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ランニングシューズを普段履きするデメリットは?おしゃれでおすすめ?それとも良くないの?

ランニングシューズ 普段履き デメリット

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ランニングシューズを普段履きとして使っている人を街中でよく見かけるようになりました。カラフルで機能的なデザインのランニングシューズは、もはやスポーツシーンだけでなく、通勤や日常生活でも定番アイテムとなりつつあります。

しかし、「ランニングシューズを普段履きにするのは実際どうなの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。快適そうに見える一方で、雨の日は大丈夫なのか、ファッション的にはどうなのか、そもそも歩行に適しているのかなど、気になる点も少なくありません。

このブログでは、ランニングシューズを普段履きすることのデメリットとメリットを詳しく解説し、実際の使用者の声や、普段履きに適したおすすめモデルまで幅広くご紹介します。購入を検討している方も、すでに履いている方も、より賢い選択ができるようになるはずです。

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記事のポイント
  • デメリットと選び方
  • 普段履き向けモデル紹介
  • 実際の使用者の声
  • 寿命とコスパの関係

ランニングシューズを普段履きするデメリットは?前編

・デメリットは?ランニングシューズの普段履き
・なぜ派手?ランニングシューズのデザイン
・メリットも|ランニングシューズの普段履き
・個人的なデメリット?ランニングシューズでの街歩きに関して
・知恵袋では?ランニングシューズの普段履きについて
デメリットは?ランニングシューズの普段履き
デメリット ランニングシューズ 普段履き

つま先部分からの着地を想定しているレース専用シューズ|普段履きには向かない|Onより

ランニングシューズは快適性の高さから普段履きとしても人気がありますが、実際に日常使いする際にはいくつかのデメリットも存在します。まず素材面での制約として、多くのモデルで採用されているメッシュやニット素材は、雨の日に水が染み込みやすく、泥汚れも付着しやすいという問題があります。ランニング時の通気性を優先した設計が、日常使いでは弱点となってしまうケースが多いのです。

また、ファッション性の面でも制約があります。スポーティーなデザインが強調されているため、フォーマルな場面やビジネスカジュアル、きれいめなコーディネートには合わせにくく、服装の選択肢が限定されてしまう可能性があります。

さらに注意すべきなのが、レース特化モデルの選択です。具体的には、ナイキのアルファフライやズームフライ、Onのクラウドブームストライクなどの競技専用モデルは、つま先から着地するフォアフット走行に特化した設計となっています。そのため、日常的なかかと着地の歩行には不向きで、かかと部分のアウトソールが薄く設計されているため摩耗も早く、歩行時の安定性にも欠けます。特にカーボンプレート入りのモデルは、歩きにくさを感じやすいでしょう。

こうしたデメリットを回避するためには、選び方が重要になってきます。デザイン面でも、競技専用モデルの斬新なカッコ良さに惹かれがちですが、アッパーだけでなくソールの構造も確認し、特にアウトソールについては、かかと部分も含めてしっかりとしたラバーが配置されているモデルを選ぶことが大切です。また、雨の日も履きたい場合は、撥水加工されたモデルを検討するのも良いでしょう。

結局のところ、どんなランニングシューズを選ぶかによって、デメリットの大きさも変わってきます。普段履きを前提にバランスの取れた一足を選べば、多くの問題は回避できるのです。

なぜ派手?ランニングシューズのデザイン

なぜ派手?ランニングシューズのデザインランニングシューズのデザインが派手になりがちな理由には、機能面とマーケティング面の両方から説明できる複数の要因が関わっています。

まず機能面から見ると、安全性の確保が大きな理由の一つです。早朝や夜間にランニングする人が多いため、視認性を高める蛍光色や反射材を使用したデザインが採用されており、これが結果的に派手な印象を与えることになります。また、素材の特性も影響しています。ランニングシューズに使われるメッシュやニット生地などの合成繊維は、鮮やかな色を出しやすく、染色もしやすいため、グラデーションなどの複雑で目を引く色使いが可能になっているのです。

一方、マーケティング面での理由も無視できません。スポーツ用品店には多数のモデルが並ぶため、目立つデザインの方が消費者の注意を引きやすく、特に新作モデルは視覚的インパクトで存在感を示す必要があります。さらに、各ブランドは個性を強調する要素として派手な色使いを活用し、ブランドアイデンティティを表現しています。

