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50代の男性にとって、財布は単なる小物ではありません。会食の席で、商談のテーブルで、ゴルフ場のクラブハウスで。さりげなく取り出すその一瞬に、あなたの審美眼と人生の積み重ねが表れます。
「いい歳してブランドロゴが目立つ財布は恥ずかしい」「かといって安物も持ちたくない」「どのブランドを選べば間違いないのか」――そんな悩みを抱える50代男性は少なくありません。
若い頃のように背伸びをする必要もなく、かといって諦める年齢でもない。本物の価値を見極める目を持ち、自分のスタイルを確立できる50代だからこそ、財布選びは慎重になるものです。
このブログでは、50代男性が自信を持って使える財布ブランドを、海外ハイブランド5選と日本製ブランド5選、計10ブランドに厳選してご紹介します。エルメスやルイ・ヴィトンといった最高峰から、GANZOや土屋鞄といった日本の実力派まで、それぞれの魅力と格付けの理由を詳しく解説していきます。
- 海外ハイブランド5選
- 日本製ブランド5選
- 格付けの理由を解説
- 50代に最適な選択
50代のメンズ財布ブランド格付け10選! ハイブランド編
エルメス|50代メンズの最高峰ハイブランド財布|堂々の第1位

エルメスより
50代メンズのハイブランド財布格付けで堂々の第1位は、エルメスです。1837年創業の馬具工房から始まったこのメゾンは、現在では世界最高峰のレザーブランドとして君臨しています。
エルメスの財布が他を圧倒する最大の理由は、その驚異的な資産価値にあります。使用後でも定価の80〜90%以上で取引されることは珍しくなく、人気モデルの「ベアンスフレ」などに至っては、中古市場で定価を上回ることさえあります。これはルイ・ヴィトンやグッチでも成し得ない、エルメスだけの特権です。
また、正規店での購入には相応の顧客実績やタイミングの良さが必要で、簡単には手に入らないという希少性も、50代男性にとって大きな魅力となっています。お金だけでは買えない「特別な関係性」によって手に入る財布は、真の成功者の証とも言えるでしょう。
素材には世界中から厳選されたエプソンレザー、トゴ、最高級のクロコダイルなどを使用。10年、20年どころか、適切なメンテナンスをすれば半世紀以上使い続けることも可能です。
デザイン面では、大きなロゴマークを排し、控えめながら一目でそれと分かる品格が特徴。会食やゴルフ、商談の席でさりげなく取り出したとき、言葉にしなくてもあなたの審美眼と地位を物語ってくれます。50代という、本物の価値を知る年代にこそふさわしい、揺るぎない最高峰のブランドです。
ルイヴィトン|50代メンズのハイブランド財布格付け第2位

ルイ・ヴィトンより
第2位に輝くのは、1854年創業のルイ・ヴィトンです。世界で最も認知度の高いラグジュアリーブランドとして、50代男性にとっても信頼できる選択肢となっています。
ルイ・ヴィトンの最大の強みは、その完璧なバランス感にあります。エルメスほど入手困難ではないものの、確固たるステータス性を持ち、ビジネスシーンでもプライベートでも堂々と使える普遍的な価値を提供してくれます。特に50代という年代において、「確実に良いものを持っている」という安心感は重要な要素でしょう。
定番のモノグラムやダミエ、そして大人の男性向けのタイガやエピといった人気のラインは、耐久性においても他の追随を許しません。特にモノグラム・キャンバスは水や汚れに強く、10年以上使ってもへたることがない堅牢さを誇ります。
資産価値の面でも、状態の良い人気モデルであれば定価の60〜70%程度での売却が可能。エルメスには及ばないものの、他のハイブランドと比較すれば十分に高いリセールバリューを維持しています。「ポルトフォイユ・ブラザ」や「ジッピーウォレット」といった定番モデルは、中古市場でも常に需要があります。
また、世界中どこでも同じサービスを受けられるグローバルネットワークも魅力です。出張先のパリでも東京でも、変わらぬ品質のメンテナンスを受けられる安心感は、国際的に活躍する50代ビジネスマンにとっても大きなメリットといえるでしょう。
ボッテガ ヴェネタ|イタリアンラグジュアリーの代表格として第3位

