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会員数140万人を突破し、日本最大級のファッションレンタルサービスとして知られるエアークローゼット。プロのスタイリストが選んだ服が自宅に届くという手軽さで、特に働く女性から支持を集めています。
洋服選びの時間がない、クローゼットをすっきりさせたい、新しいテイストに挑戦したい。そんな悩みを解決してくれるサービスとして注目を集める一方で、「最悪」「もったいない」「やめた」といったネガティブなワードも目にします。利用を検討している方にとっては、これらの声が気になるのではないでしょうか。
実際のところ、エアークローゼットはどうなのか。満足している人と不満を持つ人では、何が違うのか。40代・50代でも使えるのか。料金に見合う価値はあるのか。解約時のトラブルは本当にあるのか。
今回、様々な口コミを贔屓目なしで調査し、人気のファッションサブスクの本当の評価を探っていきます。
- 評判は本当に最悪？
- 40代・50代の口コミ
- もったいない理由とは
- 解約時の注意点
目次
エアークローゼットの口コミ｜前編
最悪？エアークローゼットの評判の概要
エアークローゼットを検索すると「最悪」というワードが関連キーワードとして表示されることがあります。利用を検討している方にとっては、気になる情報かもしれません。
このネガティブワードが生まれる背景には、主に3つの理由があります。1つ目は、好みに合わない服が届くケース。特に初回は、スタイリストが利用者の好みを十分に把握できていないため、また、利用者自身もサービスの特性を理解しきれていない場合が多いため、期待と異なる服が届くことがあります。
2つ目は、服の状態への不満。中古品を扱うサービスのため、毛玉や型崩れなどが気になる場合があるようです。「季節感がない色」「安っぽい生地」と感じる声も見られました。月額料金もそれなりにするため、状態が良くないとがっかりする要因になるのでしょう。
3つ目は、料金システムへの誤解。月額制の仕組みを十分に理解していなかったことで、想定外の請求に驚く方もいるようです。
一方で、会員数140万人を突破している事実が示す通り、実際には良い口コミも多く存在します。「素敵なお洋服が届く」「いつもとは違うテイストの服を気軽に試せる」「周りから『似合ってるね』と言われることが増えた」といった声も数多く見られます。
インターネット上では、満足している人よりも不満を持った人の方が書き込む傾向があるため、「最悪」というワードが検索候補に表示されやすくなっています。しかし、これはサービス全体の品質を正確に反映しているわけではありません。
エアークローゼットは利用回数を重ねるごとに満足度が上がるという特徴があるサービスです。特に3回目以降のレンタルから急激に満足度が向上するというデータもあります。一度だけで判断せず、スタイリストとのコミュニケーションを重ねることで、自分好みの服が届くようになっていくことを覚えておくと良いでしょう。
ひどい？エアークローゼットの口コミをさらにくわしく
実際の利用者の声はどうなのか。SNS（X）上の投稿を贔屓目なしで調査してみました。
調べた結果、やはり一概にネガティブな評価とまでは言えませんでした。ただ、人によって合う、合わないがはっきり分かれやすいサービスだと感じます。
ネガティブな口コミ
まず、厳しい意見から見ていきます。
「初回で届いた服が全てノーブランドでデザインも好みではなく、すぐに解約を決めた」という声がありました。初回割引で試したものの、期待と大きく異なる内容だったようです。
また、「冬なのに夏素材のスカートが届いた」「スタイルブックのイメージと実際の商品が全く違う」といった、季節感やイメージとのギャップを指摘する声も。さらに「初回は良かったが、2回目以降は時代遅れに感じるデザインばかりになった」という意見もありました。
ポジティブな口コミ
一方で、満足している利用者の声も多く見られます。
「低身長から高身長まで、体型に合わせた多様なサイズ展開が使いやすい」「お気に入り登録した服の傾向をスタイリストがきちんと見てくれて、好みのアイテムが届くようになった」という評価です。
特に印象的だったのは「ちゃんとリクエストすれば好みのものを届けてもらえる」「最初は微妙でも、コメントを入れておくと次から好みに近づいてくるのが面白い」という声。こうした利用者は、サービスの特性を理解した上で、スタイリストとのコミュニケーションを楽しんでいるようです。
口コミを総合すると、「ある程度自分の好みを明確にした上で、届いた服に対する試行錯誤を楽しめる人」には相性が良いサービスと言えそうです。逆に、初回から完璧を求める方や、自分で選びたいこだわりが強い方には向かない可能性があります。
やめた人が語る理由｜エアークローゼット
「合う、合わないが分かれる」という特徴は、解約理由からもはっきりと見えてきます。
