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ヴィーガンレザーの財布やバッグを購入しようか迷っている方の中には、「本革のような経年変化は楽しめるの?」「どのくらい持つの?」という疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
環境への配慮や動物愛護の観点から注目を集めるヴィーガンレザーですが、実際の耐久性や劣化の仕方については、まだまだ知られていない部分があります。特に、本革製品に慣れ親しんだ方にとっては、ヴィーガンレザーがどのように変化していくのか気になるところでしょう。
最近では、アップルレザーやサボテンレザーなど、植物由来の革新的な素材も続々と開発され、選択肢は確実に広がっています。中には10年以上の耐久性を持つ高品質な素材も登場しており、ヴィーガンレザーの世界は日々進化を続けています。
このブログでは、ヴィーガンレザーの種類や特性、メリット・デメリット、そして気になる耐久性について詳しく解説します。さらに、長持ちさせるためのケア方法や、実際のおすすめ製品もご紹介。ヴィーガンレザー製品の購入を検討している方の参考になれば幸いです。
- 種類と素材の違い
- 経年変化しない特性
- 適切なケアで長持ち
- 高品質製品も登場
目次
ヴィーガンレザーの経年変化は?前編
ヴィーガンレザーとは?種類は?

アップルレザーなども注目を集める|LOVST TOKYOより
環境への配慮から注目を集めているヴィーガンレザー。動物由来の素材を一切使用しない革の代替品として、ファッション業界で急速に広がりを見せています。しかし、ひとくちにヴィーガンレザーといっても、実はさまざまな種類が存在することをご存知でしょうか。
ヴィーガンレザーは大きく「従来型の合成皮革」と「植物由来の新素材」に分けられます。まず、従来型の代表格であるPVCレザー(塩化ビニール)は、最も安価で一般的な素材ですが、硬い質感や通気性の悪さ、独特の臭いなどがデメリットとして挙げられます。一方、PUレザー(ポリウレタン)は、PVCよりも柔らかく本革に近い風合いを持ち、若干の通気性もあるため、より高品質な選択肢となっています。
さらに近年では、植物由来の革新的な素材が続々と登場しています。なかでもアップルレザーは、りんごの搾りかすを20〜30%配合した素材で、イタリアを中心に生産され、比較的普及が進んでいます。また、メキシコ発のサボテンレザーも、水をほとんど使わずに栽培できる環境配慮型の素材として注目を集めています。
そのほかにも、パイナップルの葉の繊維を活用したピニャテックス、きのこの菌糸体から作られるマッシュルームレザー、ワイン製造の搾りかすを利用したグレープレザー、独特の質感を持つコルクレザーなど、多様な選択肢が生まれています。コーヒーかすやマンゴーなど、さらに実験的な素材の開発も進んでおり、ヴィーガンレザーの世界は日々進化を続けているのです。
合皮とヴィーガンレザーの違いは?
「ヴィーガンレザー」と「合皮」の違いについて疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。結論から言えば、実質的にはほとんど違いがありません。ヴィーガンレザーとは動物を使わない革の代替品全般を指し、合皮(合成皮革)は石油由来の化学素材で作った革の代替品を指しますが、財布やスマホケースなどの市場を見ると、多くの場合、従来の合成皮革を「ヴィーガンレザー」と呼び変えただけという実態があります。
なぜこのような名称の変更が起きたのでしょうか。それは「合皮」という言葉が持つネガティブなイメージ、つまり安物や偽物(フェイクレザー)、すぐにボロボロになるといった印象を払拭したいという意図があるからです。一方「ヴィーガンレザー」という名称は、エシカルで環境に配慮した、動物愛護の観点から選ばれる素材というポジティブな印象を与え、若い世代へのアピール力も高まります。
ただし、すべてが単なる名称変更というわけではありません。アップルレザーやサボテンレザー、パイナップルレザーなど、植物由来の新素材は、従来の合皮とは異なる特徴を持っています。これらは農業廃棄物を有効活用したり、水をほとんど使わずに栽培できたりと、環境への配慮がより具体的です。