心理的な側面も重要です。明るく派手な色は、運動へのモチベーションを高める効果があるとされており、「新しいシューズで走りたい」という気持ちを喚起するデザイン戦略として機能しています。ランナーにとって、お気に入りのデザインのシューズは、トレーニングを続ける動機付けにもなるのです。

ただし、最近のトレンドには変化も見られます。普段履き需要の高まりを受けて、モノトーンや落ち着いた色調のモデルも増えてきており、必ずしも派手なデザインばかりではなくなってきました。用途の多様化に合わせて、デザインの選択肢も広がっているという状況です。機能性を保ちながら、日常のファッションにも溶け込むデザインが求められるようになり、ランニングシューズのデザインはより多様化の道を歩んでいます。

メリットも|ランニングシューズの普段履き

ランニングシューズ 普段履き メリットデメリットがある一方、ランニングシューズを普段履きとして選ぶ人が増えているのには、それだけの理由があります。選び方と使い方を工夫すれば、快適性という大きなメリットを日常生活で活かすことができるのです。

特に最近のモデルは、ランニングシューズの技術を活かしながら街履きも意識したデザインが増えてきました。こうしたモデルなら、高いクッション性による疲れにくさはそのままに、見た目のバランスも取れているため、日常のコーディネートにも自然に馴染みます。長時間の立ち仕事や通勤で歩く距離が長い人にとって、この快適性は一般的なスニーカーでは得られない大きな魅力となるでしょう。

また、使用シーンを割り切ることで、デメリットを気にせずメリットだけを享受する方法もあります。例えば、雨の日は別の靴を選び、カジュアルな服装の時だけランニングシューズを履くといった使い分けです。こうすることで、水が染み込みやすいという弱点を回避しながら、優れたクッション性と軽さを日常で活かせます。

耐久性についても、ミッドソールに厚みがあり、アウトソールもしっかりしたモデルを選べば、一般的なスニーカーより長持ちするものも多いのです。また、軽量性と通気性の良さも、一日中履いていても快適さを保つ要因となっています。

結論として、普段履きに適したモデルを選び、TPOに応じて使い分ければ、前述のデメリットは十分にカバーできます。レース特化型ではなく、日常使いを考慮したモデルを選ぶことが、快適な普段履きとして活用する鍵となります。

個人的なデメリット?ランニングシューズでの街歩きに関して
ランニングシューズ 普段履き デメリット

毎日ではありませんが5年ほど、普段履きに使用したランニングシューズ|汚れが目立ちますが、ソールは摩耗しきっておらず、日常でのお出かけ程度なら今でも十分使える一足です

ここで少し個人的な体験を共有させていただきます。実は、私の場合はランニングシューズで歩くと、普通のスニーカーよりもふくらはぎが疲れやすいと感じることが多いのです。

調べたところ、この現象には、いくつかの理由が関係しているようです。まず、多くのランニングシューズはドロップ(かかとから前足部への高低差)が大きく設計されています。これにより常に軽い前傾姿勢になり、ふくらはぎが微妙に伸ばされた状態が続くため、歩行時にふくらはぎの筋肉がより活発に使われることになります。一方、普通のスニーカーはドロップが少なく、よりフラットな設計が多いため、このような負担は少ないのです。

また、厚いミッドソールによるクッション性も影響しています。着地時の沈み込みが大きいため、足首周りの細かい筋肉が安定性を保とうと常に働き、特にふくらはぎが姿勢制御のために緊張しやすくなります。

さらに、ランニング用に設計された反発性の高いフォームは、走る時には推進力になりますが、歩く時には逆に違和感や余計な力みを生むことがあります。最近のランニングシューズに多い、つま先が反り上がったロッカー形状も、ランニング時の重心移動を助ける一方で、歩行時には自然な足の動きと合わない場合があり、ふくらはぎの使い方が変わってしまうのです。

私の場合、特に厚底のランニングシューズを好むことや、ふくらはぎを含め身体が硬いことも、疲れやすさを感じる要因になっているようです。

ただし、これがデメリットかどうかは微妙なところです。なぜなら、多少ふくらはぎが疲れやすいと感じても、クッション性や軽さといった歩きやすさのメリットが大きく、結果的に普通のスニーカーよりも普段使いに多く履いているからです。実際、私はランニングをしませんが、ここ10年近くほぼ毎日ランニングシューズを履いています。人によって感じ方は異なるでしょうが、私にとってはメリットの方が上回っているということになります。

知恵袋では?ランニングシューズの普段履きについて

知恵袋では?ランニングシューズの普段履きについてYahoo知恵袋においても、ランニングシューズの普段履きについて、実際に使用している人たちの率直な意見が数多く見つかります。