解約理由として最も多く挙げられるのが、好みの服が届かなかったというものです。「初回は良かったが、その後は状態の良くない服や似合わない服が続いた」という声がある一方で、初回から期待外れだったという声も。エアークローゼットは「新しい洋服との出会い」を提案するサービスのため、自分で選びたい、思い通りの服を着たいという方には向いていないようです。
次に多いのが、料金面の負担です。最安値のライトプランでも月額7,980円、さらに借り放題のレギュラープランでは返送料が「330円×借りた回数」加算されます。オプション料金なども含めると、想定以上にコストがかさむと感じる方もいるようです。
また、フィードバックの手間を理由に挙げる声も少なくありません。毎回の感想入力や着用写真の投稿、お気に入りアイテムの登録など、これらの作業が負担になるケースです。ただし、フィードバックをしっかり行うことで好みのコーデに近づくため、この手間を惜しむと満足度が下がってしまいます。「スタイリストが選んでくれるから、ただ単に楽ができる」と思って始めると、ギャップを感じるかもしれません。
興味深いのは、「めちゃくちゃ好みのコーデに出会えたから」という理由で解約した人もいることです。買取したくなるほど似合う服に出会えたため、目的を達成して卒業したというケースですね。
サブスクサービスを解約する理由は人それぞれですが、エアークローゼットに関して言えば、「自分のこだわりがとにかく強い」という方には合わないサービスと言えます。プロのスタイリストが選ぶとはいえ、他人に委ねる以上、自分が思っていなかったものが届く前提で楽しむスタンスが必要です。それが難しいなら、利用を見送った方が良いかもしれません。
おばさん？エアークローゼットの年齢層
解約理由を見てきましたが、年齢層についても気になる話題があります。「おばさん」というワードです。
これは主に2つの不安から注目されているようです。1つは「40代・50代が使えるサービスなのか」という年齢層への心配。もう1つは「おばさんっぽく見える服が届かないか」という服装への心配です。
結論から言えば、エアークローゼットのメインユーザー層こそが、まさに40代〜50代の女性です。その中でも、利用者の9割は働く女性と言われており、自分の服を選ぶ時間がない層に人気があります。
スタイリングも年齢に応じて行われるため、40代の方に女子大生が着るような洋服が届くことはありません。体型や年齢を考慮した、上品で落ち着いたデザインが提案される仕組みです。
取り扱っている洋服の系統は、いわゆるコンサバ系が多く、百貨店やルミネ・丸井などのファッションビルに入っているブランドが中心。1着1万円前後で、生地も縫製もしっかりしており、オフィスカジュアルとして利用する人が多いのも特徴です。
ただし、一部の若い世代の利用者からは「私が着るとおばさんっぽく見えてしまった」という声も。つまり、「おばさんっぽい」というのは年齢に対して大人っぽすぎるテイストだったということです。
総じて、「おばさんっぽい」という不安とは裏腹に、40代・50代にこそ最適なサービスと言えます。
40代や50代女性からの口コミは？
では、そのメインユーザー層である40代・50代女性からの実際の口コミを見ていきましょう。
ポジティブな口コミ
最も多く聞かれるのが、時短とおしゃれの両立ができたという声です。「洋服選びが格段にラクになり、褒められることが増えた」「トレンドを抑えたセンスの良い服をプロが選んでくれる」といった評価が目立ちます。
また、新しいテイストへの挑戦を楽しんでいる声も。「自分では絶対選ばないような洋服でも、意外に似合うものがたくさんあるとわかった」という意見や、会社で褒められて嬉しかったという声も見られました。
体型への配慮も高評価のポイントです。「ウエストゴムで」といった希望も叶えてくれたという声があり、年齢や体型に応じたコーディネートが提案されることへの満足度が高いようです。さらに「プロのスタイリストに選んでもらった服だから自信が持てた」「実年齢より若く見られることが増えた」という声も少なくありません。
ネガティブな口コミ
一方で、不満の声もあります。最も多いのは好みに合わない服が届くケースです。また、古着への抵抗感や、サイズが必ずしもジャストフィットとは限らないという声も。
満足度を上げるコツ
40代・50代の方が満足するためには、自分の情報をしっかり伝えることが重要です。着るシーンを具体的に伝える、返却時にアイテムごとの感想を入力するなど、スタイリストとのコミュニケーションを丁寧に行うことで、好みに合う服が届く確率が上がります。そして、一度で諦めず、何度か利用してサービスの性質を掴むことも大切です。
▼エアークローゼット公式サイト
エアークローゼットの口コミ｜後編
料金｜エアークローゼットの利用プラン
口コミを見てきたところで、具体的な料金プランを確認していきましょう。
基本の3つの料金プラン（2025年11月時点）