ボッテガ ヴェネタより
第3位は、1966年創業のイタリアンラグジュアリーを代表するボッテガ・ヴェネタです。「イントレチャート」と呼ばれる革の編み込み技術で知られるこのブランドは、ロゴを使わない究極の「控えめな贅沢」を体現しています。
50代男性にボッテガ・ヴェネタが支持される最大の理由は、その洗練された大人の美学にあります。派手なロゴや装飾を排し、最高級のレザーと卓越した職人技術だけで勝負する姿勢は、本物を知る50代の審美眼に強く訴えかけます。「分かる人だけが分かる」という奥ゆかしさは、成熟した大人の男性にこそふさわしい選択です。
イントレチャートの財布は、使い込むほどに革が馴染み、独特の艶と風合いが生まれます。特にカーフレザーを使用したモデルなど、新品の状態から自分だけの財布に育てていく過程は、時間をかけて物と向き合える50代ならではの贅沢な楽しみといえるでしょう。
実用面でも優れた設計が光ります。イタリアンブランドらしい薄型でスマートなフォルムは、スーツの内ポケットにも違和感なく収まります。それでいて必要十分なカード収納と札入れを確保し、日本の紙幣にもしっかり対応。ビジネスシーンで求められる機能性を、エレガントに満たしてくれます。
価格帯はエルメスより手が届きやすく、それでいて十分なステータス性を持つ絶妙なポジショニングも魅力。50代のビジネスマンが「自分へのご褒美」として選ぶのに、ちょうど良い塩梅といえます。
近年のダニエル・リー、マチュー・ブレイジーといったクリエイティブディレクターの変遷を経ても、ブランドの核となる職人技術と上質さは不変。トレンドに左右されない普遍的な価値を持つボッテガ・ヴェネタは、長く愛用したい50代男性にとって、信頼できるパートナーとなってくれることでしょう。
ダンヒル|男のためのラグジュアリー|ハイブランド財布格付け第4位

ダンヒルより
第4位は、1893年創業の英国を代表する紳士ブランド、ダンヒルです。「男のためのラグジュアリー」を掲げるこのブランドは、50代のビジネスマンにとって最も信頼できる選択肢のひとつといえるでしょう。
ダンヒルの最大の魅力は、その徹底した「男性専用」というコンセプトにあります。女性向けラインを持たず、男性のニーズだけを追求し続けてきた結果、財布の設計にも男性の使い勝手を知り尽くした工夫が随所に見られます。カードポケットの配置、札入れの深さ、小銭入れの開き具合まで、すべてが男性の手と習慣に合わせて作られています。
英国ブランドらしい端正なデザインも、50代男性から高い支持を得ています。過度な装飾を避け、上質なレザーとシンプルなロゴだけで構成される財布は、ビジネススーツとの相性が抜群。重要な商談や会食の席で取り出しても、決して品を損なうことがありません。
特筆すべきは、その実売価格の妥当性です。正規店で5万円台から10万円台という価格帯は、品質を考えれば非常にリーズナブル。エルメスほどの出費をせずとも、確かな高級感とステータス性を手に入れられる点は、堅実な50代にとって大きな魅力となっています。
ダンヒルは、サッカー日本代表のオフィシャルスーツを手がけるなど、「できる男」のイメージを確立しています。また、007のジェームズ・ボンドも愛用したという歴史的背景も、大人の男のロマンをくすぐります。若い世代には少し渋すぎるかもしれませんが、50代の落ち着いた男性にはぴったりのブランドです。
エッティンガー|英国王室御用達|50代メンズのハイブランド財布第5位