しかし注意すべきは、これらの植物由来素材も50%以上はポリウレタンなどの石油由来樹脂で構成されているという事実です。また、市場の90%以上は依然として従来のPVCやPUレザーが占めており、植物由来素材はまだニッチな存在といえるでしょう。
本当に環境を考えるなら、質の良い本革を長く使う方がサステナブルという見方もあります。それでもヴィーガンレザーにこだわりたい場合は、アップルレザーやサボテンレザーなど、具体的な素材名が明記されている製品を選ぶことをおすすめします。
デメリットは?ヴィーガンレザーの性質について

経年変化は本革ならでは
ヴィーガンレザーを選ぶ際に知っておきたいのが、その性質に由来するデメリットです。最も顕著な問題は耐久性の低さでしょう。一般的なヴィーガンレザーは3〜5年程度で劣化が目立ち始めます。本革が手入れ次第で10年以上使えることを考えると、買い替え頻度が高くなり、経済的な負担が大きくなってしまいます。
まず、表面のコーティングが剥がれやすく、ひび割れや硬化が起こりやすいというのが特徴的な劣化のパターンです。特に財布の折り曲げ部分やバッグの持ち手など、頻繁に動きのある箇所から傷みが始まることが多くなります。
また、通気性の悪さも日常使いでストレスになりがちです。靴やバッグの内部が湿気やすく、夏場は特に蒸れによる不快感を感じることがあります。革靴と違って、馴染むという性質を持たないため、履き心地の面で劣ってしまうものが多いのは否めません。
さらに、傷やダメージを受けた際の修理が困難という点も見逃せません。本革であればクリームで補修したり、専門店でメンテナンスを受けたりできますが、ヴィーガンレザーではそうした対処が基本的にできないのです。
そして、革製品が好きな方にとって残念なのは、経年変化を楽しめないことかもしれません。使い込むほどに味わいが増す本革とは対照的に、ヴィーガンレザーは時間とともに見た目が悪くなっていく一方です。加えて、熱に弱く、高温環境で変形や変質しやすいという性質もあります。
ただし、すべてのヴィーガンレザーが、耐久性に関しての低い性質を持っているというわけでもないのです。例えば、専門的な試験で10年以上の耐久性が証明されているアップルレザーのような高品質な素材も登場しています。また、動物を使わないという倫理的な価値を重視する方にとっては、これらのデメリットを上回るメリットがあるのも事実です。用途や価値観に応じて、最適な選択をできるようになるのがベストだと思います。
加水分解について|ヴィーガンレザーの劣化
ヴィーガンレザーの劣化について語られる際、よく話題に上がるのが「加水分解」という現象です。特にPUレザー(ポリウレタン製)で起こりやすいこの現象は、素材が空気中の水分と反応して分解される化学変化を指します。しかし実際のところ、日常使いで加水分解に遭遇することは意外と少ないのが実情です。
加水分解が起こりやすいのは、高温多湿な環境での長期保管、クローゼットや箱の中といった密閉された場所での保管、そして5年以上経過した製品です。症状としては、表面がベタベタしてきたり、ボロボロと崩れたり、粉を吹いたような状態になったりします。特に靴のソールや合皮の裏地で発生しやすいとされています。
ではなぜ、話題になる割に実際に遭遇することが少ないのでしょうか。それは、多くのヴィーガンレザー製品が加水分解する前に、ひび割れや表面の傷や汚れといった別の劣化で買い替え時期を迎えるからです。一般的な製品は2〜3年で寿命が来るため、加水分解まで至らないケースがほとんどなのです。
また、日常的に使用しているものは適度な通気があるため、加水分解が起こりにくい環境にあります。さらに現代のPUレザーは、以前より加水分解しにくく改良されているという点も見逃せません。
実際に加水分解が問題になるのは、ヴィンテージスニーカーのソール、長期保管していた合皮のジャケット、使わずにしまい込んでいたバッグなど、特殊な条件下にある製品です。こうした製品は、久しぶりに取り出したときに劣化に気づくことが多いようです。
なお、PVCレザーは加水分解しない代わりに、可塑剤が抜けて硬化やひび割れという別の劣化を起こします。結局のところ、日常使いのヴィーガンレザー製品については、加水分解を過度に心配するよりも、通常の劣化に対する適切なケアを心がけることの方が重要といえるでしょう。