エアークローゼットには3つの料金プランがあり、いずれも初月は50%オフで利用できます。
ライトプラン：月額7,980円（初月3,990円）
月1回3着がレンタルできる最も安いプランです。展開サイズはXS〜Lの4サイズ。一部オプションは利用できません。
レギュラープラン：月額10,980円（初月5,490円）一番人気
月に何度でも交換できる借り放題プランです。3着ずつのレンタルを無制限で繰り返せるため、初心者に最もおすすめ。すべてのオプションが利用可能です。
ライトプラスプラン：月額13,980円（初月6,990円）
月1回5着がレンタルできるプランです。展開サイズがXS〜3Lまで対応しており、大きいサイズが必要な方に適しています。
追加でかかる費用
いずれのプランでも、返送料が配送1回につき330円（税込）必要です。沖縄県在住の方は990円（税込）となります。レギュラープランで複数回借りる場合は「330円×借りた回数」が加算されることを覚えておきましょう。
オプションとしては、アクセサリー追加（1,100円/回）、スタイリスト指名（550円/回）、ブランドセレクト（2,200円〜/回）などがあります。
プランの選び方
初めて利用する方には、レギュラープランがおすすめです。最初のうちは好みではないコーデが届くこともありますが、何度か交換するうちに好みが把握され、満足度が上がっていきます。
もったいない？エアークローゼット
料金プランを確認したところで、もう1つ気になる話題に触れておきます。「もったいない」という声です。
この声が上がる背景には、いくつかの理由があります。まず、気に入らない服が届いた時の損失感。「着ないのはもったいないので室内着にする」という声も見られました。
また、返却から次の服が届くまでの空白期間を気にする人もいます。返却された服が倉庫で確認されてから次の発送まで3〜5日程度のタイムラグが発生するため、「月額料金を払っているのに服が手元にない期間がもったいない」と感じるようです。
さらに「1回着ただけで返すのももったいない気がする」という罪悪感や、返送料が1回につき330円かかることへの不満も。「洋服を交換する度に送料が上乗せされると痛い」という声がある一方で、返送しないと新しいのが届かないというジレンマもあります。
「もったいなくない」とも言える理由
ただし、見方を変えれば「もったいなくない」とも言えます。
エアークローゼットには、プロのスタイリストに選んでもらえる、1着1万円程度の服が3着届く（月に総額3万円程度）、クリーニング代が月額料金に含まれている、服を所有しないため断捨離の手間がないといった付加価値があります。一番安いプランでも一度のレンタルで元が取れる計算です。
「もったいない」と感じるかどうかは、プランが自分のライフスタイルに合っているか、使い方が適切かによって変わってきます。
「もったいない」を回避するためのポイント
では、「もったいない」を回避するためのポイントを具体的に見ていきましょう。
レギュラープラン（借り放題）を選ぶ
月に何度も借りられるレギュラープランなら、微妙と感じたらすぐに次のコーデを依頼できます。月1回のライトプランだと、気に入らない服が届いたときに1ヶ月我慢しなければならないため「もったいない」と感じやすくなります。
初心者は特にレギュラープランで複数回交換し、好みをスタイリストに把握してもらうのが効果的です。初月は割引が適用されるため、試すには良いタイミングでしょう。
早めに返却する習慣をつける
返却が完了してから次のアイテムが発送される仕組みのため、アイテムを早めに返すことで月2〜3回の受け取りが可能になります。
詳細なリクエストを伝える
エアークローゼットでは次回配送時のリクエストを伝えられます。オフィス、女子会、デート、子供の行事など、どのような場面で使うファッションが欲しいのか具体的に伝えることで、スタイリストがイメージしやすくなります。
パーソナルカラーを診断してもらったことがあれば、それも記入しておくと良いでしょう。届けてほしくないアイテムを事前に伝えておく機能も活用できます。
こうしたフィードバックをしっかり行うことで、スタイリストが好みを理解し、「気に入らない服が届いてもったいない」という状況を回避できる確率が上がります。
トラブルも？エアークローゼット
「もったいない」という話題の次は、トラブルについても触れておきます。
実際に報告されているトラブルを整理すると、主に以下のような内容があります。
まず、服の状態に関するトラブル。中古品を扱っているため、シミ、毛玉、匂い、ほつれといった状態に関する報告があります。「検品が甘く、何度も返品した」という声も見られました。ただし、アイテム到着後1週間以内にサポートに連絡すれば対応してもらえます。
次に、好みと違う服が届くケース。スタイリストが選ぶため、自分の好みと合わない服が届くことがあります。特に初回は好みが伝わっていないため、期待と異なる服が届くこともあるようです。これはファッションレンタルというサービスの性質によるものと言えるでしょう。