エッティンガーより
第5位は、1934年創業の英国王室御用達ブランド、エッティンガーです。チャールズ国王(当時皇太子)から「ロイヤルワラント」を授かったこのブランドは、知る人ぞ知る本格派として、50代の紳士に静かな支持を得ています。
エッティンガーの最大の魅力は、上質な革、洗練されたバイカラーデザイン、そして実用的な薄さという3つの要素が見事にバランスしている点にあります。英国伝統のブライドルレザーやイタリアンカーフレザーは、しなやかで上品な質感を持ちながら、10年以上の使用に耐える堅牢さも兼ね備えています。使い込むほどに深い艶と味わいが生まれ、経年変化も楽しめる、まさに理想的な革質といえるでしょう。
外観は控えめなダークカラーでまとめながら、内装にイエローやパープル、ターコイズといった鮮やかな色を配するバイカラーデザインも、エッティンガーの代名詞的特徴です。一見すると地味な印象ですが、開いた瞬間に見える差し色が、50代男性の隠れた遊び心を演出してくれます。若作りではない、大人の粋な演出といえるでしょう。
さらに特筆すべきは、その薄型設計です。英国紳士の伝統である「財布でポケットを膨らませない」という美学を体現し、必要な機能を保ちながら極限まで薄く仕上げられています。スーツの内ポケットに入れてもシルエットを崩さない、スマートな佇まいは、洗練された50代のライフスタイルに最適です。
日本での知名度はダンヒルやバーバリーに比べて高くありませんが、それがかえって「通好み」の魅力となっています。エッティンガーを選ぶということは、ブランドの名前だけでなく、本当の品質を見極める目を持っている証。会食の席で財布を取り出した際、「それ、エッティンガーですね」と気づく人がいれば、それだけで価値観を共有できる関係が生まれることもあるでしょう。
価格面でも非常に良心的で、5万円台から7万円台で、英国王室御用達の品格と確かな品質を手に入れられる点も、堅実な50代の男性にとって大きな魅力となっています。
必要以上に物を持たない、洗練された50代の美学にぴったりの選択。それがエッティンガーという、英国紳士の伝統を今に伝える稀有なブランドなのです。
▼英国王室御用達「エッティンガー」公式サイト
50代のメンズ財布ブランド格付け10選! 日本製編
ガンゾ|50代メンズの日本製財布ランキング第1位

GANZOより
日本製財布の頂点に立つのは、1999年創業のGANZO(ガンゾ)です。「最高品質のメンズ革製品」を追求し続けるこのブランドは、日本の革製品における最高峰として、50代男性から絶対的な信頼を得ています。
GANZOの最大の特徴は、世界最高級の革へのこだわりです。コードバンやブライドルレザーなど、世界中の名門タンナーから厳選された最上級の革のみを使用。特にホーウィン社のシェルコードバンを使用したモデルは、入手困難なほどの人気を誇ります。革の仕入れ段階で一切の妥協を許さない姿勢は、まさに「日本最高峰」の名にふさわしいものです。
近年の値上げの影響もあり価格帯は5万円から15万円と、もはやハイブランドに匹敵するレベルです。しかし、使用している革の品質、日本の職人による細部まで行き届いた仕立てなど、その丁寧な仕事ぶりには職人の誇りが感じられます。
使い込むほどに深まる経年変化も特筆すべき点で、特にコードバンやブライドルレザーを使用したモデルは、5年、10年と使い込むことで、世界に一つだけの表情へと変化していきます。新品の美しさもさることながら、自分だけの財布に育てていく楽しみは、物の価値を知る50代にこそ味わってもらいたい贅沢です。
「GANZO」という名前は、イタリア・フィレンツェの方言で「いいね!」というようなニュアンスで使われる、男っぽい響きのスラングから取られているとのこと。その名の通り、持つ人が思わず「いいね!」と感じる製品作りへのこだわりが、すべての財布に込められています。
修理やメンテナンスの体制も万全で、末永く愛用できる環境が整っています。「一生モノ」という言葉を安易に使いたくはありませんが、GANZOの財布なら、その言葉を使っても決して大げさではないでしょう。日本製でも妥協したくない、本当に良いものを持ちたいという50代の期待に、完璧に応えてくれるブランドです。
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万双|50代メンズの日本製財布ランキング第2位