まず多くの回答者が共通して指摘しているのが、雨への弱さです。「ランニングシューズには防水性がないのが普通なので、雨や雪の時に履くのはやめた方が良い」という意見や、「通気性を第一に考えられているので、冬は寒いですし、雨はすぐしみ込みます」といった実体験に基づく回答が目立ちます。これは前述のデメリットとも一致する内容です。

一方で、疲れやすさについては意見が分かれています。ある回答者は「スニーカーに比べて疲れやすくなることはありません」と述べていますが、別の質問では「レーシングシューズやベアフットシューズになるとかえって足が疲れる可能性もあります」という指摘もあります。これは選ぶモデルによって大きく変わることを示しています。

特に興味深いのは、ナイキのアルファフライについての質問への回答です。「レース専用仕様なので歩きにくい」「カーボン入りシューズは疲れるので履きこなせませんでした」という否定的な意見がある一方、「好きな靴を好きな時に履いていただいてよろしいのでは」という寛容な意見もありました。

立ち仕事での使用については肯定的な意見が多く、「あまりソフト過ぎると歩きにくいので、適度にソフトなアシックスGT2000やミズノのウエーブライダーがいい」という具体的なアドバイスも見られます。また、ゴアテックス使用モデルなら雨の問題も解決できるという提案もありました。

ランニング専用として購入した場合の意見として、「走る以外でランニングシューズとしての寿命を縮める、ソールを減らすという行為は単純にもったいない」という声もあります。これは用途を明確に分けたい人の考え方として理解できます。

これらの意見を総合すると、普段履きの是非は個人の価値観や選ぶモデル、使用シーンによって大きく変わるということがわかります。

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ランニングシューズを普段履きするデメリットは?後編

・普段履きにおすすめのランニングシューズ【ブルックス】
・レディースにも|普段履きできるランニングシューズ
・アシックスについて|ランニングシューズの普段履き
・ニューバランスについて|普段履きできるランニングシューズ
・普段履きと寿命の関係|ランニングシューズも消耗品
まとめ ランニングシューズを普段履きするデメリットは?
普段履きにおすすめのランニングシューズ【ブルックス】

普段履きに適したランニングシューズをお探しなら、BROOKS(ブルックス)というブランドを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。1914年にアメリカ・ペンシルバニア州で創業し、2024年で110周年を迎えた老舗ランニングシューズブランドです。やみつきになるフィット感と心地よい履き心地、そして高い耐久性が特長で、最近では環境に配慮したカーボンニュートラルシューズの開発にも力を入れています。

Ghost 17 GTX (ゴースト17 GTX ブラック)|BROOKSより

Ghost 17 GTX (ゴースト17 GTX ブラック)|BROOKSより

そんなブルックスから、普段履きにぴったりな「Ghost 17 GTX (ゴースト17 GTX ブラック)」をご紹介します(2025年9月時点:27,500円)。このモデルの最大の魅力は、GORE-TEXを搭載していることです。前述のように雨に弱いというランニングシューズの弱点を見事に克服し、雨の日でも快適に履けるという大きなアドバンテージがあります。

ゴーストシリーズは、ブルックスの定番モデルとして多くのランナーから支持されていますが、この最新モデルはさらに進化を遂げており、アッパーにはダブルジャカードエアメッシュを採用し、柔軟性と通気性を両立。かかと周りと履き口の設計も見直され、フィット感と足首のサポート性が向上しています。

そして、窒素ガスを注入したミッドソール素材を前作より厚く搭載。かかと部で1mm、前足部で3mm増量することで、よりソフトでしなやかなクッション性を実現しています。

また、ドロップ(かかとと前足部の高低差)を10mmに設定することで、より自然な足運びをサポート。精密に配置された屈曲溝により、スムーズな体重移動も可能になっています。

ブルックス公式サイトには、実際の使用者からも「歩いても、走っても、そして雨の時でも最高なシューズ!」という満足度の高いレビューが寄せられています。サイズは25.0cmから30.0cmまで展開されており、レディースモデル(22.0cm~26.0cm)も用意されています。

アメリカでシェアNO.1のランニングシューズブランド【BROOKS】

レディースにも|普段履きできるランニングシューズ
Glycerin 22 (グリセリン22 グレーローズ)|BROOKSより

Glycerin 22 (グリセリン22 グレーローズ)|BROOKSより

柔らかな履き心地を求める女性に、ブルックスの「Glycerin 22 (グリセリン22 グレーローズ)」をご紹介します(2025年9月時点:25,300円)。ふんわりとした履き心地が特徴的で、長時間歩く方や立ち仕事の方から特に支持されているモデルです。