また、料金システムへの理解不足によるトラブルも。月額制のため、服を借りていない（手元にない）期間も料金が発生することを理解していなかったケースです。
そして、解約関連のトラブルも報告されています。解約のタイミングや返却期限に関する理解不足が原因のケースが多いようです。これについては次の見出しで詳しく見ていきます。
トラブルは多いのか？
会員数140万人を超えるサービスにしては、トラブルの報告数は比較的少ないと言われています。また、エアークローゼットのサポート体制は充実しており、迅速に対応してくれると評価されています。服の不具合なども、早めに問い合わせれば対応してもらえるケースが多いようです。
トラブルの多くは「思っていたのと違う」という理由から生じています。自分が想像していなかった服が届く、思っていたサービスと違ったといった内容です。サービスの仕組みを事前に理解しておくこと、詳細なリクエストとフィードバックを行うことで、トラブルを回避できる可能性が高まります。
解約したのに料金が発生？エアークローゼット
前の見出しで触れた解約関連のトラブルについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
「解約したのに料金が発生した」という報告がありますが、多くはサービスの仕組みへの理解不足が原因です。正しく理解すれば回避できます。
「解約したのに」料金が発生する主な原因
まず知っておきたいのが、最終月の返送料とオプション料の請求タイミングです。これらはレンタル料とは別に、翌月にずれて請求される仕組みになっています。
次に、返却期限を過ぎた場合の請求。解約申請後、7日以内にエアークローゼットに必着で服を返却しなければなりません。期限までに返却確認ができないと、次回の請求が発生してしまいます。
返送し忘れによる請求リスクは非常に高く、解約申請をしても服を返却しないままでいると自動的に月額料金が請求されます。返却確認が取れない限り、解約が完了しない仕組みです。
また、解約申請のタイミングにも注意が必要です。正しい順序は「解約申請→返却」。解約申請前に返却すると、次の服が自動配送される可能性があります。
解約時の正しい手順
ステップ1：エアークローゼット公式サイトまたはアプリから解約申請を行います。
ステップ2：解約申請をしたらすぐに返却手続きを行い、返却期限（7日以内・必着）を厳守します。配送日数を考慮して余裕を持って発送しましょう。
ステップ3：返却確認が取れて初めて解約が完了します。
解約申請をしても、服を返却しなければ解約は完了せず、月額料金が請求され続けます。「解約したのに料金が発生した」という多くのケースは、この返却期限の理解不足が原因です。解約を決めたら、すぐに返却手続きを行い、必ず期限内に必着させることが何よりも重要です。
まとめ｜エアークローゼットの口コミ
ここまで、エアークローゼットの口コミについて様々な角度から見てきました。
– 「最悪」という検索ワードが存在するものの、実際には良い口コミの方が圧倒的に多く、3回目以降のレンタルから満足度が急上昇する傾向がある
– SNS上の口コミは賛否両論で、人によって合う合わないが分かれやすいサービス
– 解約理由は好みの服が届かない、料金負担、フィードバックの手間などで、自分のこだわりが強い人には合わない
– 40代・50代女性からは時短とおしゃれの両立、新しいテイストへの挑戦、体型への配慮が高評価
– メインユーザー層は40代〜50代の働く女性で、年齢に合わせたスタイリングが行われる
– ライト、レギュラー、ライトプラスの3つのプランがあり、初心者にはレギュラープランがおすすめ
– 気に入らない服が届いた時の損失感や空白期間などから「もったいない」という声があるが、使い方次第でコスパは良好
– レギュラープランを選び、詳細なリクエストを伝え、フィードバックをしっかり行うことで満足度が上がる
– 会員数の規模に対してトラブル報告は少なく、問題が起きた際のサポート対応もある
– 解約時は7日以内に必着で服を返却する必要があり、返却確認が取れて初めて解約が完了する
エアークローゼットは「最悪」「もったいない」といったネガティブな検索ワードが存在する一方で、会員数140万人を超える日本最大級のファッションレンタルサービスでもあります。
40代・50代の働く女性がメインユーザー層で、プロのスタイリングと時短を評価する声が多い反面、自分のこだわりが強い方からは不満の声も上がっています。
人気のファッションサブスクの本当の評価は、「自分に合った使い方ができるかどうか」にかかっていると言えるでしょう。
▼エアークローゼット公式サイト
氏名：宮城良太(みやぎ りょうた)
生年月日：1995年10月21日
略歴：文化服装学院(工芸課程)→デザイナー(スポーツアパレル)→個人業(財布の製造・ブログ)
好きな言葉：要は慣れ