万双より
第2位は、東京・上野に店舗を構える万双です。「世界最高峰の品質を常識的な価格で」という製造直売メーカーとしての哲学を貫くこのブランドは、本物を知る50代男性から絶大な支持を得ています。
万双の最大の特徴は、その驚異的なコストパフォーマンスにあります。広告宣伝費を一切かけず、その分を素材と技術に投資することで、1万円台から4万円台が中心という価格帯で、他社なら10万円以上する品質の財布を提供しています。これは単に「安い」のではなく、「適正価格」という信念に基づいた価格設定。余計なブランド料を払いたくない、実質を重視する50代にとって、これほど理にかなった選択はありません。
実店舗が東京のみという希少性も、かえって特別な価値を生み出しています。わざわざ足を運んで購入する体験は、まるで職人の工房を訪れるような特別感があり、店舗では実際に職人と話をすることも可能です。製品の細部へのこだわりや、革の特性について直接聞ける機会は、物の背景にあるストーリーを大切にする50代にとって貴重な体験となるでしょう。
品質面では、見えない部分にまで最高級の革を使用する贅沢な作りが特徴です。内装の革、縫い糸、コバの処理に至るまで、すべてに妥協がありません。特にブライドルレザーやコードバンを使用したモデルは、使い込むほどに深い艶と味わいが生まれ、5年、10年と育てる楽しみを提供してくれます。
万双は派手な宣伝をしないため、知っている人は本当の革製品好きだけ。だからこそ、万双の財布を持つことは「本物を見極める目を持っている」という静かな主張になります。ブランドロゴで語るのではなく、品質で語る。そんな成熟した50代の価値観に、万双は見事に応えてくれるブランドといえるでしょう。
土屋鞄|本質的なものづくり|日本製の50代メンズ財布第3位

土屋鞄より
第3位は、1965年創業のランドセルメーカーから始まった土屋鞄製造所です。子供のランドセルから大人の革製品まで、「時を超えて愛される価値をつくる」を貫くこのブランドは、50代男性にとっても信頼と安心感の象徴となっています。
土屋鞄の最大の魅力は、その誠実な物作りの姿勢にあります。ランドセルで培った「6年間毎日使っても壊れない」堅牢性への追求は、大人向けの財布にもしっかりと受け継がれています。派手さはありませんが、毎日使うものだからこそ大切な「当たり前の品質」を、当たり前に実現している。この真面目さは、堅実な50代の価値観と見事に合致します。
全国主要都市に展開する直営店舗も大きな安心材料です。実際に手に取って確かめられる機会が多く、購入後のメンテナンスも店舗で相談できる。オンラインだけでなく、顔の見える関係を大切にする姿勢は、アフターサービスを重視する50代にとって重要なポイントといえるでしょう。
デザイン面では、流行に左右されないベーシックな形を基本としながら、革の風合いを最大限に生かしたシンプルな美しさが特徴です。ヌメ革やブライドルレザー、イタリアンレザーなど、厳選された素材それぞれの個性を引き出す設計は、余計な装飾を好まない大人の男性にぴったり。3万円から6万円という価格帯も、品質を考えれば非常に良心的です。
また、土屋鞄には「家族の物語」があります。子供のランドセルを土屋鞄で購入し、その品質に感動した父親が、今度は自分の財布を選ぶ。そんな世代を超えた信頼関係は、他のブランドにはない温かみを感じさせます。50代という、次世代への継承を意識し始める年代にとって、この「信頼の連鎖」は大きな価値となるでしょう。
職人の顔が見える物作り、確かな品質、そして手の届く価格。土屋鞄は、見栄や虚飾を卒業した50代が、安心して長く使い続けられる「間違いのない選択」といえるでしょう。
ユハク|手染め|50代メンズの日本製財布ランキング第4位

