車でのアクセス情報は記載されておらず、バスと車でのルートのみが案内されています。群馬は車社会の地域でもあり、広い駐車場を備えた郊外型の店舗設計が特徴です。

前橋南インター店の最大の特徴は、ファッション販売だけにとどまらない体験型の空間設計。店舗の外観には7m×7mの巨大なユニクロロゴが3つ配置されており、実はこのロゴの内部に、それぞれ異なる体験施設が隠されているのです。

正面入口右側のロゴ内には、約30種類の花を販売する「UNIQLO FLOWER」を展開。服を買いに来たついでに、部屋に飾る花も選べます。正面入口左側には、厳選したこだわりのコーヒーを楽しめる「UNIQLO COFFEE BOX」を設置。導入店舗の中で最も広いスペースを確保しており、BGMを聴きながらゆったりとくつろいだ時間を過ごせる空間です。そして左奥には、子供が楽しく遊べる滑り台やベンチクッションを設置した「UNIQLO KIDS BOX」があります(前橋新聞mebukuより)。

さらに注目したいのが、「RE.UNIQLO STUDIO」の本格導入です。このサービスは、世田谷千歳台店で2022年9月からトライアルとして実施されてきたもの。刺繍やプリントを施すサービスや、穴かがり、ボタンの付け直しにも対応しており、愛用している服にリメイクを加えることで、世界でたった一着の服が手に入ります。

古着販売とRE.UNIQLO STUDIOの組み合わせは、非常に相性が良いと言えます。500円から購入できる古着に、自分だけのカスタマイズを加える。コーヒーを飲みながらゆっくり古着を選び、気に入ったものにはカスタマイズを加える。子供を遊ばせながら、じっくり掘り出し物を探す。そんな新しい買い物体験が、前橋南インター店では可能になっています。

福岡(天神店)でも|ユニクロの古着の販売店舗
ユニクロ 天神店 古着販売店舗

ユニクロより

古着販売を実施している3つ目の店舗は、福岡にあります。東京・群馬に続き、九州でも展開されたことで、ユニクロの古着販売は全国規模のプロジェクトであることが明確になってきました。

福岡県福岡市中央区にある九州最大の繁華街・天神に位置する「ユニクロ 天神店」。2024年4月から古着販売を開始し、2025年11月10日より古着売場を拡大リニューアルしました。新たにバッグや帽子(キャップ/ハット)の販売も開始しています。西鉄天神大牟田線「西鉄天神」駅から徒歩5分という好立地は、前2店舗とは大きく異なる特徴です。

実際、天神店の売場拡大が発表された11月10日のタイミングで、ユニクロの古着販売に関する取り組みがTVニュースやYahoo!ニュースなどでも取り上げられました。「売場拡大」というニュースが話題性を持つということは、それだけ古着販売への関心が社会的に高まっている証拠といえます。

天神店では、ダウンリサイクルキャンペーン(全国実施)だけでなく、天神店限定のクーポンキャンペーンも実施しています。着なくなったユニクロ商品を天神店へ持っていくと、同店でのお買い物に利用できる「RE.UNIQLOデジタルクーポン」がもらえます(実施期間:2025年11月10日〜2026年1月11日、¥1,000円以上のお買い物につき¥100割引)。

ダウンリサイクルキャンペーンがダウン商品限定であるのに対し、天神店限定キャンペーンはユニクロ商品全般が対象。より幅広い商品の回収を促す仕組みになっています。天神店のお近くにお住まいの方は、この期間限定のチャンスを活用してみてはいかがでしょうか。

福岡は九州最大の都市であり、西日本における重要な拠点。また、天神は若者や観光客も多く訪れる繁華街。駅近の都市型店舗での受容度を測るという狙いも見えてきます。

昔のユニクロの商品を買いたい方にも

ユニクロの古着売場拡大がTVニュースなどで放映された際、昔のロゴのユニクロの服が映っていたことから、SNSでは「ユニクロでも古着(昔のユニクロ)を販売しているらしい。ロゴが懐かしい」といった投稿も見られました。