新たに搭載された「DNA Tuned」は、窒素注入による次世代ミッドソール素材。2段階の射出成形と超臨界発泡技術により、かかと部には衝撃吸収用の大きな気泡、前足部には蹴り出しをサポートする小さな気泡が多く含まれており、歩行時の柔らかさとランニング時の反発性を両立させています。

アッパーにはエンジニアードダブルジャガードニットを採用し、靴下のような吸い付くフィット感を実現。通気性も確保されており、長時間履いても快適さが持続します。また、幅広設計の底面と精密に調整された踵・前足部により、安定した重心移動をサポートしてくれます。

カラー展開も考慮されており、グレーローズのほかにブラック、パープル、ホワイトも用意されています。特にグレーローズ、ブラック、ホワイトは、通勤時のコーディネートにも違和感なく馴染むでしょう。

サイズは22.0cmから26.0cmまで展開。普段履きとしての快適性を重視しながら、見た目の上品さも兼ね備えた一足として注目を集めています。

アシックスについて|ランニングシューズの普段履き

日本を代表するシューズブランドであるアシックスも、普段履きとしても優れた選択肢となるランニングシューズを多数展開しています。特に日本人の足に合いやすい設計が大きな強みとなっています。

幅広めのラスト(足型)を採用し、甲高の人にも対応しやすい作りになっていることに加え、安定性を重視したモデルが豊富で、過度な厚底ではなく適度なクッション性を持つ、歩行に適したフラットに近い設計のモデルが選べるのも魅力です。耐久性の面でも、アウトソールのラバーの耐摩耗性が高く、かかと部分もしっかりした作りで普段履きでも長持ちしやすいという特徴があります。

中でも、普段履きに特におすすめなのが「GEL-KAYANO(ゲルカヤノ)」シリーズ。安定性とクッション性のバランスが良く、長時間の歩行でも疲れにくい設計になっています。やや重めですが、その分しっかりした作りで安心感があります。より軽量で価格も手頃な「GT-2000」シリーズも、日常使いにちょうど良いクッション性とシンプルなデザインが特徴。クッション重視なら「GEL-NIMBUS(ゲルニンバス)」も良い選択肢で、長時間の立ち仕事にも向いています。

METASPEED RAY asics 普段履きには向かないランニングシューズ

METASPEED RAY|asicsより|普段履きには適してない一足|購入時にはソールの構造をチェックすることがポイント

ただし、全てのモデルが普段履きに適しているわけではありません。例えば「METASPEED」シリーズのような競技専用モデルは、わずか約129g(27.0cm/片足重量)という極端な軽量化により耐久性を犠牲にしており、アウトソールも前足部に集中したグリップパターンで、かかと部分のラバーがほとんどありません。完全にフォアフット走行専用の設計で、歩行時のかかと着地には対応していないのです。

選ぶ際は、ブランドやデザインのかっこよさだけでなく、アウトソールの構造にも注目することが大切です。普段履きを想定したモデルを選べば、日本人の足に合った快適な履き心地を長く楽しむことができるでしょう。

ニューバランスについて|普段履きできるランニングシューズ
Fresh Foam X 1080v14|ニューバランス ランニングシューズ 普段履き

Fresh Foam X 1080v14|ニューバランスより

ニューバランスも普段履きに適したランニングシューズの開発に力を入れており、2025年9月現在、同ブランドの公式サイトでは通勤・通学・立ち仕事に適したモデルとして「Fresh Foam X 1080v14」を特集しています。

このモデルが注目される理由は、日常生活での悩みに焦点を当てた設計にあり、実際、ニューバランス公式サイトでは、立ち仕事での疲れ、重い靴による歩きにくさ、長時間着用による蒸れといった具体的な悩みに対する解決策として提案されています。

ソフトなライド感で定評のあるFresh Foam X 1080vシリーズの最新版である「v14」。今回のアップデートでは、サイドウォールの高さを見直すことで安定感が向上し、包み込まれるような踵周りのフィット感を実現。足や膝へのストレスを軽減する設計となっています。

アウトソールも工夫されており、優れた屈曲性を保ちながら、前足部は地面を掴みやすく蹴り出しやすい構造に改良。重心移動をサポートする形状で、自然な歩行を促します。また、軽量で通気性に優れたメッシュアッパーにより、長時間の着用でも蒸れにくく快適さが持続します。