ユハクより
第4位は、2009年創業の手染めレザーブランド、YUHAKU(ユハク)です。独自のグラデーション染色技術で革製品界に革命を起こしたこのブランドは、アートピースのような財布を求める50代男性から熱い支持を集めています。
YUHAKUの真の魅力は、美しい手染めグラデーションを最大限に引き立てる「引き算のデザイン」にあります。職人が一枚一枚染め上げる深い青から紺へ、茶から黒へと移り変わるグラデーションは、余計な装飾を排したミニマルな設計によってこそ、その美しさが際立ちます。
価格帯は4万円から10万円程度と、技術の希少性を考えれば妥当な設定です。近年は伊勢丹や高島屋などの百貨店での取り扱いも増え、実物を手に取って確認できる機会も多くなりました。実際に見ると、写真では伝わらない深みのある色彩と、光の当たり方で変化する表情に魅了されるはずです。50代という、本物の美しさを理解できる年代だからこそ、この芸術的な仕上がりの価値がわかるというものです。
機能性においても、YUHAKUは独自の哲学を貫いています。内部にも上質な革を贅沢に使用することで、使い込むほどに手に馴染む心地よさを実現。また、革の厚みを緻密に計算した貼り合わせ技法で強度と軽量化を両立。独自の構造美学から生まれた、その薄さと美しさの絶妙なバランスが、あなたのセンスの良さを引き立てることでしょう。
ワインレッド、ディープブルー、グリーンといった、50代の男性が挑戦しやすい上品な色展開も魅力。派手すぎず、でも確実に個性を主張できる。そんな大人の遊び心を満たしてくれる財布は、人生を楽しむ余裕のある50代にこそふさわしいアイテムといえます。
キプリス|ちょうど良い50代メンズの日本製財布|ランキング第5位