正直に言うと、僕自身は「昔のユニクロ」という視点で古着を楽しむという発想はありませんでした。しかし、世代によってはそういう楽しみもあるんだなと気づかされました。

古着には様々な年代のアイテムが混在しています。2000年代初頭に大ヒットしたフリース、ロゴデザインが変わる前のジャケット、昔のタグがついたシャツ。こうした「あの時代のあの商品」との再会が、古着売場では可能になります。その楽しみ方は、世代によって大きく異なるのです。

新品を購入する場合とは違い、どんなものがあるかは店舗に行ってみてからのお楽しみ。ある日は2000年代のロゴが付いた服が並んでいても、別の日には比較的新しいものばかりかもしれません。在庫は常に変動し、同じラインナップに出会えることはほぼありません。

しかし、この「行ってみないと分からない」という不確実性こそが、古着の魅力でもあります。フリマサイトなら、キーワード検索で欲しいものをピンポイントで探せます。しかし、リアル店舗での古着探しは、まさに宝探し。予期せぬ掘り出し物に出会える瞬間のワクワク感は、実店舗ならではの体験です。

「今日はどんなユニクロに出会えるだろう?」そんな期待を胸に、古着売場を訪れてみるのも楽しいかもしれません。

評判や口コミ|ユニクロの古着販売に関して

評判 口コミ ユニクロ 古着販売最後に、贔屓目なしで、リアルな口コミをご紹介します。

ユニクロの古着販売に対するSNSでの評判や口コミを見てみると、ポジティブな意見もあれば、ネガティブな意見もあります(以下、SNS(X)より)。

「自然な流れだと思う。今後さらに人気が出そう」「回収しているのは知っていたけど、古着として再販しているとは知らなかった」「自分の地元でもやってほしい」といった前向きな声がある一方で、「循環型社会と言われても、日本が貧しくなった証拠にしか見えない」「わざわざユニクロの古着を買いに行く層が分からない」という懐疑的な意見も見られます。

また、「取り組み自体は良いと思うが、実施店舗数が少なすぎる」「回収時にクーポンがもらえないなら、H&Mに持っていく」「古いシルエットのものはリメイクしてほしい」といった、改善を求める具体的な指摘もありました。

中には「ファストファッションで価格破壊を起こしたユニクロが、最終的に古着を売り始めるとは皮肉だ」という、アパレル業界全体を見渡した意見もあります。

賛否両論ありますが、これだけ話題になっているということ自体が、ユニクロの古着販売への関心の高さを物語っています。拡大の兆しが見える、ユニクロの古着販売。今後どうなっていくのか楽しみです。

まとめ|ユニクロの古着販売店舗・拡大の兆し

ユニクロの古着販売店舗について、ここまでの内容をまとめます。

– RE.UNIQLOの一環として、2023年から自社で回収した古着を再販売するプロジェクトがスタート
– 2025年11月現在、全国3店舗で試験展開中
– 価格は手頃で、回収から洗濯・検品までのプロセスを経て店頭に並ぶ
– RE.UNIQLO回収ボックスは全国すべてのユニクロ店舗に設置、対象はユニクロ・ジーユー・プラステの3ブランド
– クーポンは常時もらえるわけではなく、ダウンリサイクルキャンペーンなど期間限定で実施
– ユニクロ以外の服は回収対象外、H&MやZARAなど他ブランドの回収サービスも選択肢に
– 世田谷千歳台店は郊外型大型店として2007年オープン、試験展開の1店舗目
– 前橋南インター店は2023年オープンの体験型ロードサイド店舗で、RE.UNIQLO STUDIOを本格導入
– 天神店は都市型駅近店舗として2024年4月に古着販売開始、2025年11月に売場拡大
– 昔のロゴなど世代によって異なる楽しみ方があり、宝探しのような魅力も
– SNSでは賛否両論あるものの、話題性の高さが関心の高さを物語る

500円からのリサイクルプロジェクトとして注目を集めるユニクロの古着販売。現在は3店舗のみの試験展開ですが、天神店の売場拡大やメディアでの取り上げられ方を見ると、確かに拡大の兆しが見えてきています。循環型社会への取り組みと、気軽に買える価格の両立。この挑戦が今後どのように広がっていくのか、注目していきたいところです。

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