カラーはブラック系とホワイト系を展開。公式サイトでは具体的なコーディネート例も紹介されており、グレーのセットアップに黒のシューズを合わせたシティフォーマルスタイルや、モノトーンを基調としたオフィスカジュアルなど、ビジネスシーンでも違和感なく履けることをアピールしています。

メンズ・レディース両方のサイズ展開があり、性別を問わず選べるのも魅力です。ランニングシューズでありながら、通勤や日常使いを前提とした設計は、まさに普段履きを考える人にとって理想的な選択肢といえるでしょう。

普段履きと寿命の関係|ランニングシューズも消耗品

ランニングシューズの普段履きと寿命の関係について、よく誤解されることがあるので整理してみます。

そもそも「普段履きするとランニング用としての寿命が縮む」という話を聞きますが、これは当たり前の話です。靴は消耗品ですから、使えば使うほど摩耗します。ランニング時にベストな状態を保ちたいなら、ランニング専用として使用すれば良いだけの話で、実際、多くのランナーはそうしていると思います。

靴の寿命を決める最大の要因は、アウトソール(靴底)の摩耗です。歩行に伴い、特にかかとの外側から摩耗していき、これがほぼすべての靴の寿命を決定づけます。普段履きの場合、1日8時間×週5日のような長時間使用になることも考えられ、この使用頻度と歩く時間によってソールの寿命は大きく変わってきます。

一般的な目安として、毎日履けば1年程度でしょうか。ただし、ソールの厚み、使用頻度、歩く距離、体重などによっても大きく変動し、買い替えのサインは、アウトソールからミッドソールが見えそうなくらい摩耗した時、または歩行が不安定に感じられるようになった時となります。

稀ですが、例外的にアッパー(ソールより上部分)が原因で寿命を迎えることもあるかもしれません。実際、私が通っていた服飾専門学校の先生(60代男性)は、外反母趾が深刻で、ランニングシューズのメッシュアッパーが親指の付け根部分で破れてしまっていました。

しかし、私の経験では、ミッドソールが分厚くクッション性に優れ、アウトソールも全体的に適度な厚みがあるモデルを2〜3日おきに履く場合、5年程度は持つ印象があります。

結局のところ、ランニングシューズでも普通のスニーカーでも革靴でも、寿命を伸ばしたければ、2日以上続けて履かないというのが基本です。普段履きすれば寿命が短くなるのは当然ですが、それは靴として使っているからであって、特別な問題(デメリット)ではありません。

まとめ ランニングシューズを普段履きするデメリットは?

ランニングシューズを普段履きする際のメリット・デメリットについて、ここまで見てきたポイントをまとめます。

デメリット
・メッシュやニット素材により雨に弱く、汚れも付きやすい
・スポーティーなデザインでフォーマルな場面には合わせにくい
・レース特化モデルは歩行に不向きで、かかとが摩耗しやすい

デザインが派手な理由
・安全性確保のための視認性向上
・素材の特性上、鮮やかな色を出しやすい
・店頭での差別化とモチベーション向上の狙い

メリット
・高いクッション性により長時間でも歩きやすい
・軽量で通気性が良い
・使用シーンを割り切れば快適性を最大限活かせる

個人的な体験
・ドロップや厚いミッドソールの影響でふくらはぎが疲れやすい場合がある
・それでもメリットが上回るため日常的に使用

Yahoo知恵袋での意見
・雨への弱さは共通認識
・疲れやすさは選ぶモデルによって意見が分かれる
・立ち仕事での使用には肯定的な意見が多い

ブルックスGhost 17 GTX
・GORE-TEX搭載で雨の日も快適
・定番モデルの最新版で信頼性が高い

ブルックスGlycerin 22
・ふんわりとした柔らかな履き心地
・立ち仕事や長時間歩く方に特に人気

アシックス
・日本人の足に合いやすい設計
・安定性重視のモデルが豊富
・競技専用モデルは普段履きに不向き

ニューバランス
・公式サイトで通勤・通学向けモデル「Fresh Foam X 1080v14」を特集

寿命について
・アウトソールの摩耗が主な寿命要因
・使用頻度により大きく変動
・複数足をローテーションすることで長持ち

結論として、レース特化型ではなく普段履きに適したモデルを選び、用途に応じて使い分ければ、ランニングシューズの快適性を日常生活で十分に活かすことができます。

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