キプリスより
第5位は、1995年創業の株式会社モルフォが展開するキプリスです。「一生愛せる、本質的価値のあるものづくり」をコンセプトに、百貨店を中心に展開するこのブランドは、50代男性にとって最も身近で信頼できる日本製財布ブランドといえるでしょう。
「ベーシック+α」のデザインが特徴的なキプリスの財布。基本に忠実な形状でありながら、シラサギレザーやルーガショルダーといった個性的な革も展開。派手すぎず地味すぎない、ちょうど良いバランスは、ビジネスシーンで悪目立ちせず、かといって没個性でもない、50代が求める「さりげない良さ」を体現しています。
全国の百貨店で取り扱われている安心感も大きなポイントです。伊勢丹、三越、高島屋、大丸など、信頼できる百貨店のバイヤーが認めた品質は、間違いのない選択を求める50代にとって重要な判断材料となります。
また、キプリスの魅力は、その圧倒的なコストパフォーマンスにあります。1万円台から3万円台という価格帯で、確かな品質の日本製本革財布を提供。この価格設定は、「品質に対して適正」という賢い判断ができる50代にとって、むしろ積極的に選びたくなる理由となります。高級財布は特別な日だけ、普段使いにはキプリスという使い分けをする50代も多いでしょう。
日本製の第5位とした理由は、上位ブランドと比較すると特別感に欠け、所有欲は控えめで、「実用品」の域を出ないという位置づけがあるためです。
総じて、キプリスは決して最高級ではありませんが、日本の職人が作る確かな品質を、誰もが手に取れる価格で提供する「良心的なブランド」といえます。見栄を張る必要がなくなった50代が、普段使いの相棒として安心して選べる、堅実で賢い選択肢になっています。
日本のクラフトマンシップが培ってきた革製品ブランド キプリス ![]()
恥ずかしくない50代メンズの財布とは
ここまでハイブランドと日本製、計10ブランドの財布を見てきましたが、50代男性にとって「恥ずかしくない財布」には、いくつかの共通点があることが見えてきました。
まず最も重要なのは「本物の革」を使用していることです。エルメスのエプソンレザーから、キプリスのシラサギレザーまで、価格帯は違えど、すべて天然皮革を使用した本格的な財布です。合皮やナイロン製ではなく、経年変化を楽しめる本革であることは、50代の財布の最低条件といえるでしょう。
次に大切なのは「適度な品格」です。エルメスのような最高峰ブランドも、ガンゾのような実力派国産ブランドも、共通しているのは派手なロゴや装飾に頼らない、素材と技術で勝負する姿勢です。50代の財布は、さりげなく良いものを持つ「分かる人には分かる」という奥ゆかしさが求められます。
価格については、必ずしも高額である必要はありません。今回ご紹介した中では、キプリスや万双なら1万円台から購入可能です。大切なのは、その価格に見合った、あるいはそれ以上の価値があるかどうか。コストパフォーマンスを冷静に判断できるのも、50代の賢さです。
耐久性も重要な要素です。10年、20年と使い続けられる堅牢な作りは、すべてのブランドに共通する特徴です。毎年買い替えるような財布ではなく、じっくりと付き合える「相棒」を選ぶ。これは物を大切にする50代の価値観とも合致します。
そして意外に重要なのが「メンテナンス体制」です。エルメスの世界的なリペアネットワークから、土屋鞄の全国店舗でのアフターサービスまで、購入後も安心して使い続けられる体制が整っていることは、長期的な視点を持つ50代にとって大きな安心材料となります。
最後に、50代の財布選びで最も大切なのは「自分の価値観に合っているか」ということです。最高峰のステータスを求めるならエルメス、実質重視ならキプリス、信頼と安心なら土屋鞄というように、自分のライフスタイルと価値観に合った財布を選ぶことが、結果的に最も「恥ずかしくない」選択となります。
まとめ 50代のメンズ財布ブランド格付け10選!
本記事では、50代男性にふさわしいハイブランドと日本製ブランド、計10の財布ブランドをご紹介してきました。それぞれの特徴を振り返ってみましょう。
• エルメス:世界最高峰のレザーブランドとして、驚異的な資産価値と希少性を誇る。使用後も高いリセールバリューを維持し、お金だけでは買えない特別な関係性によって手に入る真の成功者の証。
• ルイヴィトン:世界で最も認知度の高いラグジュアリーブランド。入手のしやすさとステータス性のバランスに優れ、豊富なバリエーションと世界中で受けられるメンテナンスサービスが魅力。
• ボッテガ ヴェネタ:イントレチャートの編み込み技術とロゴを使わない控えめな贅沢が特徴。分かる人だけが分かる洗練された大人の美学を体現し、薄型でスマートなフォルムが実用面でも優秀。
• ダンヒル:英国を代表する男性専用ブランド。徹底した男性のニーズ追求と端正なデザイン、妥当な価格設定が魅力。サッカー日本代表やジェームズ・ボンドとの関わりも男心をくすぐる。
• エッティンガー:英国王室御用達の知る人ぞ知るブランド。上質な革と洗練されたバイカラーデザイン、極限まで追求した薄型設計が特徴。通好みの魅力を持ち、良心的な価格も魅力。
• ガンゾ:日本製財布の頂点に立つブランド。世界最高級の革へのこだわりと日本の職人技術が融合。経年変化を楽しめる一生モノの財布として、本当に良いものを持ちたい50代の期待に応える。
• 万双:製造直売メーカーとして驚異的なコストパフォーマンスを実現。東京・上野の実店舗で職人と直接話せる特別な購入体験と、見えない部分にまで妥協のない品質が魅力。
• 土屋鞄:ランドセルメーカーから始まった誠実な物作りの姿勢が特徴。全国展開の直営店舗による安心のアフターサービスと、世代を超えた信頼の連鎖が50代の心を掴む。
• ユハク:独自の手染めグラデーション技術で革製品界に革命を起こしたブランド。芸術的な美しさと実用性を両立し、派手すぎない上品な色展開が大人の遊び心を満たす。
• キプリス:百貨店を中心に展開する最も身近で信頼できる日本製ブランド。ベーシック+αのデザインと圧倒的なコストパフォーマンスで、普段使いの相棒として安心して選べる堅実な選択肢。
50代は、若い頃のような背伸びも必要なく、かといって諦める年齢でもない、最も自由に財布を選べる世代です。今回ご紹介した10ブランドは、どれを選んでも恥ずかしくない、むしろ誇りを持って使える財布ばかり。あとは、あなたの価値観に最も響くブランドを選ぶだけです。
※このブログでのランキングは当サイト独自のものです。また、ブランドの格としては海外のハイブランドの方が上位となるため、前半で紹介しました。

氏名:宮城良太(みやぎ りょうた)
生年月日:1995年10月21日
略歴:文化服装学院(工芸課程)→デザイナー(スポーツアパレル)→個人業(財布の製造・ブログ)
好きな言葉:要は慣れ