メリットは?ヴィーガンレザーならではの魅力

大容量でも軽量なヴィーガンレザーバッグ|LOVST TOKYOより
デメリットばかりが注目されがちなヴィーガンレザーですが、実は多くのメリットも持ち合わせています。まず最大の魅力は、やはり価格の安さでしょう。一般的なヴィーガンレザー製品は本革の3分の1から5分の1程度の価格で購入できるため、気軽にトレンドを楽しんだり、複数のアイテムを揃えたりすることが可能です。ただし、アップルレザーなどの植物由来素材は本革製品と同等の価格帯になることもあります。
そして何より、動物を使わないという倫理的な側面は、多くの人にとって重要な選択理由となっています。動物愛護の観点はもちろん、ヴィーガンの方や宗教的理由で本革が使えない方にとっても、安心して使える素材として支持されています。
品質面でも独自の利点があります。本革のような個体差がなく、傷やシワ、色ムラといった不均一性がないため、品質が安定しています。これは大量生産に適しているだけでなく、実物を確認できないオンラインショッピングでも安心して購入できるという利点につながっています。
日常使いにおいて特に便利なのが、手入れの簡単さです。水拭きができ、特別なクリームも不要、雨に濡れてもシミになりにくく、カビも生えにくいという特性は、忙しい現代人にとって大きなメリットといえるでしょう。メンテナンスに自信がない方でも、気軽に扱えるのは魅力的です。
さらに、本革より軽量であることも見逃せません。特にバッグや靴では、この軽さの違いを実感しやすく、長時間の使用でも疲れにくいという利点があります。
デザイン面では、カラーバリエーションの豊富さが際立ちます。鮮やかな色彩やメタリックな質感など、本革では実現が難しい表現も可能で、ファッションの幅を広げてくれます。また、水に強いという特性は、雨の日でも気にせず使えるという実用的なメリットにもつながっています。
確かに耐久性や経年変化の楽しみという点では本革に及びませんが、手軽さや実用性を重視する方にとっては、十分に魅力的な選択肢となっているのも事実です。
▼アップルレザーの人気ブランド【LOVST TOKYO】
ヴィーガンレザーの経年変化は?後編
寿命は?ヴィーガンレザーの耐久年数は?
ヴィーガンレザー製品の耐久年数は、素材の品質や使用頻度によって大きく異なります。購入を検討する際は、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。
最も安価なPVCレザーの場合、1〜2年で劣化が目立ち始めることが多く、毎日使うバッグや靴なら1年持たないケースも珍しくありません。表面のコーティングがベタベタしてきたり、椅子のシート部分では割れが生じたりすることもあります。
標準的なPUレザーでは、2〜4年程度が一般的な寿命の目安となります。週数回の使用頻度であれば、3〜5年程度使えることもあるでしょう。一方、高品質なヴィーガンレザー、特に植物由来素材を含むものは、5年程度の使用が可能で、丁寧に扱えば5〜7年持つ場合もあります。なかには専門的な試験で10年の耐久性が証明されているアップルレザーのような素材も存在します。
劣化のサインとしては、表面のコーティングの剥離、特に曲がる部分のひび割れ、ベタつき、硬化による柔軟性の喪失、色褪せや変色などが挙げられます。これらの症状が現れたら、買い替えのタイミングといえるでしょう。
しかし、耐久性を左右するのは素材だけではありません。ブランドの製造品質が大きく影響することも知っておくべきポイントです。本革製品でも、高品質ブランドなら10〜20年以上使えるものがある一方、安価なブランドでは薄い革や雑な縫製により2〜3年で劣化することがあります。
同様にヴィーガンレザーでも、こだわりのブランドが作る製品は耐久性に優れた素材と丁寧な縫製により5年程度は使えますが、ファストファッションの粗雑な作りでは1年未満で劣化することもあります。
耐久性を決める要素は、生地素材の質、縫製の質、金具の品質、裏地や芯材の有無、コバ処理などの仕上げなど多岐にわたります。ブランド選びの際は、修理サービスの有無、保証期間、口コミでの耐久性評価、製造過程の透明性などをチェックすることが大切です。結局のところ、素材×製造品質×メンテナンスの掛け算で寿命が決まるため、信頼できるブランドを選ぶことが長期使用への近道となります。
長持ちさせる方法は?劣化を遅らせ綺麗に使いたい方へ

LOVST TOKYOより
ヴィーガンレザー製品は、素材の劣化を完全に止めることはできませんが、適切なケアによって劣化を大幅に遅らせることは可能です。長く綺麗に使い続けるためのポイントをご紹介しましょう。
最も重要なのは湿気対策です。使用後は必ず風通しの良い場所で乾燥させることを習慣にしましょう。クローゼットで保管する際は除湿剤を置き、ビニール袋での密閉保管は避けてください。通気性の確保が劣化防止の鍵となります。雨に濡れた際などは、乾いた布で水分を拭き取ることが大切です。
次に気をつけたいのが、熱と直射日光から製品を守ることです。夏場の車内や窓際への放置は厳禁で、濡れた際にドライヤーで乾かすのも避けるべきです。
定期的な清掃も欠かせません。週に1回程度、柔らかい布で乾拭きすることで、汚れの蓄積を防げます。汚れが付着した場合は、早めに水拭きして、すぐに乾拭きすることが重要です。※アルコール系のクリーナーは素材を溶かしてしまう可能性があるため、使用しないでください。
また、物理的な負担を減らすことも大切です。バッグに物を詰め込みすぎたり、同じ製品を毎日使い続けたりすることは避けましょう。特に靴の場合は、ローテーションで使用することで、大きく寿命を延ばすことができます。
一方で、やってはいけないこともあります。本革用のクリームはベタつきの原因となるため使用を避け、もしクリームを使う場合はヴィーガンレザー専用のものを選んでください。防水スプレーも、そもそもヴィーガンレザーは水に強い性質があるため不要です。洗濯機での丸洗いや、折り曲げた状態での長期保管も素材を傷める原因となります。
結局のところ、汚れや余分な水分を定期的に拭き取って清潔な状態を保ちつつ、過度な手入れは避けるというバランスが重要です。シンプルなケアを継続することが、長持ちさせる最良の方法といえるでしょう。
財布|ヴィーガンレザー(アップルレザー)のLOVST TOKYO

Apple Samael Wallet|LOVST TOKYOより
高品質なヴィーガンレザー製品をお探しの方に注目していただきたいのが、日本のアップルレザー専門ブランドのLOVST TOKYOです。中でも、同ブランドの「Apple Samael Wallet」は、環境への配慮と洗練されたデザインを両立させた二つ折り財布として人気を集めています(2025年8月時点:19,800円)。
最大の特徴は、パイソン柄のアップルレザーを採用している点。品質に定評のあるイタリア製のアップルレザーを使用し、エキゾチックなパイソン柄でありながら主張しすぎない、スタイリッシュな印象を演出しています。また、内装には、青森県産りんごから生まれた国産アップルレザーとポリエステルを組み合わせ、耐久性と機能性を高めているのもポイントです。
商品名の由来も興味深く、ギリシャ神話に登場する蛇の姿をした悪魔「Samael」から名付けられました。聖書でイヴにりんごを食べるよう唆した蛇にちなんだネーミングは、パイソン柄とアップルレザーという素材の組み合わせを巧みに表現しています。
機能面でも優れた設計が光ります。横約10.5cm×縦約10cm×厚さ約2cmという扱いやすいスリムなサイズを実現。重さも約80gと軽量で、ポケットやミニバッグにも収まりやすいコンパクトなデザインとなっています。
また、コインケースにはBOX型を採用し、スナップを開けると大きく開いて中身が一目で確認できる仕様です。お札は折らずに収納でき、カードポケットは3枚分を完備。使用頻度の低いカードはサイドポケットに収納できるなど、コンパクトながら十分な収納力を確保しています。
さらに、東京の浅草橋の工房で一つ一つ丁寧に生産されているという点も見逃せません。国内製造による確かな品質は、長く愛用したい方にとって大きな安心材料となるでしょう。カラーはブラックとシルバーの2色展開で、どちらも様々なスタイルに合わせやすい色味です。動物を使わないという倫理的な選択をしながら、デザイン性と実用性を妥協したくない方にとって、理想的な選択肢となるはずです。
りんごレザーの耐久性はどのくらいですか?

LOVST TOKYOより
りんごレザー(アップルレザー)の耐久性について、LOVST TOKYO公式サイトの情報をもとに詳しく解説します。一般的に安価な合成皮革は2〜3年で表皮が剥がれてくることがありますが、同ブランドで取り扱っているアップルレザーは、高品質なポリウレタン樹脂を配合しているため、基本的に5年間は安心して使用できるとされています。
特に注目すべきは、国産アップルレザー「aplena(アプレナ)」の優れた耐久性です。この素材は、ポリウレタンの中でもポリカーボネート系の樹脂を採用しており、劣化の度合いを測る試験において10年の合格基準をクリアしています。
「aplena」の開発背景も興味深いものがあります。LOVST TOKYOは素材調達におけるCO2排出量を考慮し、ローカル資源の活用を模索する中で、青森県のJAアオレン(青森県農村工業農業組合連合会)と共和ライフテクノ株式会社との協力により、この国産アップルレザーの開発に成功しました。
JAアオレンでは年間約20,000トンのりんごを集荷・加工しており、そのうち約6,000トンが搾りかすなどの残渣として排出されていました。この廃棄物を合成レザーの原料として活用することで、石油由来原料の使用を抑え、環境に配慮した素材が誕生したのです。単なるアップサイクリングにとどまらず、高品質なブランドレザーとしての地位を確立している点が評価されています。
さらに、アップルレザーは優れた撥水性も備えています。LOVST TOKYOによると、JIS L 1092に準拠した検査で撥水等級4級を取得しており、傘などの撥水加工製品と同等の撥水性能を持っているとのこと。雨の日でも安心して使用できるという実用的なメリットは、日常使いのアイテムとして大きな魅力となるでしょう。
このように、りんごレザーは環境への配慮だけでなく、実用的な耐久性と機能性を兼ね備えた素材として進化を続けています。劣化を心配される方にとっても、十分に信頼できる選択肢といえるのではないでしょうか。
バッグ|ヴィーガンレザー(アップルレザー)のLOVST TOKYO

Apple 2Way Mini Bag|LOVST TOKYOより
LOVST TOKYOは財布だけでなく、実用的でスタイリッシュなバッグも展開しています。その中から「Apple 2Way Mini Bag」をご紹介しましょう。気分やシーンに合わせて使い分けができる、便利な2Way仕様のミニバッグです(2025年8月時点:19,800円)。
ストラップの通し方を変えるだけで、シンプルなショルダーバッグから巾着型バッグへと変身する機能性が魅力です。青森県産りんごから生まれたアップルレザー「aplena(アプレナ)」を使用し、柔らかく馴染みの良い質感が、くたっとしたこなれ感のあるシルエットを生み出しています。
サイズは高さ約22cm×幅約32cm×マチ約13cmとコンパクトながら、500mlのマイボトルや折り畳み傘も収納できる優れた収納力を持っています。重さは約230gと軽量で、長時間の使用でも肩や腕に負担がかかりにくいのも嬉しいポイントです。
デザイン面では、シルバーとゴールドから選べるバックルがアクセントとなり、カジュアルになりすぎない上品な印象を演出。カラー展開はブラック、オフホワイト、カーキブラウン、ダークネイビーの4色で、幅広いコーディネートに対応します。オプションでカラビナの色も選択でき、シルバーとゴールドの両色セットも用意されています(両色セットの場合は20,350円)。
内側にはミニポケットが付いており、鍵やリップなどの小物を整理して収納できる工夫も。余分なパーツを使わずにシルエットチェンジができるシンプルな構造は、日常使いにぴったりです。
ちょっとした外出でもマイボトルを持ち歩きたいけれど、大きなバッグは避けたいという方に最適なサイズ感。環境への配慮と実用性、そしてファッション性を兼ね備えたこのバッグは、サステナブルなライフスタイルを求める方にとって理想的なアイテムといえるでしょう。シンプルでありながら機能的、そして環境にも優しい。まさに現代のニーズに応える、洗練されたミニバッグです。
まとめ ヴィーガンレザーの経年変化は?
ここまで、ヴィーガンレザーの経年変化や特性について詳しく解説してきました。
・ヴィーガンレザーは動物由来素材を使わない革の代替品で、従来型の合成皮革と植物由来の新素材に大別される
・「ヴィーガンレザー」と「合皮」は実質的に同じものだが、植物由来素材を含む製品は環境配慮の特徴を持つ
・デメリットとして耐久性の低さ、通気性の悪さ、修理の困難さ、経年変化を楽しめない点などがある
・加水分解は話題になりやすいが、日常使いでは他の劣化が先に起こるため過度な心配は不要
・メリットは価格の安さ、手入れの簡単さ、品質の均一性、軽量性、豊富なカラーバリエーションなど
・一般的なヴィーガンレザーの寿命は素材により2〜3年程度だが、高品質なものは10年の耐久性を持つ場合もある
・湿気対策、熱や直射日光を避ける、定期的な清掃など適切なケアで劣化を遅らせることが可能
・LOVST TOKYOの「Apple Samael Wallet」はパイソン柄のアップルレザーを使用した機能的な二つ折り財布
・国産アップルレザー「aplena」は試験で10年の耐久性が証明され、優れた撥水性も備えている
・LOVST TOKYOの「Apple 2Way Mini Bag」は2Way仕様で実用性とデザイン性を両立したミニバッグ
ヴィーガンレザーは経年変化による味わいは期待できませんが、適切な選択とケアにより、環境に配慮しながら長く愛用できる素材として十分な魅力を持っています。
▼アップルレザーの人気ブランド【LOVST TOKYO】

氏名:宮城 良太(みやぎ りょうた)
略歴:文化服装学院→デザイナー
使いやすさを大切にしたモノづくりとファッション分野の情報発信に取り組んでいます。